強烈なドル買い圧力。ドルカナダショート、またも踏まれる。売り増し。

週も終わる最後の最後になって、ドルカナダは戻り高値を更新してきた。

 

ここまでカナダドルが弱いか…。

 

週末の最後の最後に、またも逆を取らされてしまった…。

 

1.3650アッパーからのショートが一時1.3630水準に押した時

利食いも考えたが、

 

こんな浅い押しで終わるはずもないとホールドしていたら

なんと、こんな浅い押し目が高値ブレイクの起点となった。

 

こんな高値水準からさらに高値を追うということは

自分には到底できる芸当ではなく、

 

ここで買いあがれた豚たちには、すごい…という言葉しか出ない。

 

というか、週末の最後の最後に

米株が500ドル超も下落するとか、なんなんだ、という感じである。

 

月末も近いのもあって

6月の戻り相場をすべて帳消しにするような相場が

より強まっている感がある。

 

これまで実体経済とあまりにも乖離しすぎた株高については

疑問しかなかったが

 

それも相場と思い、リスクオン方向でついていってはいるものの

 

リーマンショックをはるかに超える規模の経済的な打撃を与え続けている現下のコロナ禍を思えば

 

現在でもリーマンショック時の株価の2倍以上の高値を付けている株式市場には異常性しか感じない。

 

とはいえ、下落が続く株式相場とは言え

いまだ高値圏を維持しいてる相場は相場ではあるが

 

本日は500ドル超の下落、が現実である。

 

こんな値崩れを起こされれば、

リスクオン的なドル安に進みようがない。

 

とはいえ、ドルカナダが1.3700を超える、というのは、さすがにやりすぎである。

 

主要通貨は、対ドルで総崩れとなり

昨日は落ち着きかけてきたドル買いが、またぞろ強まる週末となっているが、

 

週末の今日にさすがに上にぶっ飛ぶことがないと思っていた

ドルカナダに対する楽観は、この株安によっていきなり打ち砕かれた。

 

ここまで崩れるなら、昨日の落ち着きはなんだったんだ…

という疑問しかないが、

これも相場ゆえ仕方がない。

 

ドルカナダで言えば、

 

やはり、大口投資家が積みまくっているカナダドルショートに対して

個人投資家が真逆のロングを向いているという状況は、

 

またも大口どもの勝利に終わった。

 

こんな戻り高値水準では、素人はとても買っていくことなどできないだろう。

 

下手くそな自分ももちろんそうである。

 

しかし、大口どもはここで買えるのである。

 

昨日から今日、ドル円が下に押しながら

ドルカナダはほぼ下に崩れず

むしろ下値の異様な硬さを維持していたのは、

このブレイクを待ってのものだったのだろう。

 

この高値膠着を格好の売り場と考えて売ってしまうのが素人である。

 

これだけの戻り高値圏にありながら

数10pips程度しか押せない段階で、

 

大口どもはドルカナダをがっちり買い持ちしており

一気に踏みあげる準備をしていたのだろう。

 

こういうのをまったく読み切れていない段階で

自分の技術の底が見える。

 

ドルカナダの1.3690抜けは、

ドルカナダの相場においてはかなりクリティカルな水準となり

超えてはならない水準だった。

 

それに対して、ドルカナダの下値のサポートは

1.3500アンダーあたりである。

 

投機連中はもっとも近い損切を狙ってくるというが、

 

どれだけ過剰なレートであっても

ブレイクに距離が近いのは1.3690水準であることは明らかで

そこが、株安に乗じて狙い撃ちされた。

 

1.3690のレジスタンスが突破されてしまうと、

、中期レベルの売り豚が買い戻しを強いられると考えていたが、

 

本日の株安に乗じての買い上げで

まさにその通りの結果となってしまった。

 

昨日はしょっぱいままで相場が推移していたのに

週末の最後の最後で米株のこれほどの見切り売りが出てしまえば

 

ドル買い方向で仕掛けたい豚たちにとっては

格好の追い風になる。

 

ただ、ドルカナダはクリティカルなブレイク水準にあったとはいえ

株安はこれまでの下落に対してそれほど大きなものではないと思うが、

 

とにかくドル買いを仕掛けたかった豚どもにしてみれば

株価が下落さえしていれば、ドル買いに走れるのだろう。

 

ドルカナダの戻り高値水準を週末の最後の最後に更新させてくるそのパワーには

負けを認めざるをえない。

 

なぜ、それを昨日やってくれなかった…というのが率直な感想だが、

結局、大口どもの都合で相場は動いており

 

コロナ云々の話など、後付けに過ぎないのだろう。

 

実際、これまでの株高にしても

経済再開期待などというもっともらしい理由付けはされていたが、

実体経済の毀損がなんら緩んでいない状況の中で

株高が進むこと自体が異常である。

 

以上といえば、株安とは言え、

やはりドルカナダの上昇も異常である。

 

本日のロンドンからNYドルカナダは戻り高値の際にありながら

それでも買いが入ってきていたが、

 

まず相変わらず米株が弱さに、

短期トリプルトップのように上値を抑えられ下に株価がブレイクしてしまえば

為替市場のドル売り勢はひとたまりもないことはわかる。

 

この株安で、戻りを試したユーロドルはもちろん、ポンドドル、豪ドルドルなども総崩れとなり、

ドル円は、107円回帰から一時は107.30越えまで戻りが進んだ。

 

昨日のドル円が4時間足でのブレイクを失敗し

本日ふたたび107を割れてきたドル円に楽観していたが、

 

それでも崩れ切らないドルカナダには嫌な予感がしていたが

たかだか数10pipsの押しで調整を完了させ

上方にブレイクしてしまうとは思わなかった。

 

ただ、この米株の大崩れの前の段階で

1.3530あたりまでしか下押しができなかった、ということから

その後に来るであろう、強烈な買い仕掛けを予想しておくべきだった。

 

ドルカナダはNY市場が開くまで、大きく上に抜けてこなかったが、

その下準備に入っているような値動きは短期足レベルで来る返されていた。

 

まず、ロンドン以降、短期足オシレーターで99%レベルの買われ水準をなんども示し、

短期足レベルですでにフライング気味にドルカナダを買いあげようとする勢力が散見されていた。

 

そんな買いの過熱感が激烈に進むなか

4時間足レベルでも80%超の買われすぎ水準にありながら

そこからわずか10%も売られることもなく

今夜の1.3700越えで、

再び80%超の買われすぎ水準に到達している。

 

ここまで強烈な買われすぎは、

5月あたりの強烈なドルカナダの買い仕掛けの相場以来となるような状況で

 

いくら株安といえども

さすがに行き過ぎであるように思える。

 

これほどまでの買われすぎは

数日前のドル円の売られすぎ水準を凌駕するもので

 

ドルカナダがブレイクしたとはいえ、

ここから買いでなどとても入って行けなどしない。

 

ということで、いまだドルカナダのショートはホールドしており

むりそ売り増しをしている。

 

こんな買いの過熱感のなかでもレートが上がっていくのは

もはやさらに上からの売り豚の買い戻しや

売り上がった売り豚たちの損切りなど

ポジション解消がめいであると思え、

 

ドルカナダの売り豚勢が

株価の下げに乗じたブレイクアウトによって

パニック的なショートカバーを繰り返しまくった結果ではないかと思う。

 

ただ、本日も500ドル超の株安とは言えど

数か月前の暴落に比べれば軽微なものであるといわざるを得ない。

 

実際、株安のドル買いで過剰反応しているのは

テクニカル的にブレイクアウトしたドルカナダくらいのもので、

 

ユーロドルはそれほど大きくずれておらず

豪ドルにおいても、もっと崩れていない。

 

本日の株安が来週以降の株価暴落のトリガーとなりうるなら

 

豪ドルドルはもっと大きく崩れてもいいはずで

ユーロ豪ドルなどは、数100pipsクラスの暴騰を見せてもおかしくはない。

 

数か月前の株安と現在の株安の大きな違いは

コロナショックの下落においては、その下落がされるがままにされていたことに対して

現在は、各国の金融当局がじゃぶじゃぶの緩和策を繰り返し続けており

このような株安が続くようなら

さらに過剰な金融緩和を繰り返してくるであろう点である。

 

そんな過剰な緩和政策を繰り返していけば

その後のバブルや、強烈な金融クラッシュが生じるリスクが増しているように思えるが

 

各国当局者はそんなことはお構いなしに、緩和策を採り続けてている。

 

世界有数の頭脳を持った当局者の方々だろうから

その後の大きな副作用も解決できるのだろう、と

皮肉たっぷりに思えてしまうが、

 

この歴史的な緩和政策の副作用で金融市場がクラッシュするかしないかは

いまの問題とはまた別の話である。

 

いずれにしても、強烈な金融緩和は現下のコロナショックの鎮静化のために行われていることであり

この問題解決の道半ばで、その方針を転換し

株価の下落をままにしていくことは、ありえないだろう。

 

もはや後戻りできなくなるほどすすめている緩和策が

コロナショックの金融クラッシュを収束させる間もなく終わってしまうようなら、

 

世界は大混乱に陥り

現在まで築き上げてきた資本主義社会すら崩壊する可能性すらでてくる。

 

それを是が非でも避けたい当局者は

 

その後の経済がいかに破滅的になろうとも

いまはめちゃくちゃに金融緩和をしていくだろう。

 

もし自分が金融当局者でそのような前提で考えていたとすれば

 

その後の株価の大クラッシュや金融市場の破壊が起ころうとも

その原因がコロナ問題であることは絶対に避けたい。

 

まずは、コロナ問題による金融市場の不安を払しょくすることが大前提で

 

その後、コロナ以外の理由で金融市場がクラッシュしてほしい

と考える。

 

そう考えれば、現在のコロナ拡大懸念を材料とした二番底は

起こらないと思え、

 

本当の二番底はコロナ問題が解決したのち

全く別の理由から生じるのではないかと思う。

 

そんな話はともかくとして

週末の最後の最後に、ドルカナダの仕掛け買いがまんまと成功してしまったことは事実である。

 

株価がここまで下落しなければ

買い仕掛けを講じていた豚どもは、むしろ買い玉を投げざるを得ず

ドルカナダは健全な需給に応じて

もう一二段は下押しできたと思っているが、

 

買い豚のドル買い仕掛けを援護するような株安が進んでしまった。

 

 

この手の買い豚連中は

とにかく買い仕掛けを成功させたいがために

小さな押しが入ればすべて買いで拾い続け、

旺盛な米ドル買い、カナダドル売りを続けてきた。

 

ただ、現在のドルカナダはかなりの高値水準にあり

中長期的な大口がこんなところから買うはずもない。

 

買うならば、1.33代、

悪くても1.34代ではとっくに買い持ちしているはずである。

 

現在のレートは、むしろ、これら買い豚が利食いするべき水準で

ここから買ってくる連中は、過熱感の中でさらなる上げを狙うという

短期筋のみであろう。

 

しかし、この短期買い豚の投機買いのおかげで

底値圏からの買い豚は、よりよい利食い場を作ることができた。

 

短期投機様様、欲豚万歳、といったところだろう。

 

本日の原油軟調に推移していることも

短期仕掛け豚からすれば、よりドルを買ってカナダドルを売る口実とできた。

 

 

今回の自分のドルカナダのショートはまだ外すつもりはないので

押しから短期で買ってくる連中に併せて

両建てで買いを入れていったが、

この欲にまみれた買い意欲で

これら両建て買いが、面白いように値幅を取れた。

 

押しから跳ねたら買い、また押したら買いと

ショートを持ちながらも両建てロングで何度も利食いしているが

 

それでも、自分は1.3680アンダーまでしかそれをすることができなかった。

 

ショートの買い戻しならともかく

新規ロングなど、こんな水準からとてもやりようがないと思っていたからだ。

 

しかし、投機の豚どもはここからの買ってこれるのである。

 

ショートの損切り利食いの買い戻しを誘発させるためには

あり得ないという水準まで買い上げる必要がある。

 

だからこそ、ショートは損切りするわけで

高値からの売り豚も買い戻しをする。

 

いったん、そうした逃げまとう連鎖が起これば

そこからはもう無理な新規買いは必要がない。

 

既存の売り豚が買ってに買い戻しをし続けてくれるからである。

 

そして、これら既存売り豚のパニック的な買い戻しが収束したあたりから、仕掛けの買い豚どもはゆっくり利食いしていけばいい。

 

パニック的な買い戻し、そしてこんなところからも押し目買いするバカ(と自分は思っている)の買い玉が

利食い売りに対しての絶好のカバー相手となる。

 

自分は1.3680アンダーまでは買いで対応できたが

それ以上の買いには手が出なかった。

 

なぜなら、ドルカナダの戻り過程であっても

その押しがあまりにも浅すぎで、

 

いつ崩れるかもわからない薄氷のサポートを背に買いあがり続けることは、自分には到底できなかった。

現状、買いポジションは自分の中ではとうてい引っ張れない。

 

繰り返しとなるが、ドル買いのリスクオフで

ドルカナダが買いであるとしても

現在の水準からの買いは、絶望的に手遅れで

 

高値圏では買い玉が増えるどころか、売り玉の減少がメインで起こっているように思う。

 

それでも底堅く続くのは

ここからさらに買い玉が増加しているからで

 

売り玉の減少と買い玉の増加が続いているのが

現在の1.37水準のドルカナダであろうと思っている。

 

ここまでの上昇が終わった後の、オアンダのオープンポジションを見てみると

 

1.37を超えた段階で、売り玉はほぼ一掃され、

1.37水準より上には、ほぼ売りのポジションがなくなってしまっている。

 

1,3330アンダーまでの大きな下落と

そこからの400pips近くの戻り、

こんな激しい上げ下げを繰り返してきたドルカナダの相場において

もはや個人投資家レベルで1.37より上からのショートを持てている者などほとんどいないだろう。

 

かつてはいたであろうが

1.3300水準から、1.36までもの上昇過程において

そのほとんどは買い戻しされているだろうことは

オープンポジションの状況を見ればよくわかる。

 

さらにいえば、ドルカナダの売り買いの比重については

ついに個人投資家レベルでも買いの方が上回る状況となった。

 

これにて、個人大口含め、ドルカナダはオールロングのような状況で、

これ以上踏みあげようとも、もう損切りにかかる売り玉はない、ということである。

 

 

むろん、ここを高値と見立てた新たな売り玉も積まれていくとしても

今後の上昇で切られる売り玉は、この新規の売り玉のみで

それをはるかに上回る買い玉が、1.37より下の水準にはずらっと並ぶ状況になっている。

 

ここからのドルカナダは上値を追って行けても

そこで切られるのは現在の短期の売り玉のみで

中長期的な売りはもうほとんど市場に存在しない。

 

しかし、現在の買い玉が切られた場合

まずはこの期に及んで買ってきた短期の欲豚の利食いのみならず

ここから買ってくるにわかの買豚の損切り

さらに1.35よりはるか下から買っていた買い玉の利食いをはじめとしたポジションクローズの売りがそれぞれ加わることとなる。

 

もともと1.3330アンダーからのドルカナダの上昇は

大局的にはドル売りのモメンタムからすれば

明らかにそれに逆行するものである。

 

それでありながら、下からの買い玉を2週間以上も保持できていたこと自体が、買い豚からすれば上出来であり、

下からの買い豚からすれば、

その利食いの機会を虎視眈々と狙っている状況であろうと思う。

 

短期買い豚の買い仕掛けによって1.37すらも超えられたことは

これら買い豚からすれば僥倖以外のなにものでもなく、

これ以上上値が追えないとなれば、

下からの買い豚の利食いが順次入ってくる。

 

一時、昨日の1.3600割れ寸前に来たところが

中長期のドルカナダの買い豚たちにはいったんの逃げの機会であったと思うが、

短期投機どもがそこを押し目と拾ってきたことで、

再度戻り高値を更新することができた。

 

繰り返しとなるが、中長期の買い豚が

そんな水準で押し目買いするはずがない。

 

すべては短期の買い豚勢が、ドル買いのモメンタムに乗じて

新たに参入してきただけである。

 

ここからの買いは、いまさらながら買ってきた

短期買い豚勢のた投機的買いのみであろうと思う。

 

そして、この短期買い豚たちが、大きなトレンドを狙うことはしないが、一定のブレイクは狙ってくる。

 

それが、戻り高値水準であった1.3690アッパーであろうと思う。

 

しかしこんな高値水準からでもブレイクアウトを狙って

さらに買いを入れてくる豚たちがおり(本日の買いも同じ手合い)

そこからの下落があっても、

1.3600界隈では、またも手遅れ全開を承知で買ってくる豚がいる。

 

中期的に俯瞰してみれば、

この手の連中には高値掴みのつもりはなく

むしろ、戻りからのレンジ持ち合い突破による

戻り第三波の形成完成を狙っているのだろう。

 

だからこそ、ドルカナダは1.37を抜けたわけで、

短期買い豚勢は、ドル買いのモメンタム継続に成功した。

 

ただ、ここで成功した戻り第三波の継続は、困難であろうと思っている。

 

まず、さらなる上昇の継続がドルカナダに生じるとすれば

現下のドル売り相場を否定するような事態となり

各国金融当局の狙っている(狙ってはいないかもしれないが、その政策は結果的に狙っていると同義)のドル売り、という

相場の根本的な流れを全否定するような事態となるからである。

 

とはいえ、ドルカナダは週末の本日においさえ

前日高値を更新された。

 

昨日から続いていたドルカナダは高値圏張りつきは

このブレイクを狙ったことが明らかとなり、

そのたくらみは成功した。

 

ただ、この投機的な買い上げが継続的なものになりえない、

ということは、買いを仕掛けた当の本人たちがわかっているのではないかと思う。

 

米株は500ドル超の下落で終わらず

いまだ下げは継続しており、その下落幅は700ドルに迫っている。

 

株安はいまだ終わっておらず、

そこに相関するなら、ドルカナダはまだまだ上値を追い続けてもいいはずなのに、

1.3720手前で失速し、持ち合いに転化している。

 

本日のドル買いの勢力は、

ドルカナダを1.3690のレジスタンスをブレイクさせ

既存の売り豚たちのパニックを誘発させればそれで仕事は終わりである。

 

本日の米株は確かに下落しているが、

現在の価格は25150あたり、

ただ、直近の安値は先週の6月15日につけた24500あたりの水準で

押し安値の更新には至っていない。

 

だから、ユーロドルはドル買いで下げているとはいっても

直近安値の1.1150割れ水準には到底届いておらず、

ドル円もまた107.60の戻り高値水準を超えられていない。

 

直近のドル高水準を更新しているのは

ポンドドルとドルカナダのみである。

 

ポンドドルは投機的なポンドがゆえに極端な値幅を取ることは今に始まったことではないが、

 

投機のおもちゃにさらされにくカナダドル

今回は投機連中のターゲットとされてしまった。

 

その真っただ中に巻き込まれてしまったのは、

相も変わらず自分の下手さ具合によるところが大きいが、

 

この投機的な買い上げのおかげで

1.37アッパーの水準でも売りを持つことができた。

 

現在のドルカナダはぶっ壊れて当然の状況で

 

滅茶苦茶に切り刻んでも、おつりがくるレベルであろうと思う。

 

それほどまでに不当な買いが繰り出されたのが今夜のドルカナダである。

 

需給を歪め、ありえないレベルで買いを仕掛けてきた豚どもは

その下落過程においては、利食いで逃げているだろうことが悔しい。

 

ここで下落の燃料となるのは

このブレイクアウトを信じて、新規の買いで入ってきた

にわかの買い豚たちである。

 

ここからドルカナダが大きく反落したとして

1.37越えのブレイクがダマシだなんだと思うのは、待ってほしい。

 

ダマシも何も、現在の株価やその他ドルストレート通貨ペア(ポンドはのぞく)の状況を見れば、

こんなブレイクそもそも実態のないまやかしのようなものである。

 

反省すべきは、1.37越え水準という狂ったレートに欲深のにわか買いで、

買いの過熱感を助長させた共犯のひとりとして

その愚行(?)を反省すべきである。

 

この手のにわか買いのエセトレンドフォロワーどもには

 

欲豚…

 

という称号(汚名?)を与えるのみである。

 

いずれにしても、ドルカナダ週末の最後の最後にありえない高値を付けた。

 

こんな高値水準から短期投機連中に買わせるままにさせ、

盗人に追い銭的な銭をくれてやったのが本日のNY 序盤である。

 

もうドルカナダはこれ以上の高値を追うことはないと思う。

 

もう盗人どもには、週末のお駄賃が回ってきているはずで

この手のふざけた連中は、もう市場から撤退してるだろうからである。

 

ここから先、

ドルカナダがさらなる高値を追うようなことがあるとすれば

 

株価の戻りのユーフォリアが完全に終了し

株価が本当に二番底をつけに走った時以外にありえない。

 

そうなれば、投機の短期豚云々以前に

市場には新規のドル買い勢が大量になだれ込み

ドルカナダはもちろん暴騰するだろうが、

それはドルカナダだけで終わらない。

 

ユーロドルも豪ドルドルも暴落し

ユーロ豪ドルなど、

またあり得ないレベルまで急騰することになるだろう。

 

そうなれば、現在の株価の上昇で下落、下降で上昇、と

これまでのセオリーから反しての

まるでドルストレート通貨のような

ドル相場遊びに翻弄されていたドル円も下に崩れ落ちるだろう。

 

なぜなら、そこまでの暴落が再現されれば

いくらドル高といえども、さすがに円買いが勝っていくと思うからである。

 

株価の真の暴落が発生したとき、

ドル円はタダでは済まない。

 

つまり、同様に暴落する、ということである。

 

過去の相場を振り返り

株価の真の暴落局面で、

円安が進み、ドル円が暴騰するという状況を

自分は寡聞にして知らない。

 

その意味では、

現在のドル相場に相関するドル円を見ているかぎり

現在の株安は真の株安ではない、といことである。

 

また、真の株安を伴うドル買い円買い相場が

直近の未来で示現することはないように思う。

 

なぜなら、それは上段で述べた通り

各国中銀や当局者が、歴史的な水準まで緩和を進め

市場にドルをばらまいているからである。

 

この流れには、いかなる大口の機関投資家も抗うことはでき名ように思う。

 

結局、株価は大口どもが全力で売っていき

買い手がどこにいるのかわからないままに

なぜか底堅い展開が続いていくように思う。

 

いまの自分は米株は少なくとも現下のコロナウイルス問題が解決するしないにかかわらず、史上最高値をふたたび更新してしまうのではないかと思っている。

 

ポジション

USD/CAD  S 1.37037  1.36906  1.36744 1.36584 1.36568  1.36564