ユーロポンドは、NYですべて台無し…ど高め強制ロスカットでげろ吐きそう…
ユーロ豪ドルを先週、ド天井で自ら損切りしたと思ったら
今週は、ユーロポンドがド天井で強制ロスカットされた…。
今月は本当に最悪である。
なんかとりついているんじゃないかとおもうほどに調子が悪い。
昨夜のユーロポンドは、思惑通りNY序盤にはテクニカルフォームから、順調に下値を切り下げていった。
メイ首相の離脱案云々という材料も後押しし、相場を下に加速。
結果、二度目の国民投票を提議のような内容との事前内容が流れ
それがどういう作用をもたらすかはともかく
下落がもう一段加速。
0.8770アンダーあたりでの売りが
下値は、0.8725あたりまで落ちてきた。
が…3月下旬に作られていた高値の上ヒゲの先で突如大量の買いが入ってきて
NY時間をかけてレートはもとの水準まで。
いまとなれば、メイ首相の新提案とやらはまったく無意味だったようで
むしろ、首相辞任まで取りざたされているわけで
そういう意味ではポンドが買われ続けるはずもなく、
そこから完全にセル・ザ・ルーマーのような形となってしまった。
もちろん、その晩の段階では、いまのようなポンドの相変わらずの救いなし状態というのはわからなかったわけだが
めざとい投機筋の総体は、現在の状況を予見していたかのように、
完全に行ってこい状態でその晩を終え
翌日のユーロポンドは高値すら更新し、
いまや0.88オーバーの世界が当たり前のような状態となってしまった。
あの晩、買いポジションをホールドして放置していた人間からすれば
行ってこいで何もなくてよかったねという感じ。
この下落で損切をしてしまったロンガーはバカだったね、という話で
この下落に売り参入したショーターは、最悪のバカだな、という感じである。
で自分は自分はその最悪のバカの部類となってしまった。
あの下落過程はダウトレンド的に瞬間、下げ転換したため、新規ショートが多く積まれていたのだろう。全戻しは過程でこうした新規ショートが積まれ続け戻り売りも何度か試みられてもそれらがすべてが、ショートカバーと押し目買いロングの勢いに粉砕され、すべて損切りとして巻き込まれていったのだろうと思う。
事実はともかく、ようやくの下落に水を差す、ロンアニおよびくそヤンキーどものおかげで、せっかくの流れが台無しである。
何日この相場が続くのだ…
というまま、ついには本日週末を迎えるにいたり、
英国の弱さにグリードどもの欲が積み重なり、結果、ユーロポンドは13営業日連続陽線である。
東京時間にいったんは、0.8780割れまで下押したものの
結局、おとといは自分としては途中、いくらか利食いはしたものの、
安値付近で売り増しを行ったことでまんまとど底で捕まり
昨日のロンドン市場以上にくそなポジションを抱えさせられる状況となってたまま。0.8830を超えたところで、ショートポジションはすべて全部ロスカットされてしまった。
反落を願い握り続けていたが、願いむなしく、
また一気に相当額の負けを食らってしまった…。
ポンドはやはり自分には無理で、現在の英国のごたごたが解消されるまではいじらないようにしようと思う。
つうか…ごたごたが解消したところで、
そこで発生する強烈なポンド買いの流れに、自分のような凡人の反応速度で対追いなどできるのか…という感じもする。
ポンドがらみでいえば、その他ポンドも投機の売りにさらされ続けている。
まず、もともとは1.85から売ろうとしていたポンド豪ドルは
結局、本日1.83ミドルまでを割るまでに至る。
もちろん、昨夜のメイネタで瞬間、1.85ミドルまで戻されはしたが、
ポンド豪ドルのボラティリティを考えれば50pipsくらいのアゲインストは大したことはない。
自分はポンドドル、ポンド円もともにもってはいないが
一時、1.2811まで急騰したにもかかわらず
NY時間をかけて1.27アラウンド間近まで
100pips超もの下落、そして本日、ふたたび、1.27を割れてまたも安値更新。
ポンド円も141.70アッパーまで巻き返したものの、昨夜一晩で140ミドルで1円以上もの下落をしたのち、本日はふたたび140をまた割れて、それどころか、現在138円台である。
ポンドの弱さには本当にうんざりする。
今夜の下落で利食いスクエアにして、とっと終えるという手もあったが
今月はとにかく調子が悪いのでできるだけ利を伸ばそうとしてしまい
それがとにかく裏目に出まくってしまった
そもそも為替相場はトレンドが即座に転換するころとはまれである。
トレンドはいったんレンジを経てからゆっくりと転換していく。
昨夜、ユーロポンドの上昇トレンドはいったん終了したところふたたび上昇トレンドに回帰してしまったため
いまだ上昇トレンドとみざるを得ない。
おとといの上下動はふり幅の大きかったゆえに、4時間足レベルでは強烈なまでのダイバージェンスを発したから、いつか落ちると思っていたが、そんなものお構いなしの上昇であった。
ユーロポンドにおいても、ユーロ豪ドルとまったく同じようなことをしてしまった。
やはりトレンドに逆らってはならない。
ユーロポンドしかり、もちろんユーロ豪ドルにおいてもそう。
ユーロ豪ドルはこんしゅうはじめ、窓を下に開けてすら、その窓を埋める勢いでまた戻っているため、
結局、ユーロ豪ドルのショートとてまだまだ早かった…。
ただ、ユーロ豪ドルは、今週から勢いが低下し始めていて、これまでほどの上昇トレンドではなくなっているようには見える。
や、しかし、もっと明確な下げのシグナルが見えるまでは、ユーロ豪ドルとて売りにはできない。
これはポンドではなく豪ドルの弱さに起因しているわけだが…。
豪ドルは年内にあと3回も利下げされそうとのことである。
そんな通貨もう無理…。
自分が先週NYクローズ前にすべてを損切りしたユーロ豪ドルのレートは、1.6270あたりで、
現状、そこがユーロ豪ドルのド天井になってしまっているが、
ここでユーロ豪ドルが終わったかどうかなどわからない。
ただ、今週はややレンジ気味に振れ始めて入るが、
来週の最終週。月足を確定されるこの週に、ユーロ豪ドルがまた狂った上昇を見せないともかぎらない。
しかし、今月はすべてが逆に振れまくっている。
なぜにここまで逆に振れるのか。
はい、答えは簡単。
トレンドに逆らっているからである。
トレンドに逆張りしているから、
感情のピークや心理が読み取られているかのように、展開をひっくり返されるのである。
今月初め、雇用統計をドル円買い、ユーロドル売りで抱えたポジションは、NYクローズで限界の損失まで膨らまされて損切。
週を明けてつかんだユーロ豪ドルのショートは、2週間あまり含み損に耐えたが
先週末にど高めで損切り。
次いでショートしたユーロポンド。
NY時間序盤までの下落が、今月唯一のクリーンヒットで
ここで利食いをしたものの
戻りから積んだショートがまたも踏みあげられて
昨夜取った利幅以上の含み損にさらされ、結局、翌日の高値更新で損切り。
ユーロポンドはもともと週足でダブルボトムと作ってしまっており、これが買いの相当強い後押しになっている。
週足レベルで見た時にターゲットはまだまだ先を見られる状況で
だからこそ、市場のグリードどもは13営業日も連続で高値を更新し続けているにもかかわらずさらに買ってくるのだろう。
自分としてはユーロポンドのショートを維持する必然性はすでに失われている。
0.8790のゾーンを高値として守ることが、自身の考えるユーロポンドの下落転換の最大の根拠だったが
それを超えてしまったいまとなっては
天井の確定していないユーロポンドに対して含み損に耐えていただけである。
ユーロ豪ドルとて、
もともとの自身の耐えるべき限界点んは、1.615あたりだったことから
すでにショートを持ち続ける意味はなかった。
結局、ユーロ豪ドルやユーロポンドなどのマイナー通貨ペアを狙い続けていたが、
自分本来のスタンスに戻ることに決めた。
自分の主戦場は、ドル円でありユーロドルである。
ということで、いまドル円は売り、ユーロドルは買っている。
その詳細は、本稿ではもう長くなりすぎたため、頁をあらためて語りたい。
ポジション
USD/JPY S109.717
EUR/USD L 1.11860