またかよ、ユーロ豪ドル
もう慣れたわ…
ユーロ豪ドルはさらに上げ幅を拡大。
またも損切り。
ポジションを投げたユーロドルは高値を更新し利益を取り逃し
売りを新規で作り直したユーロ豪ドルでは損失を拡大させまくってしまった。
テクニカル的にはユーロ豪ドルはたしかに上げ幅を拡大させる余地はあった。
ユーロ豪ドルは先週下落してくれたが、
200日移動平均線を割れを守るどころか、試すこともなくそのはるか上で反発した。
ここ何か月も見ていて思うのは、
ユーロ豪ドルは、1.6050あたりに強烈なサポートがあり、このあたりではとにかく買いが入ってくることである。
結果的に、ユーロ豪ドルは下げトレンドにあって日足ボリンジャーバンドも下落圧力によって拡大させることもなく、上昇圧力で作られていたボラティリティ幅の範囲をきっちりまもって反発してきた。
この動きは豪ドルドルも同じではある。
さらにはその戻り過程の中で、本日昨日日高値を更新したのだから
売り豚どもがポジションを投げていってもおかしくはないし、トレンドフォローの新規の買い豚も集まってくるだろう。
自分はユーロ豪ドルは絶対買わないと決めているので、売り目線でしか見られていないが
短期の値幅だけを取るトレードで、このチャートの値動きが、ユーロ豪ドルでなければ、自分も買いに走っていたと思う。
本日、1.6125あたりにレンジを上抜き、にわかを買い集め、売り方の損切りを巻き込み、ユーロ豪ドルの上昇圧力のモメンタムの起点を作ったのは、またもロンアニどもである。
ダメ押しは、パワープレイの番長NY勢を豪ドル売り祭りに参加させたのだから、ロンアニの仕掛けは大成功で
こうもうまく為替相場を操れたとなれば、笑いも止まらないだろう。
そして、ドル買い地合いの勢いに任せてユーロドルが安値追いには失敗したものの、ここからのユーロドルの踏み上げにやられようとも、豪ドルドル頭さえ押さえておけばユーロドルが上げようが下げようが、ユーロ豪ドルの買い仕掛けは継続させることができる。
だから、ユーロドルについてはショートカバーがあろうがなかろうが、どうでもよくて
豪ドル売りだけを徹底的に行っていった、という感じであろうと思う。
豪ドルさえ売りまくれば、ドル買い相場においては、豪ドル売りの下げは加速させられるし、ドル売り相場に転換しても、ユーロドルの上げ幅に豪ドルドルは劣ることとなり、
ユーロ豪ドルは上値追いをやめない。
本日のロンアニは、ドル買い相場の裏で、欧州通貨・豪ドルの買い仕掛けを狙っていた。
実際、ユーロ豪ドルにみならず、ポンド豪ドルもその上げ幅を拡大している。
ロンドン以降、豪ドルが不自然なほどに売られまくっているが
メジャー通貨でない豪ドルがどれだけ不自然な下げを演じようとも
その不自然さに気づくものも抗うものもおらず
ただただ、なすがままの売りの投機にさらされることとなった。
NY時間に入っても続く、豪ドル売り祭りがやがて極端なまでの豪ドル売りの形をみせはじめてからはじめて
アナライザーどもが豪ドルが売られていることを指摘し始めたが、
その理由は特に説明することもなく(説明できるはずがない…なぜなら理由などないから)、ただ、豪ドルが売られている、という現象説明をするのみ。
そんな説明になんの意味があるのかわからないが、こんな無意味な解説でも、個人投資家の注目を促すこととなり
下手すると個人投資家の豪ドルへの突っ込み売りを助長させかねないという意味では
むしろ悪影響なのではないか、とすら思う。
とにかく、本日、最も悲惨なのが再三述べている豪ドルドルである。
豪ドルドルは本日の豪ドル売りによって、先週の上げ幅をすべて失い、各下値のサポートもすべて突破。
そこにさしたる理由がまったくないことから、モメンタムオンリーで、まさか相場がここまで壊れるか…という恐怖さえ覚える。
もともと豪ドルドルは短期ダウンチャネルのなかにいたにはいたが、そのダウンチャネルを下に割るほど売りの過熱感は強い。
通常、健全な相場なら、チャネルを形成した場合に、そのチャネルに沿った動きをするものである。
トレンド転換にあたって、チャネルの向きと逆方向に突破することはあっても
チャネルの方向でさらにそれを突破させ、トレンドをより鋭角にするときというのは
たいていなんらかの強力な材料があった場合である。
経済指標でもよいし、株価の暴騰暴落でもよい。
なんなら、現下のトレンド方向へ増幅さえさせるられるのなら、虚偽の報道ですらかまわない。
本日の豪ドル売りが不気味なのは
それら材料がいっさいなく、モメンタムとテクニカルのみで豪ドルが売られ続けていることである。
豪ドル売りの材料として、もちろん、米中関係の悪化を懸念されるような
台湾が米国から武器を購入するとかなんとかで
中国が懸念を示した、という報道があったが、
軍事的懸念だけは、金融相場に影響は与えにくい。
軍事的な懸念という不安は、世界に至る所いあるが、それが突発的な事態となることはまずない。
利下げ期待で利下げされるとか、関税問題で実際に関税がかけられる、といったような現実化のテーマとはまったく異なり
軍事的な現実化というものは、経済がどうとかいうをレベルを超えたいずれの国家においても大損害を与えるもので、
がゆえに軍事的懸念が現実化することはほぼないし
もし、その懸念がかなり現実的なものであると市場が考えそれを織り込みに行ったとすれば、各金融相場の変動は、こんな穏やかなものではないだろう。
つまり、豪ドル売りの材料として、もしこの軍事的懸念を囃し立ててのものだったとすれば、それこそ、本日の豪ドル売りがほぼまやかしの投機的な豪ドル売りになるだろう可能性はより強まることになる。
豪ドルドルのダウントレンドチャネル下抜けというオーバーシュートに等しい豪ドル売りの影響は、
もちろん、合わせ鏡のユーロ豪ドルにおいても、もろ影響を受けている。
ユーロ豪ドルは豪ドルドルがダウントレンドチャネルを下にぶち抜いているのと同様に、アップトレンドチャネルを上にぶち抜いている。
とにかく、自分としては豪ドルがここまで売られ続ける理由が自分にはさっぱりわからず、
豪ドル売りの材料として、その他考えられるとすれば、
あえていえば株安ということになろうが
NY市場に入り、豪ドルがより売られてしまうほどに、株は下値をひろげてはおらず
むしろ、底打ち気味なほどである。
ユーロ豪ドルの本日の上げ幅はすでに100pipsを超えている。
それだけユーロ豪ドルは売りに傾いていたということかもしれないが、その上昇はあまりにも一方的である。
ドルが買われようが売られようがユーロ豪ドルは上昇を止めず、
豪ドルは徹底的に売られている。
NYがこのお祭りに追随したことで、豪ドル売り祭りはより加熱し、
豪ドルのいたぶるような売りが加速した。
大口はこのクソ祭りを静観し
自分が戻りの最上限とみていた1.6180アッパーからようやく動き始めた感じがする。
ここで自分も再度売り。
1.6160から1.6180アッパーに到達するまでに、ポジションを積みすぎてしまっていたことからかなりの損切りを強いられユーロ豪ドルのポジションはかなり縮小を余儀なくされた。
今日の利益はまたもユーロ豪ドルによってすべて吐き出すことになってしまっている。
ユーロ豪ドルの投機的な買いを助長するための理不尽なまでの豪ドルへのないたぶりは、
毎度毎度東京時間午前0時ごろまで続くことが多いが、またそんな感じか。
他の通貨でどれだけ稼いでも、いつもユーロ豪ドルにその利益のすべてを奪い取られてしまう。
ユーロ豪ドルは、1.6150をロールリバーサルしたサポートと考える買い豚が増えていたことはわかっていた。
1.6150に近づけば、何度でも買い豚が湧いて出てくる。
1.6150~60の過程では
さらにリスクを追ってでも買ってくる暫定のバカがいて
ここで無理にでもレートを引き上げれば、ショートを投げる損切と、ここから追随して買ってくる
さらなるバカをあぶりだされてくることになるためだ。
そして、案の定、ユーロ豪ドルがさらなる高値を追うと、損切りの誘発はもとより、さらなるバカも増えてきて、ユーロ豪ドルはさらなる高値を追う羽目になった。
さらに上値を追えると思ってしまっているのだろうが、いけても1.6180越えが限界であろうと、個人的には思っている。
1.6180から上で買ってしまった買い豚どもは、天井掴みとして、下げターンのときの燃料になってしまえ。
しかし、すげえわ。
この期に及んでも、まだバカとなってユーロ豪ドルを買いあさるグリードっぷりには脱帽である。
ユーロ豪ドルは死んでも買いたくないので
1.6150をロールリバーサルラインとしてバカになって買うことはできなかったが
同じようにバカになれる通貨は、実はほかにもある。
ドル円である。
ドル円は本日のユーロ豪ドルと同じように、108.80アンダーから、それをサポートtみなして買ってくるにわかの買い豚がいるはずだ。
ユーロ豪ドルはバカになる気はさらさらないが、
ドル円については、バカになっても自分はかまわない。
欲豚全開でドル円は買っておく。
ポジション
EUR/AUD S 1.61596 1.61730 1.61838
USD/JPY L 108.756