ドル円売り、ユーロドル買い。

本日はロンドン市場序盤に

また性懲りもなくユーロ豪ドルを売ってしまった。

 

ユーロ関係がいきなり上窓を開けて跳ね

1.63前半にあったユーロ豪ドルが、いきなり1.6330越えまで跳ねてきた。

 

これを1.633~1.634あたりで暫時ショートしたのだが

上げの勢いが強すぎて、押したところで微益ですべて決済した。

 

結果的にユーロ豪ドルは、またも上値を伸ばし、1.638越えまでもの上昇なのだからめちゃくちゃである。

 

そこからはドル円買い。

 

短期的にはレジサポ転換したようで

107.40あたりから買っていったが

107円ミドルから上に自信がなく

10pips弱ほど取ったあたりで利食いでスクエア。

 

本日のユーロの急騰は

どうやらFRBのドル利下げ期待に類する発言のようで

 

ドル売りの受け皿としてユーロが買われたようだ。

 

そんななかでドル円が上値を追うということは、

 

ただ、ユーロ買いに派生する円売りから

ドル円は結局上値を伸ばしているだけにも見えるが

それにくわえて、ロンアニお得意の東京刈りの意味もあって、ドル円の主導的な買いも行われたように思う。

 

とにかくNY様に追随するしか能がない

東京勢が、本日も性懲りもなく

NY様の売りに追随して107円割れ寸前まで安値を更新させてきた。

NYにとってみれば、売っておけば、

東京勢はつねにさらに売ってきて利食い場を提供してくれるいい忠犬である。

 

とはいえ、昨日のような二匹目のドジョウはなかったようで、

本日の東京勢はロンアニどもに徹底的に踏みあげられた。

 

おかげで、東京時間にドル売りしていた売り豚どもは

一人残らずアゲインストに置かれているのだから

なんとも無様なものである。

 

ただ、円安相場と投機買いのみによって戻ったドル円は、

ロンドン時間にいい戻り目ができたようなものである。

 

と、いうことで、本日のデイトレはユーロ買い継続にかけてユーロドル買いに加えて、ドル円売りも加えておいた。

 

最初、ユーロドルは直近の値動きから戻りピーク水準にみえため

最初は、1.1315あたりから売っていたが

1.13より下の底値の硬さを感じたことから

微益で利食いしたのち、ロングに切り替えた。

 

そして、ユーロドルの上昇に対して

ポンドドル、豪ドルドルなどは売られてはいるものの

ポンドの下落は、ユーロポンドのユーロ買いや

ユーロ円上昇における円売りからのドル円上昇

ポンドドルからのドル買い傾斜(文章にするとややこしい…)によって下げを演じているだけに見える。

 

豪ドルドルの下落については、

ユーロ豪ドルにおけるユーロ買い圧力と

上記の巡り巡ってのドル買いからのダブルの売り圧力によって下げ、

 

これら理由でユーロドル以外のドルストレートが下げているように思え

 

とはいえ、地合いはドル買いではなく、ユーロ買いの結果であるとみている。

 

 

基本はユーロ買い気味に推移しているということから

ユーロドルはやはり買い。

 

ロンドンのドル円は、ユーロ円買いからの円売りの漁夫の利を得ているのみだと考え

円売り相場が収まれば、結局、また下値を追っていくのではないかと思っている。

 

 

ロンドン時間のドル円の上昇は

ユーロ買いにおける円売りから派生したものであり

ドルの買い戻しによっての上昇ではない、と思っている。

 

今夜は週末につき

ドル円は、107~107.5のレンジあたりがせいぜいではないだろうか。

 

そもそも昨日、ドル円は下げすぎた。

1日の平均変動率が50pipsほどのドル円

100pips近くも動き、

 

このヒステリックな流れも

週末くらいは調整してもいいようにも思う。

 

要するに本日のドル円は押しすぎたレートからのショートカバーのイメージが抜けきらず、短期アップトレンドとはいえ、ここからぐいぐい上値を追っていくイメージがわかない。

 

ドル円の上値が抑えられ

ユーロドルが下落するとすれば

ユーロ円は、下げの方が勝るはずで

 

ここで少しでも円高相場に傾斜すれば

現時点からだと、最も下げ切っていないユーロ円の下げが最もパフォーマンスが稼げるのではないかと考えている。

 

ドル売りの受け皿としてユーロが買われた流れの円売りに乗じて、ドル円の上昇とともにユーロ円は上値を伸ばしただけのように思え、

 

ユーロドルが下げ幅を広げれば、

やげてユーロ円もそれに追随するのではないかと思っている。

 

救いがないのはユーロ豪ドルで

いくらユーロドルが弱含もうと

そこに派生するドル買いから

ユーロ以上に下げ幅を広げかねない豪ドルドルの下落が合わされば、ユーロ豪ドルは今夜もむしろ上昇するとさえ思える。

 

と思っていたら、ユーロ豪ドルは、本日も上値を伸ばし

もはやレートは1.6375まで

天井最高値からの戻しとしては、ちょうど61.8%の戻り位置とはなるが

豪ドルの弱さからすれば

全戻しにすらなりかねないため、

もうほっておくとする。

 

市場がいつまでも脱却する気配のない豪ドルの先安観

というものが払しょくされないかぎり

豪ドルがらみ通貨ペアでの豪ドル買いは

現状、パフォーマンス最悪である。

 

とはいえ、ユーロ豪ドルを買っていきたいとは全く思わない。

 

週末の本日は初心に返って、ドル円、ユーロドルでトレードしていきたい。

 

ポジション

EUR/USD  L 1.13094

USD/JPY  S 107.508