ドル円はすべて利食いし、ユーロ豪ドル売り積みまくるも、下値が堅く結局ドテン。

ドル円は、109.90アッパーに抵抗帯があるためすべて利食いして、スクエアに。

 

残ったのが、

またも自分を苦しめるのがユーロ豪ドル。

 

ユーロ豪ドルは、ロンアニの1.0650からの買いがいまだキープされ買いが継続し続けている。

 

あそこの押し目買いが、その後の上昇の起点になるとは、

やはり欧州ロンドンのクジラの力は恐ろしい。

 

ユーロ豪ドルのショートに固執してしまった理由は、NY序盤のイタリアの政変におけるユーロのネガティブコ愛量にあった。

 

しかし、その裏でひそかに進んだ豪ドルのダウントレンドが

 

ユーロの弱さをもってしてもそれ以上の豪ドルの弱さを生み

 

ユーロ豪ドルの上昇をより強める結果となった。

 

そしていつものようにユーロポンドでポンドが売られることは、ユーロ買いの追い風に。

 

本日はさしたるネガティブ報道のないポンドが沈み、豪ドルが沈むなか

 

ユーロドルに至っては、前日比プラスである。

 

ユーロドルはもはや値動きがまったく読めない。

 

下値も追わず上値も追わないまま

 

1.11~1.12の値幅のなかで

強烈に買われたり強烈に売られたりする乱高下相場を繰り返している。

 

そんななか、ポンドの弱さと、豪ドルの売られ地合い(豪ドルは弱いとは思わない)、によって

 

これらの対ユーロ通貨、ユーロポンドやユーロ豪ドルなどのユーロクロス通貨は、漁夫の利で一方的な上げを演じてきたのが今月である。

 

根本的な相場観として

個人的にドルについで問題があると思っている通貨は

 

ポンドでも豪ドルでもなくユーロである。

 

不安感のみで売られ続けるポンドであり豪ドルだが、

 

本来の意味で最もやばい通貨はユーロであると思っており、

 

その意味で、現在のユーロポンドやユーロ豪ドルの上昇は、幻のようなもので

 

まっとうな判断を判断に照らせば、ユーロポンドもユーロ豪ドルも暴落してしかるべき状況だと思っている。

 

しかし、それがなかなか起こらない…。

 

 

オーバーシュートと考えている、1.61を超えた後も

 

アップトレンドが割れた豪ドルの執拗な売りに支えられて、じり上げを続けている。

 

ユーロの弱さもものともせず、

豪ドルドルが安値を掘り続けてしまっているがゆえに

ユーロ豪ドルの上げが止まらなくなっている。

 

もっとも避けたかった豪ドル主体の売り相場がはじまってしまったことで、

 

ユーロ豪ドルの消去法上昇がまたもはじまってしまった。

 

月末間際にユーロ豪ドルのアップトレンド回帰は、本当にやめてくれ…。

 

1.6077までの綾戻しで十分だったものが

NYも買いを継続させ、1.6125あたりをの戻り高値まで買い上げられ続けた。

 

あれだけ上げるのに苦労したのに、

上がりだすとあっという間である。

 

あれあだけ落ちるのに苦労した豪ドルドルが下を割れてからが早く、

豪ドルドルにトレンドが出てしまったことで、

豪ドルに主体的な売りが入ってしまい

 

ユーロドルも不安定な流れの中にあっても

豪ドル主体で値が運んでしまうユーロ豪ドルは豪ドルドル以上に強烈な値幅を作ってしまった。

 

またもユーロ豪ドル地獄である…。

 

今月のユーロ豪ドルに対する恨みは、本当に骨の髄まであって

 

ポジションを軽くしたくてドル円のロングを捨ててしまったというのもある。

 

ユーロ豪ドルは、

1.6120アッパーから1.6080代までずらりと売りをナンピンで売りあがって並べたうえで

 

1.6100の下値の堅さに嫌気がさして

 

全決裁でスクエア。

 

いたしかたなくロングに切り替えた。

 

損切りは、1.61割れ

 

これで負けたらもういいわ。

 

ユーロ豪ドルの売りなら、トレンドのなくなった豪ドルドルは何もできないが

 

続伸を考えるなら

豪ドルドルは売りである。

 

 

 

ポジション

EUR/AUD L 1.61045

AUD/USD  S 0.69159