下げを見込んでいながら、GW前にすべてを決済し微損で終わったドル円。ユーロ豪ドル買い

GW中は、ほとんど相場をやることができず

先週の金曜の段階で、ドル円のショートはすべて決済してしまった。

 

しかも東京時間の107円ジャストあたり。

 

4月の月末、ロンドンフィキシングで急騰したドル円

テクニカル的に見れば、完全い真逆の最低の投機だったと思うが、

 

その翌日、金曜の東京勢は、またもそのNY時間のそのモメンタムに追随するという奴隷同然の愚行を犯し

NY終盤に107.50からトップアウトしていたところで、107を割れようかというところで

東京時間早朝には、そこに買いを入れる間抜けどものために、107.40まで上値を伸ばすことになった。

 

そこから東京市場

米株先物は下落しているにもかかわらず

ドル円底堅いままで、

きの金曜の夕方前までが自分の取引できる時間のデッドラインだったため

107アッパーで結局、すべてのポジションを決済して、ドル円ショートは終了した。

 

ポジション

USD/JPY  S 107.468 107.466 107.309 107.059 107.019  106.986 106.901  106.893  106.846  106.840  106.832 → 107.01 決済(利食い損切り

 

ドル円の続落には絶対的な自信があったが

東京市場で下割れせず

しかも自分のトレードは基本スイングではないため、あまりにものNY追随の能無しトレードに嫌気がさしてすべてをスクエアにした。

 

そこから相場が見られなくなったのだが

夜半見れば、ロンドン時間から107を下割れ…。

 

もっと早くこの状況が起こっていれば、ホールドもできていたものを、もうポジションスクエアの状況からは、その結果を指をくわえてみれいるしかなかった。

 

そこからゴールデンウィーク中はじり安で推移し続け、連休最終日の本日には

106ミドルも割れての106.30あたりまで下落が進んでいた。

 

結局、GWウィークは円高だったのか…

というと、チャートを見ている限り、そういう感じはしなかった。

 

GWで進んでいたのはドル高で

そこでのドルストレートの下落が

クロス円での下落も促し

結果、ドル円も上値が重く進んでいた結果のように思う。

 

GW中は、結局、トレードをいっさいしない形となったが、

 

連休最終日、明日の東京市場再開も控えた本日、いろいろと考えた結果、

ユーロ豪ドルを買うことにした。

 

5月もまだ始まったばかりで、今月の相場の流れはまだよく見えないところがあるが

 

現状、チャートを見る限り自分的にイメージしているのはドル高である。

 

先月は豪ドル高を筆頭としてドル安が進み続けたが

その巻き返しになってきているのが現状に見え、

 

その逆流から最も値幅があると思えるのが

ドル買いからの逆流を最も受けるのが豪ドルと思え、

 

となれば、いよいよ豪ドルドルは売り場と見えるが、

豪ドルドルの売りよりもはるかに値幅が稼げると現状見ているのがユーロ豪ドルである。

 

先月のユーロ豪ドルは、もともとが狂った買いで上昇した買い豚の投げもあろうが

そこに途中から便乗してきた投機的なにわかの新規売り豚の圧力もあり

 

あまりにもその下落が一方的過ぎた。

 

一律なドル売り相場であったなら

豪ドルドルとともに、ユーロドルも上昇してもよかったような状況のなか

ユーロドルはむしろ上値が重いままで、

むしろ下落さえ強いられたことで

 

ユーロ豪ドルの下げ足はより苛烈となり

ユーロ豪ドルの買い豚としては絶望を覚えるほどに、ユーロ豪ドルは、一方的な下げを演じることとなった。

 

これが転換したのが、月末のロンドンフィキシングに伴うユーロドルの反騰で

 

ドル円もともに上昇したことには欺瞞性しか感じなかったが

 

ユーロドルやポンドドルの上昇というんは、

4月相場の投機的な欧州通貨の売り持ちの解消を示す明確な流れであったように思う。

 

このドル売り相場でありながら欧州通貨は重かったという先月の相場の反動からのユーロドルの下げの買い解消は

下5月のドル買いへの展開を示しつつもその下値の硬さを維持するように思え

 

ドル売りの打撃はここから短期的に一気に引き受けることとなるのは豪ドルとなるのではないかと思う。

 

その序章として、というわけではないが、

ユーロ豪ドルは4月末取引で、すでに300pips以上、ショートカバーが続き

5月に入っても、その同値以上のショートカバーによって

結果、600pips以上のショートカバーを演じる結果となった。

 

4月の末、この戻り過程を見た時に、ユーロ豪ドルの買い場を探そうと思ったが、

その戻りはあまりにも一方的で

買いで入る機会が取れないまま

その戻りは1.6830あたりから、

1.72まで突っ走る結果となった。

 

そこからトップアウトした後は

そこから今度は一方的に下落し、

1.72から1.68割れまでと、今度は300pipsもの下落。

 

ユーロ豪ドルに乱高下が激しくなってきた状況だが、

こうした上下の乱高下は天底で起こりやすい乱高下で、

この大ぶりかつ凶暴な上下動が、

ユーロ豪ドルのこれまでの下げ相場がすでにいったんの底を迎えていることを示唆しているように思える。

 

豪ドルドルの戻り劇場は

テクニカル的に見れば、完全に終了しており、

その下げ調整のメドは、0.63割れくらいまでは射程に入る状況となっている。

 

現状、豪ドルドルは0.6430あたりにあるため

0.63割れまで狙うとしたら150pips近くの値幅が狙えることとなるが、

 

ユーロ豪ドルは、現状、1.7450手前まで狙えそうな状況で、

現状、1.6850あたりにユーロ豪ドルがとどまっていることを考えれば、

その狙える値幅は600pipsあまりに及ぶ。

 

月末月初の600pipsものショートカバーによって、

底値でも突っ込み続けていたAI、人間を含めた欲豚どもは根こそぎ損切になったとともに、

上から売っていたまだ利益のある売り豚たちも、利食いでポジションを閉じているはずである。

 

ここで戻りに戻った1.72あたりから再度売り豚の攻勢がはじまったようだが

 

短期的な売り買いの比重は、完全に売りに傾いた状況となってきており、再度、ショートカバーが再開される可能性が高い。

 

先月のユーロ豪ドルが1日100~200pips単位で面白いように下落していったのは、

 

それまでのユーロ豪ドルを買いまくった狂った買い豚どもの買い玉が大量に溜まりすぎていたからで

ユーロ豪ドルを売り仕掛けする玉をはるかにうわまわる買い玉が市場に残存していたからであろうと思う。

 

それらがあらかた消されたのち

600pips以上ものショートカバーが起こったことで、

既存のショートポジションが大量に切られてていく流れとともに

それとは逆にここで売り上がり続けた売り豚どもの売り玉の増加であろうと思う。

 

底値圏から売り上がっていった豚たちは、1.72あたりでのトップアウトからの300pips超の下落で、なんとか逃げ場を作るチャンスが生まれることとなり、

 

1.68割れからまで押した後の現状、さらなる続落というよりは、

そこで生じるのは売り上がって死にかけた売り豚たちの、やれやれの利食いまたは損切り、による売り玉の解消であろうと思う。

 

たしかに、ユーロ自体のファンダメンタルズ的な価値を見れば、この通貨に買うべき魅力は感じない。

 

ただ、現状は、平常の金融相場ではなく

コロナウイルス問題がくすぶり続ける異様な状況である。

 

この状況は、米国はもちろん、主要各国の経済を大きく押し下げていくことが警戒されているはずで

 

すでにその期待値が低すぎるユーロに比べて、ユーロ以外の主要国の下げ幅の方が今後大きくなる世に思える。

 

為替相場は相対的なものであり

 

すでに期待値のない欧州に対して期待した10下がっても

その他主要通貨が20下がったとすれば

相対的にユーロは強含むこととなる。

 

こうした相対評価によって

ダメな通貨なのに買われる、という動きが

株にはない為替特有の動きである。

 

今後、中短期で自分がイメージしている流れは、しばらく続きそうなドル買いの流れから

ユーロが積極的に買われていくことはないとは思いつつ

その下値は限定的となるのに対して

豪ドルは強く売られていくというイメージである。

 

結果的にこれがユーロ豪ドルの強烈なショートカバー再開の動きを助長するように思っている。

 

先月は、ユーロ豪ドルを買い向かい続けたことでひどいめにあい続けたが

今月は、逆にユーロ豪ドルを売ることにはリスクしか感じない。

 

ユーロ豪ドルは、3月半ばに1.9780アンダーという買われすぎたが、

これは現在のコロナウイルス拡大懸念を先回って織り込みすぎた結果のオーバーシュートではあったと思うが

 

とはいえ、この織り込みは、このあまりにも過剰に買われすぎという結果となったから、その後の大きな逆流を生んだにすぎず

現在のロックダウンをはじめとした、世界的な経済への殺人的な停止状況を見れば、、その織り込み自体は間違たものではななったといえる。

 

問題は、織り込むにしても、その織り込みが暴力的過ぎて、適正価格を大幅に上回るような買いがグリードどもによってもたらされたということで、

 

ユーロ豪ドルの3月半ばまでの上昇相場が終了したことを意味しているわけではないと思う。

 

ここまでユーロ豪ドルが上値を削っていったのは

二番底を目指すどころか

むしろ上昇を止めなかった米株の流れがゆえである。

 

効くところによれば、4月の米株の上昇率は

過去30年でも最高記録となったとの話である。

 

金融市場だけは、現在のコロナウイルス問題と世界とは別の世界で動いているかのようなリスクオンを続けているが、

 

現在の経済窒息状況から、企業の大型倒産も生じ始めているなかでユーフォリア

それが相場というものであるとしても、

庶民感覚からは明らかにかけ離れているもので、

ウォール街を筆頭としたこうしたユーフォリアは、一般市民からしてみれば、多いなる反感を覚えるものであろう。

 

だから株価は二番底をいがて目指す

というような希望的な観測を述べるつもりはない。

 

株価はともあれ、ユーロ豪ドルのテクニカル的に見れば、もう下がりの目はない、と思うからユーロ豪ドルを売り。

 

ポジション

EUR/AUD L 1.68531 1.69535 1.68537