ユーロの見立てがが矛盾している

昨日は仕事で忙殺され、ノートレードでフィニッシュだが、

 

昨日の流れは良かった点とムカつく点が混在、

 

まず、一昨日、ユーロドルのロングを利食いしたことはよかった。

しつこい、中核のユーロ売り豚が結局にわかを扇動することに成功したようで、

ユーロドルは1.13を定着できず上値の重い展開となってしまったようだ。

 

なので、自身のエグジットの流れは良かった。

 

ムカつく点は、ユーロ豪ドルが、やはり下値を掘っていること。

 

ほんと、月曜のクソロンアニの1.6260までの戻しはなんだったんだよ…という怒りがまた沸き起こる。

 

このクソ戻しがなければ、自分は豪州の政策金利発表が控えていてもユーロ豪ドルのショートをホールドする勇気を持てていたかもしれない。

 

ユーロ豪ドルは当然!!!引き続き下目線だが、もう少し、売り時は待ちたい。

…とか言ってる間にどんどん安値を更新されたらげんなりなんだけど。

 

ユーロ豪ドルは、自分としては5月に戻り始めてる以前から、ずっと下目線である。

 

1.6あたりから1.64まで戻ったユーロ豪ドルだが、こんなものは狂った高さであることはもちろん、1.6以下でもまだ高く、

1.4割れくらいまでは射程圏と見ている。

 

そもそも5月から起こったユーロ豪ドルのアップトレンドの起点となったのは、まさにロンアニどもの買い仕掛けがきっかけで、

米中貿易摩擦での豪ドル売りの流れに乗じて、ユーロ豪ドルの買い仕掛けをこいつらは延々と繰り返してきた。

 

豪ドルが弱くとも、欧州通貨がそれ以上に弱い、という必然性は弱く、実際、ポンド豪ドルはいくら豪ドルが弱かろうが上値を追えなかったのに対して(もちろんポンドゆえに、ボラは数百pips上に行ったりはしたが、アップトレンドを完成させることは最後までできなかった)

 

ユーロ豪ドルにおいては、

豪ドルの弱さで生じる、豪ドルドルの豪ドル売りの

ドル買い!

という流れを目ざとく悪用し、ドル買いなら露骨にやられるのがユーロ、という流れを豪ドル売り以上の売りとしてユーロを売り込み

 

結果として、本来なら上がる価値などなかったユーロ豪ドルを延々上に持ち上げ、日足ベースでアップトレンドを形成するまで至った。

 

この異常きわまるアップトレンドの完成は、自分が10年以上相場を見ていて、最もありえないと思え、歪んだと思えた完成だった。

 

あの極端な値幅が進行したリーマンショックのときすら、ここまでの違和感を覚えた通貨ペアはなかった。

 

しかし何でも起こるのが相場で、

嘘から出た誠、瓢箪から駒

をじでいくかのように、5月からこのまやかしを仕掛けたロンアニは、この偽りのアップトレンド完成の成功に笑いが止まらなかったことだろう。

 

ユーロ豪ドルが上がるはずはないというのは、多くの大衆も当初は考えていたはずで、

ここでの大衆の戻り売りが、結果的にさらなる上昇の燃料となり、ユーロ豪ドルはありえない高値を次々と更新することになった。

 

本質的価値を無視しても強引に仕掛け、大衆が損切りを繰り返し、にわかがその無理に追随すれば、ありえない価値も次々と現実となるのが相場の恐ろしさで、これが古今東西のバブルを生んできた相場のメカニズムではあろうと思う。

 

大衆の損切りなども後押しすることで、ロンアニどもの仕掛けは大成功で、1.59代にあったユーロ豪ドルを1.64までとおよそ500pipsも上げることに成功したわけである。

 

ロンアニもここまでこの仕掛けが成功するとは思っていなかったのではないだろうか。

 

ロンアニ自身、この無理筋な仕掛けも豪州中銀総裁の牽制発言でようやく潮時と判断したのだろう(本当にこの当局の牽制発言は遅すぎた)、今月に入ってようやくユーロ豪ドルは調整ではない下げ転換をみせて、ロンアニが仕掛けた500pipsあまりの値幅はすべて失い、いまではロンアニが仕掛けた起点あたりにまで、ユーロ豪ドルは戻ってきている。

 

ロンアニはとっくにあらかた利益を貪って逃げた後であろう。

 

今下落しているのは、ロンアニが仕掛けたユーロ豪ドルの買いを信じて、買いを積み続けた取り残されたにわかのアホども(お前らの罪も重い)がポジションを投げさせられているだけなのだろう。

 

ユーロ豪ドルの上昇はもともとロンアニが仕掛けたものだが、それをより強固にしたのは、1.61、1.62、1.63あたりで、トレドフォローか何かわ知らないが買いに追随してきたであろうにわかの買い豚どもである、

 

こいつらのにわか買いのおかげでユーロドルの高値安定はより強固なものとなり、もともと無茶な仕掛けをしたロンアニにしてやったりと喜ばせることになった。

 

その意味では、このにわかどもはロンアニ以上に罪深く、このにわかがより強固にしたユーロ豪ドルのアップトレンドを信じて買いに追随した素朴な大衆は、いま大きな含み損にさらされていることだろう。

 

いまのユーロ豪ドルは1.6を割れそうな水準まで来ており、5月にロンアニが仕掛けた買いの値幅をほぼすべて失ったところであるが、

ここが底だなどとは自分はもちろん思っていない。

 

今のレートから下でも、ユーロ豪ドルはまだまだ2000pipsは下が見られると思っており、その意味で今のレートで焦って飛び乗る必要はないと考えている。

 

いったんは、また馬鹿みたいに戻して欲しいのが理想で、

短期アップトレンドに転換してからのそのアップトレンドをさらに転換、させたころが、ふたたび売り時と思っている。

 

もちろん、100や200pipsの含み損に耐えられるなら、いまからどこでショートに入っても勝てるとは思う。どれだけがんばったところで、300は担がれる可能性はかなり低いというのが、今の自分の見立てだ。

 

ただ、100pipsであっても、短期ディールでレバレッジをかけるなら、その値幅は決して小さいとものではない。1円の値幅の含み損を何とも思わない人は、スイングトレーダーでも稀であろう。

 

この通貨ペアは投機が何気に悪用する通貨ペアでポンド豪ドルと並び、トレンドに逆行してる時すら100pipsくらいは簡単に戻る。

 

このトレドに逆行するボラの高さはポンドを除くドル円やユーロドルなどメジャー通貨ペアには決して見られない動きで、クロス通貨独特の極端な合成と、投機の無理筋が合わさったがゆえの大きな値動きである。

 

前置きが長くなったが、掲題の矛盾、についてだが、

 

自分は本日はユーロドルの買いをイメージしている。

ユーロドルの買い、というよりは、ドル売り、のイメージなのだが、

 

これまで何度も述べているように、いまのユーロドルはユーロ云々では上下しておらず、ドル云々でほとんどの動きが決まっている。

 

つまりドル高ドル安という流れに一番ダイレクトに反応しているのがユーロドルだと思ってい。

 

で、矛盾というのは、ユーロドルは買い目線だが、ユーロ豪ドルは売り目線、ということである。

 

ユーロ豪ドルは目下、ようやくにわかが売りに傾斜しはじめ、5月からのグリードどもが積んだクソなロングの投げも伴い、わかりやすいダウントレンドを作りはじめている。

 

この段になって、いよいよ、ユーロ豪ドル売り、などと囃しだはじめる順張りトレーダーも増えはじめ(ほんとこの手のにわかほど現金な連中はいない…)、これがユーロ売りの圧力としてユーロドルの戻りを重くしている。

 

ドル安相場にあっても、ユーロドルが上がりにくいのは、このユーロ豪ドルのユーロ売り圧力があり、これが自分の述べたい矛盾というやつである。

 

ただ、ユーロドルしかり、ユーロ豪ドルしかり、いまのユーロはユーロ自身での力はどちらの通貨ペアにおいても推進力とはなっている感じはせず

 

 

ユーロドルはドルの動き、ユーロ豪ドルは豪ドルの動き、によって値動きが決定されているように思っている。

 

その意味で、ユーロを無視すれば、ユーロドルとユーロ豪ドルの矛盾に矛盾はない。

 

というのも、自分としては、ドルにおいてはドル売りをイメージしているし

豪ドルにおいては、豪ドル買いをイメージしているからだ。

 

であれば、豪ドルドルを買えばいい、ということになるが、

豪ドルドルは値幅がなさすぎて、自分としては監視通貨ペアとしか見ていない。

そして、この通貨ペアにはさしたる恨みもなく、あまり、積極的にトレードしたい感じがしない。

 

では円ベースで、と考えても

ドル売り見立てのためドル円は上値が重いため、豪ドル円はドル売り円買いからの圧力で上値追いのイメージはわきにくく

ユーロ円についても同様で、ドル円のドル売り円買いがまつ大きな圧力になるのはもちろん、ユーロドルのドル売りからユーロ買いと思っても、ユーロ豪ドルの豪ドル買いの圧力もあって、豪ドル円以上に上値期待が追いにくい。

 

いろいろ考えると、あらゆる動きがからみあい、どの通貨ペアも動きが見えにくいが、

 

やはりドルベースから素直に見れば、いまの地合いは明らかにドル買いとは言えず、消去法的にドル売りとみたとしても、ドル売りの受け皿になりうる通貨はユーロしかなく、

やはりユーロドル買いを支持したい。

 

ユーロ豪ドルの売り圧力が、どこまでもユーロドルの上昇の懸念とはなるが、

欧州勢がユーロ買いの仕掛けをかけるときは、ドル売り主体よりもユーロ買い主体で動きやすく、この仕掛けがもたらされる可能性が高い。

 

そうなると、売られる目の弱い豪ドルがなぜか売り圧力にさらされ、ユーロ豪ドルはまたも狂った動きを見せる可能性もあるだろう。

 

ユーロポンドはすでにユーロ買い方向に軍配が上がっていることから、

 

欧州以降、ユーロドルのみならず、ユーロ円、ユーロ豪ドル、果てはユーロカナダまで、オールユーロ買い、のような流れになれば、ユーロドルの買いの目はあるように思う。

 

ユーロドルは昨夜のNYでも1.1310アッパーで上値を抑えられていることから、相変わらず1.1320-1.1350あたりからの中核のユーロ売り勢力が幅を利かせているが、

こいつらを殲滅すれば、再び200日移動平均線を抜け、上昇へのアク抜けを果たせる可能性が高い。

 

もちろんそのためには、ドル円の下落などの強烈なドル売り要因が加わらねば困難な流れとはなろうが、その流れはロンドンよりNYでより顕著に起こる動きであると思え、その前哨戦としては、今日の欧州ロンドン時間の動きは重要である。

 

最近のロンアニは欧州序盤、ユーロがらみの通貨ペアをすべてユーロ買いに傾斜させる、ユーロ買い祭りを仕掛けることが多い。

 

ここのところそれを何度も食い止められたこともあり、ロンアニは

昨日16時には、もはやヤケクソぎみにユーロ売りをぶつけてみたものの、1.1270アンダーではじかれ、それも失敗に終わっている。

 

チャートを見る限り、ここ最近はロンアニどもの仕掛けはことごとく裏目に出ており、要は勝っている感じがしない。

 

NY様に素直に追随している東京勢の方がむしろ利益を稼げてる感じで、ざまあ、という感じだが、

 

このクソな野獣どもは、だからといって、日和った動きを取るようなことはしない、

 

相場を撹乱し、暴れまわることがこいつらの本能であり、躁病患者のように、こいつらが落ち着くことは永遠にない。

 

金融市場の厄介者で害悪でしかないロンアニがゆえに、今日も何かをしでかしてくるだろう。

 

とりあえず、ロンアニ参入まで様子見である。