ユーロドルをようやく買い転換(1.13737) 完全に騙された…

ユーロドルは値幅がないなかで方向感がまったくなく

トレンドを狙って、買っても売っても負けてしまう…。

 

この膠着状態はいつになったら終わるのか…。

 

ひさしぶりにちゃんとやろうと思ったら、このざまである。

 

ユーロドルは、1.1340より上を守ったとはいえ

レンジを、1.1350~70に引き上げたのみで

 

結局、本日も小動きのレンジである。

 

それなのに大負けしてしまった…。

 

上に走ると思って買うと、下に押され

下落してしまうと売ると、上がってしまう、

というのを繰り返してしまったからである…。

 

もとをたどれば、1.1356あたりから1.1370抜けを狙ってロングを持っており

1.1340割れにストップを置いてそれを放置していれば

なんの問題もなかったところ

 

1.1370を抜けて、1.1375に届いたとたん、一気に反落したことでリズムが崩れた。

 

1.13175は、1.1275あたりからの戻りのスイングでの

フィボナッチエキスパンションのちょうど61.8%戻しにあたり

ここで反落したことで

 

1.1230からの反転の悪夢がよぎった。

 

週末の、1.1230からの戻しについても

フィボナッチエクスパンションのちょうど節目に位置していて

それを守り反発し、いまがある。

 

ユーロドルの戻りのメドが、そのときと同じように

1.1375で終わってしまったのかと思い

 

売り目線でそこから動くことになってしまった。

 

いったん、1.1350から反発し1.1360に戻ったことで

やはり買いかと、目線を修正しか売りを持ったところ

それすらも、0時の指標時で、下に割れ損切り

二段階にわたって安値を更新されたことで

完全に買いの恐怖にとらわれてしまった。

 

この段階で、本日のユーロドルは日通し安値をわずかに更新すらしてしまったのである。

 

為替相場は大衆を完全に売り目線でしばりつけ

そのフリーズ状態から、ようやく上に担ぐというのはよくあるパターンだが、

 

今回の動きもまさにそれで

 

そうした売りを完全にダマシにした後で、上昇を開始し

そうして反転したユーロドルは、結局、1.1370を再び超えて

日通し高値を更新。

 

そこからは、ようやく、1.1370をサポートとして守りながら

今度は高値滞空である。

 

ふざけんな…としか思えないが

 

相場はダマシ合いで殺し合い。

 

こうして、ユーロドルを買おうとしていた買い豚は

追随する大衆なしに、悠々と買いを進められ

買いについてこれず、

売りで目線を止められてしまった大衆はむしろ

損切りによって、その買いに貢献させられる始末である。

 

結局、ユーロドルは、NY時間に日通し安値と高値をともに更新する始末。

 

このレンジ幅の拡張を思えば

その前のロンドン、東京はなんだったのか…という感じである。

 

こうなってしまったら、もう1.1370は当面下に割れないのではないかと思えてしまう。

 

今日の自分の敗因は、結局、最悪の時間的なタイミングで右往左往させられてしまったことである。

 

時間的なタイミングというのは、20時から0時の間である。

 

この間は、利食いや仕掛け等から

トレンドとは異なる動きをしがちで

ユーロドルが大枠で戻りを見せるとしたら

この時間帯は、その反対の動き、つまり下落が起こりかねない時間である。

 

自分はこの最悪のタイミングで、ユーロドルを買ってしまった。

 

結果的に買いで損切りされ、では売りかとみたとしても

これは、たんなる調整の動きのなかでの下落で

そこに売り向かっていっても、それは本来の値段に向かって押し戻される。

 

とにかく、入るタイミングが最悪すぎたということである。

 

本日欧州時間は、1.1370の抜けを狙い買ったことで

抜けはしたものの、結局、その調整時間帯の下落にやられてしまい、

 

そこから調整の売りは完了したにもかかわらず

1.1360~50から売っていっていってしまった。

 

ここで勇気をもって買いをしていれば、かなりいいレートからの買いを持つことができた。

 

しかし、自分は、本来の買い豚が、大衆を恐怖で売り目線にしたあとで

悠々と買っていく流れの中で

この仕掛けにまんまとはまり、買いの恐怖から売り向かい、

 

下の値幅をほとんどとれないまま、1.1370を再び超えられて

その過程で損切された。

 

 

1.1370を超えた後も、またもう一度のダマシで

1.1370を割ってきたものだから、

損切りされたあとになって、

1.1370を割れたところでまた売りに切り替え損切りされてしまう。

 

その仕掛けにようやく気付き、いまさらながら買い持ちしているが

1.1375という現在のレンジからすればかなりの高値圏で

 

もっと早く気付ける瞬間は何度もあったのに

売り続けていたことが本当に悔やまれる。

 

いまさらながら、ユーロドルはじり上げ基調になっているが、

いまになって、ようやく、買い豚たちがポジションを投げ始めているのだろう。

 

これを狙っていたのに

こんな高値からようやく買いになるなんて、

ほんとに下手くそすぎである…。

 

 

いずれにしても、ユーロドルにせよ、ドル円にせよ

その値幅は相変わらず限定的である。

 

その最大の原因は、ポンドである。

 

ここ何日かは完全にポンド劇場で

その他通貨は、すべて対ポンドの売り通貨として

ポンドの独歩高を讃えている感じである。

 

ポンドはここまでかと思わせるところからもさらに上昇し

いつでも反落しそうな恐怖感もありながら

結局、高値を更新し続ける。

 

いまポンドを取引するのはそうとうに難易度が高いと思う。

 

まず、その他通貨がほとんど値動きがないなかで

ポンドだけが上昇しているのだから

その上昇を信じられるものなどほとんどいないのではないだろうか。

 

となれば、皆が皆ポンドを売るわけで

それが担ぎ上げられるのだから、それら損切が買いとなって

ポンドの上昇をさらに後押ししていく。

 

自分はポンドははなからかかわるきもなかったが

かかわったトレーダーは、かなりひどい目にあったのではないかと思う。

 

このポンドドルの狂ったような上昇によって

 

ユーロドルの戻りも結局は、

ポンドドルのドル売りの影響を受けた連れ高なだけで

ポンドが上昇をやめればいずれ叩き落されるのではないかという恐怖感が湧いてしまい、ユーロドルの買いにぎりぎりまで買われなかった。

 

さらに、ポンドドルが上昇しているとはいえ

ユーロポンドは、前日比100pipsあまりも下落し

すさまじい勢いで、対ポンドに対して、ユーロが売られている。

 

ポンド豪ドルなども、前日比200pips以上の上昇

ポンド円も1.5円近くの上昇…。

 

なんなんだよ、いったい…。

 

ポンドドルが上昇とは言え

その他ドルストレート通貨は

ことごとく、対ポンドで売られているので

ほとんど値動きが取れていない。

 

そのくせ、ポンド主導で引きずられてしまうため、

ユーロドルや豪ドルドルなどのドルストレート通貨は、

まったく根拠のないところで反発したり下落したりして

 

 

そんな動きに翻弄され続け、

ここに至るまでの間に、えらいこと負けた…

 

 

1.1375は、1.1275あたりから引いたフィボナッチエクスパンションの

ちょうど61.8%の戻りにぶつかるところで

 

1.1230のときもそうだが、

またしても、フィボナッチのラインが壁になり

ほんと、欧米のトレーダーはフィボを妄信していることがよくわかるが

この節目丸出しのところでぶつかり

しかも、大陰線ぎみの反落をするとなれば

ユーロドルの買いはあきらめざるをえず、

 

とはいえ、

1.13636  1.13702の両ロングポジションを

下落のド底で損切りするのを避けたく

いったんの戻りを待った。

 

基本、下落を覚悟したポジションで即損切りせずに

戻りを待つことは危険極まりないが、

 

やはりあきらめきれない欲豚は世界にいるもので

 

いまいちど、1.1370をアタックせんと

1.1368あたりまで、ユーロドルはなんとか戻りを見せたので

1.13636  1.13702はすべて決済して、なんとか逃げ延びた。

 

そこから、1.1366あたりでショートを持ち直したが

0時前にぐずぐずしてきたことから、

やはり1.1370への戻しがあるやもと期待して

 

1.1366のショートを1.1360で利食い

1.1363あたりで、1.1360割れを損切りとして

最後のロングを持った。

 

しかし、0時を過ぎたところで

1.1360はあっさり決壊し、損切り

 

ついにあきらめユーロドルはショートに切り替えた。

 

このあきらめた、という大衆感覚こそが

ユーロドルを買いあげようとしている買い豚たちの仕掛けだったのだろう。

 

自分もまんまと売り目線に切り替わってしまった。

 

で、為替相場のクズたるゆえんは

買いを大衆が完全にあきらめ売りにしたとたん、

ようやく買いに入ってくるもので

 

大衆の売り転換こそが、買いの好機だった。

 

1.1360アンダーでのショートが

1.13ミドルを割れたのちに反発で

またも1.1370越えまで至っても、自分はそこに気づけなかった。

 

ユーロドルは0時からの下落で、日通し安値をわずか更新したのである。

 

こうなると、買い方はもう買うのが怖くなり

むしろ売るもので、

自分もその通り、売り向かったが、

結局、日通し高値を再度更新して、1.1380アンダーまで上昇。

 

結局、ユーロドルの押しさえも全否定して

高値追いである。

 

結果としては、1.1370という

自身が強固とみていたレジスタンスは超えたものの

そこからの伸びが悪すぎる。

 

結局、ユーロドルの動きはポンドに振り回されており

 

ポンドドルが上昇するときのドル売りの恩恵を受けようにも

そこでは強烈なユーロポンド売りがあり、上値が追い切れず

ポンドドルが下落するときは、もちろんドルが買われるため

ユーロドルは当然のように上値を追いきれない。

 

そして現在は、

あれほど狂ったように上げていたポンドドルが

一転、50pips近くも調整下落しており

 

ポンドドルからのドル売りのくびきを放たれたドル円

またも下値を堅くする始末…

 

ユーロドルは1.1370を上抜けしたとはいえ

結局、上昇するためにの力がポンドによって大きく削がれてしまっているため、

なかなか上を追えない。

 

そしてユーロドル上昇時に下落させていドル円についても

これまたポンドに守られて、下落幅を限定的にしていた。

 

いろいろ御託を並べてきたが、

結果的には、ユーロドルは上値を伸ばし

ドル円は下値を広げた。

 

四の五の言ったところで、最初の見立て通りだった。

 

惜しむらくは、ユーロドルの買いポジションがかなり高いところからになってしまったことである。

 

とにかく、こんな時間になって

ようやく、ドル買いの投げ相場である。

 

普段は、日通しの持ち越しはしないが

このドル売り地合いは、まだはじまったばかりである。

 

いまのポジションはもう少し握っておこうと思う

 

ポジション

USD/JPY  S  110.726

EUR/USD  L  1.13737