ユーロ豪ドルの先々週の損切りは、ど天井だったことが、ほぼ確定すつつある…くそっ

あまりの悔しさに震えがくる…。

今月GW明けから

執拗なまでの上昇を続けていたユーロ豪ドルは

2週間にわたって高値を更新し続けた。

 

こちらはずっ売りで立ち向かい、今週こそは、とリスキーな週マタギも2週にわたっておこなったが、反落の兆しは見えず

先々週、5月17日金曜日、この週末でポジションを閉じようと決めていた野江、ついにすべてをあきらめて1.6260あたりで損切りしスクエアにした。

 

金曜を経て状況が変わらないようなら

すべてを決済しようとはもともと思ってはいた。

 

そしてNYクローズまぎわに損切りを選んだわけだが、

少しはましなところで切らせてくれればよかったものの、

グリードどもの執拗な豪ドル売りは

レートをNYクローズ間際まで上げ続け

結局、土曜の未明に損切りしたときが

1.6260あたりの日通し最高値

それはこの週の最高値ともなるとともに

その時点では5月の最高値ともなった。

 

そして、その週の週末、

豪州の選挙結果云々とやらで

翌週の月曜には、5月20日には、いきなり100pips以上も窓を開けて下落。

 

その後、自律反発で窓埋めまでは伸びたものの

結局、そこから再度の下落で

 

現在は、1.6150も割れた状況で

テクニカル的には

今月突き進んでいたアップトレンドはすでに消滅しているとともに

短期的にはダウントレンドとなっている。

 

自分の我慢の限界、心折れたところが

まさにユーロ豪ドルの戻りの天井となってしまったのである。

 

そしておよそ一週間の様子見を経て

本日はユーロ豪ドルの戻り売りを、1.6180アンダーから試みた。

 

1.6180アッパーに損切りを置いておくと

そこを何度か試され、損切り

持ち直し、持ち直し、を繰り返し

1.6180アンダーの売りをキープしたところ

 

レートは落ちて、1.6150まで

 

当初のターゲットは1.116140アッパーに置いておいたのだが

何度も±10pipsで乱高下するレートに嫌気がさして、

すべてを決済してスクエアとしてしまったら

 

しばらくのちに、1.61ミドル50も割れて

レートは1.6120アッパーまでも下落である。

 

ホールドするとまくられ

チキン利食いをすると伸びる…。

 

昨日もまた、ド下手なディールを繰り返してしまっている。

 

さらに最悪なのがドル円

 

109.40アンダーから売りを入れたら

109.60アンダーまで伸びて損切…。

 

押し目買いに切り替えて、109.50アンダーから買いを入れ

押し安値109.45下に損切りを入れておけば

安値を更新され損切り

 

すでに往復ビンタ状態で

ふたたび、109.45アンダーからショートを入れれば

109.40アッパーが押し安値となり

そこからまた上昇。

 

さすがにここは手動で微損で逃げ

ロングに切り替えたところ、ようやく利が乗ってきたが、これもまた下押しされてポジション消滅した。

 

ユーロ豪ドルはといえば、

1.6125あたりに直近高値の上ヒゲがあり

ここから綾戻りのロングを狙うも、

上値が伸びないことから、微益で逃げ、ショートに切り替え。

 

1.6180から持てていたショートが

60pipsも下の位置から再度のショートである。

 

かなり下からのショートとなってしまったが、

直近高値の上ヒゲ先でサポートされず、そのうちが割れレートが収まってしまった段階で、ユーロ豪ドルには続落の目が消えていない。

 

本日のユーロ豪ドル1.6180からのショートを1.6150で利食いしてしまったことは、ほんとうに悔しい。

 

ユーロ豪ドルが下げ足を強めるであろうことは今回はばかりは自信があった。

 

理由はユーロドル。

 

これまでユーロ豪ドルが上昇を続けていた理由は、ユーロが豪ドルに勝っていたわけではなく、

完全に消去法の結果である。

 

まず鍵はポンドの絶望的な弱さである。

 

このポンドの弱さがユーロポンドにおけるユーロ買いを促した。

 

そして、もちろん、米中問題や株安から派生する豪ドルの弱さもある。

 

豪ドルの弱さから、対ドル、対円での弱さが生じ、対豪ドルで、ドル買い、円買いが進んだ。

 

このドル高は、ユーロ安をもちろん生むことになったが

ユーロポンドにおけるユーロ買いが

豪ドルの下落よりもユーロの下落の方をより緩慢にし

 

結果、消去法的にポンド豪ドルが下落しているにもかかわららず、

ユーロ豪ドルは上昇するというねじれを生むことになってしまった。

 

ここ数週間の豪ドルドルに典型的に見られた形だが

どこまで下値を追おうとも

豪ドルは執拗なまでに売られ続けていた。

 

ドル買いリスクオフの状況であっても

ユーロドルはそこまで粘着質な売りは繰り返されず

もちろん、ポンドは最弱なので、同様に売られたのに比べては、下値は限定的となり

 

強烈な豪ドル売り、ポンド売り、リスク回避的のドル買い、円買い

 

上記の構図では、ユーロドルにおける、ドル買いのユーロ売り、ユーロ円における、円買いのユーロ売り

 

といったような消去法的なユーロ売りはあっても

 

主導的なユーロ売りはまったく見られなかった。

 

主体的な動きをしていたのは

ポンド、豪ドル、ドル、円で

 

この消去法的な流れの中でもっとも動きが膠着していたのがユーロで

 

その動きのないユーロに対して豪ドルが売られることで

ユーロ豪ドルは主体性のないまま上昇し続けてきたのだろうと思う。

 

だからこそ、自分はユーロ豪ドルを売り続けていたのだが

その主体性のないアップトレンドは

結局、1.59から1.630寸前までと

300pips以上も続いてしまったのである。

 

ユーロ豪ドルの強さが、ユーロの強さから派生などしていないことは、先週の動きでより明らかとなった。

 

ユーロドルは先週、1.11割れ寸前まで突っ込んだが

そこから100pips近くもリバウンドした。

 

これはまたもドル売りからの消去法的なユーロ買いだが

 

これだけの戻りをユーロドルが見せるのはかなりまれで

 

ユーロが主導的に強いというならば、

この流れで、ユーロ豪ドルも大きく上伸してもよさそうなものを

ユーロ豪ドルの上昇はかなり限定的で

先々週末の月初来高値を超えないことはおろか、その日も、翌日、ユーロドルが高値を更新した週末も、日足陰線を作るに至っている。

 

先週、ドル売りという強烈な巻き戻しが起こった時に

ユーロドルとともに豪ドルドルも戻したからで

 

つまりユーロとともに豪ドルもドル売りによる買いが発生した

つまり、ユーロのみならず豪ドルも買われていたわけで

ユーロ豪ドルの燃料はユーロではなく、豪ドルであるために

豪ドルが上昇すれば、ユーロが上昇しようともユーロ豪ドルは下がるのである。

 

結局、ユーロ豪ドルの燃料は

ユーロ買いなどではなく、

豪ドルの売りである。

 

逆に、ポンド豪ドルにおける燃料はポンド

 

豪ドルドルにおける燃料はドルである。

 

現在は、どちらかといえばドル売りが主導的な地合いであり

 

どうなれば、豪ドルドルで相対する豪ドルは買われることとなる。

 

となれば、ユーロ豪ドルは当然、上り目はない。

 

ということで、これからも引き続き、ユーロ豪ドル売りを狙っていきたい。