利食い、スクエア(USD/JPY S109.717 → 109.48 EUR/USD L 1.11860 → .11206
以下、利食い
USD/JPY S109.717 → 109.48
EUR/USD L 1.11860 → .11206
ドル円が、109円ミドルで止まる必然性はなく、さらなる安値を更新する可能性は高かったし
ユーロドルも本日のターゲットを1.1210越えまで見ていたので、さらなる高値更新までホールドする手もあったが、週末の金曜ということもあるし
今月は何度も引っ張ることで失敗し続けたので、すべてイメージ手前あたりでやめることにした。
今月は負けを取り返そうと、満腹以上の利幅を狙い、ことごとくやられてきたので
本日は腹八分でやめることにした。
今日が週末でなければ、もう一段二段は欲豚どもの突っ込みにつきあおうとも思えるが
米国が三連休だとかで、そんなに値を追っていくのか、というのもあった。
がしかし、結局、ドル円は109.40割れまで突っ込み、ユーロドルは1.1210タッチまで進んでしまった、というのが0時前現在である。
たしかに、やれたな…という悔しさもあるが、
もう本日は良しとする。
昨日今日は、ようやく本来のトレードが戻ってきた。
大きな値幅を狙わず、機動的に利食いすれば、やはり収益は安定する。
昨日は、ユーロポンドを実は売っていて
0.8830あたりから、0.880割れあたりを取った。
やはり自分は20~30pipsを小刻みにとることがあっており
100~200pipsを取っていくというトレードが苦手である。
現在の地合いは、もともとの信念とテクニカルを考えたら、当然の流れである。
もともとの信念とは、ここで何度も述べているように、
ドル安である。
いまは109円だ110円だとか、レジサポ前提での価格推移を語られているが
そもそもドル円の自身の正当レートは85円以下なので、これでもめちゃくちゃ高い。
まあ、それは自分のグランドデザインのため、今日明日でどうにかなる話ではない。
相場は波を描くし、サポレジ転換のたびにトレンドが一方向に走ってしまうし
年初のフラッシュクラッシュ以降は
基本、ドルを売れる状況ではなかった。
年初からしばらくは、いくらドル安を確信していても、戻りのアップトレンドを形成していたのだからしかたない。
この戻り局面でドル円売りだ売りだと分析していた者は、大衆そのもの、というか、大衆の中でもまともにテクニカル分析できないものだと思う。
持ち合いとジャッジするならまだしも
少なくとも、下落トレンドではなかった。
それが今月あたりから、ようやく111円をダウントレンドに転換してるのだから
ようやく売れる地合いである。
この地合いのなかで雇用統計での下落だから、しっかり取れねばならないところを
ドル円をロングし大負けしているのだから、自分も相当なアホである。
ただ、それも、109タッチからは、110.70アンダーまでの戻し過程においては
109円ミドルを守っての上昇で
短期アップトレンドに回帰してしまっており
またも売ることはできない状況となったが
110.70のレジスタンスに届かず反転し、さらに
110円ミドルあたりをふたたび割って、短期的にもダウントレンドに回帰。
これは下落確率が非常に高い状況ではあったが、
それが、昨夜、109円ミドルまで一気に進んでしまったのは誤算で
一気に下げすぎ、取る機会を逸してしまった。
昨夜はこの下落の時間、トレードする時間がなかったのである。
まあ、本日はドル円がどこまで下がったところでもういい。
現在の地合いが変にねじれないかぎり
来週以降から売ってもまだまだ間に合うだろうと思う。
ユーロドルはといえば、そもそもユーロ事態に魅力をまったく感じていないが
それ以上にガラクタと考えているドルの受け皿となりうるドル売りからの消去法での買い、という意味で、ユーロドルは買いである。
しかも、昨日、1.11から100pips以上も戻してきた段階で
その勢いは本日も続くであろうと思っていた。
本日の戻りは、ドル円が110.70アッパー、ユーロドルを1.1175アンダーあたりに見ていたので
それぞれ、押し戻りで損切位置に近い位置あたりから、ドル円を売り、ユーロドルを買っていったが
むかつくことに、ドル円は、110.70を瞬間抜けて、損切りされた。
そこで持ち直したドル円売りと、下押しも浅かったユーロドルのロングで
本日は利益を取り切れたので、
今日はうまく立ち回れたと思う。
今月は散々だったが、この調子をうまく来週につなげたい。
しかし、むかつことがひとつ
ユーロ豪ドルがそろそろ天井圏が明らかになりつつあり、反落の目が見えてきたことである。
もしこのままユーロ豪ドルが下げトレンドに転換したとすれば、自分は先週末に本当にド天井で損切りしたということになる。
ユーロポンドについては、ポンドのからみもあり、まだ下落をイメージしにくいが
ユーロポンドもまた、上昇の勢いに陰りが見えてきているように感じるが
週足レベルでのダブルボトム完成には、やはりリスクを感じざるを得ない。
この通貨ペアを売りで向かったことこそが、実は今月最大の失敗だったかもしれない。
とにかく、来週については
引き続きドル売り目線で考えつつも
ユーロ豪ドルの動向には、やはり注意を払わざるを得ない。