もはや1週間ユーロ豪ドルと戦っている

ユーロ豪ドルは、昨夜、自身が最後の希望とみていた1.61ミドルさえ粉砕し、高値を1.6190アッパーまで伸ばしてきた。

 

たまりにたまったユーロショートのポジション解消と、中国懸念での豪ドル売りが合わさり

先週から最も一方的な上昇をしているのがユーロ豪ドルだと個人的には思っている。

 

現在、一般にはドル売り地合いとみなされているが

そのドル売りからのユーロドル買い

しかし豪ドルドルは豪ドルの弱さから買われないという掛け合わせによって

 

結局、最もボラティリティが発揮されてしまっているのがユーロ豪ドルである。

 

ポンドはドルの弱さにあっても、ブレグジット問題から弱く、強さを見せきれないことから

 

ポンド豪ドルは不安定であるが

 

ユーロ豪ドルはそうした不安定なく、一方的に上昇してきた。

 

豪ドルは、豪州というよりは中国とみなされている感じで

 

豪ドルはあたかも人民元であるかのように売られ続けている。

 

欧州の景況感の悪化が示され、豪州のそれよりも悪いとしても

 

豪ドルは中国という見方をされてしまうことで

 

豪ドルがユーロに劣るというような、間接的な方程式が組まれている感じである。

 

自分はというと、そんなユーロ豪ドルを先週か売り続けている。

 

で、結果としては、ユーロ豪ドルの一方的なアップトレンドの通り、ぼろ負けである。

 

昨夜も高値を大幅に更新されてしまったことで

またも損切を食らった。

 

先週から延々ユーロ豪ドルを売り続けているため

 

先週から本日まで、1日も勝てていない。

全敗である。

 

ユーロ豪ドルはもはや

年初のフラッシュクラッシュでの上ヒゲをのぞき、さしたるレジスタンスがないような状況となってしまったが、

 

それでも本日、あらためてユーロ豪ドルを売っている。

 

ユーロ豪ドルは本日16:30からのロンアニどものふざけた売り仕掛けから

昨日の高値をさらに更新し、1.6197まで値を伸ばしたが

この買い上げはあきらかに無理筋で

テクニカル的にもあからさまなダイバージェンスを発するに至っている。

 

1.62という節目を前に昨夜下落したユーロ豪ドルの売り方を

さしたる根拠のないまま一方的に買い上げ

いま一度損切にかけようとするやりざまが

相も変わらず欲にまみれたくそクズどもである。

 

この買い上げは、たった1つのヘッジファンドなどの投機筋が行えるわけがなく

いくつかの投機がチームロンドンとして仕掛けてきたのだろう。

 

こんなクズ集団は、本当に地上から消滅し、根こそぎ地獄へ落ちてほしいものである。

 

米中の貿易問題から過剰なまで買われ続けたユーロ豪ドルが

現在、最も暴落する可能性が高い通貨ペアだといまだ信じている。

 

ユーロ不安もあるなかで

ここまでユーロを買うというのは、明らかに値幅感としてはやりすぎで

 

米中問題は、目下、リスクオフムードを満載させているが

 

買われる根拠の希薄なユーロと

間接的意味で下落圧力をかけられている豪ドル

 

これらの掛け合わせであるユーロ豪ドルが

これからも買われ続けていくわけはないと思う。

 

現在のユーロ豪ドルの上昇は

リスクオフムードにおける消去法的な退避状況から生じたものであり

 

現在のリスクオフムードが消えれば、

積極的に買いが選ばれることはないと思っている。

 

リスクオフが消えるといっても、リスクオンとまでなる必要はない。

 

リスクオフではない、というニュートラルな状況とさえなれば、

ユーロ豪ドルへの買いという、

消極的なチョイスはいつでも投げ捨てられるであろう。

 

それにしても、先週から今週までで250pips以上も上昇してきたユーロ豪ドルは

どう考えてもやりすぎであるとしか思えない。

 

ポジション

EUR/AUD  S 1.61936