違いは時刻だけ…15時か16時でこうも展開が変わるとは…

一昨日だったか、

15時ごろ、ユーロドルは直近高値1.1280あたりを抜き、

下落相場をいったんは否定した。

16時から来たロンアニは

はじめこそ、高値追いを付き合ったが

結局、ユーロドルを売り浴びせ

15時からの戻りを完全にダマシとした。

 

そして本日、

同じようにユーロ豪ドルは直近高値を抜いて

下げトレンドを否定した。

そして本日は、それがダマシとなることなく

そのまま上値を伸ばしていった。

 

この両者の違いは、時刻のみである。

 

ユーロドルの戻りをダマシとしたのは

その起点が15時だったから。

 

つまり、ロンアニはまだ出張っておらず

欧州勢の買い上げのみで、直近高値をブレイクした。

 

それをロンアニは全否定したのである。

 

それに対して本日、ユーロ豪ドルの直近高値を抜く起点となったは、16時。

 

つまり、ロンアニ自身がその買い上げを主導した。

 

自分は、一昨日と仕掛けのチャートが同じような形だったので、

一昨日のようにこの高値更新がダマシとなると思ったが

 

やはりチームロンアニ…

 

ロンアニ自身がトレンド転換をさせたときは

追随のロンアニどももそれに波長を合わせていく。

 

本当に仲のいいことである。

 

そこでまず、抜けたら方向に走りかねない

まずいレート、1.6305を抜いてきた。

 

これにて短期アップトレンドが完成してしまうわけだが

 

ロンアニの次にくるNYどもは

 

ロンアニが作ったトレンドを増幅させるパワープレイが身上。

 

結果として、そこからさらにレートを持ち上げ

1.3340まで。

 

もう一段で、またもの週足高値、1.6357に迫るような状況である。

 

こうなるとはしゃぎまくるのが

ロンアニでNY。

 

最後の希望は、1.64ミドルから上の冷静な売り豚が

このはしゃいだ上昇のマーチングバンドを叩いてくれなければ、いまのショートポジションはすべて焼き尽くらされてしまうだろう。

 

しかし、今日は下手くそすぎる…

 

NYに入っても、ユーロ豪ドルが延々上値を追うがゆえに

両建てで買いを入れたが

 

ロング入れた瞬間数pips押され、損切りで逃げ

逃げた瞬間、高値更新。

 

いまいちど両建てロングを入れると

またも入れた瞬間に下押しで損切り

 

損切りした瞬間、またも高値更新。

 

両建ての意味がまったくない状況で

ただただ損失を垂れ流しただけだった。

 

そんななか、1.1208あたりの

ユーロドルのショートポジションは1.1203あたりの微益で決済し、エスケープした。

 

ユーロ豪ドルのショートポジションを売り増ししたため

ここでユーロドルののショートも保持していると

ハイレバレッジゆえに耐えきれなくなってくるからである。

 

NY序盤は、やはりというか

ドル買いに傾斜しているが

 

ドル円の上値は重く、108.50を超えられないでいる。

 

つまり徐々にドル売りに傾斜し始めている。

 

そんなドル買いドル売りなど

ロンドン時間はまったく意味がなかった。

 

本日のロンアニどもは

ポンド豪ドルを投機的に暴騰させるために

 

豪ドルドルを売りまくってきた。

 

豪ドルドルは、本日は

ドル買いが進む中で

豪ドルドルは相変わらず安値を更新するのに対してて

ユーロドルが安値を下掘りしないことで

ユーロ豪ドルは相変わらずのじり高である。

 

ユーロ豪ドルは、

結局、1.6340アッパーのレートまで戻ってしまった。

 

昨夜のユーロ豪ドルの下落からの

東京勢の追随突っ込み売りは

この戻りでもう十分に刈られているはずで

ここから先の戻りレートは、昨夜のNY勢の売り筋の領域にに完全に差し掛かっている。

 

これ以上戻すとなると

NY勢の売り方がポジションを投げていくという状況となり

となれば、

もはや上位の売り方が軽くなっていき

せっかくの下げ転換がまだ台無しとなってしまうだろう。

 

本日のユーロ豪ドルの戻しは

ユーロ買いはまったく作用しておらず

 

すべてポンド手動で行われているように見える。

 

ユーロはたった1日で自律性をすでに失い

ポンドの値動きに追随する自律性のないいつもの通貨に戻ってしまっている。

 

いまユーロを下支えしているのはポンドで

ポンドの上昇がユーロの上昇を促している。

 

その証拠に、ユーロポンドが下げているにもかかわらず

ユーロドルは下落しておらず、むしろ上昇している。

 

これはユーロ売りではなく、ポンド買いが起こっているということである。

 

現在のポジションはユーロ豪ドルショートしかないが

ユーロ豪ドルが下落するためには

豪ドルの買いではなく、

ポンドの売りが起こらないことにはダメな状況である。

 

 

本日は、ポンドの上げが

豪ドルの下げとユーロの上げを主導している。

 

本日のポンド豪ドルは、150pips以上も上昇しており

完全に投機的な状況にさらされている。

 

ポンド豪ドルは、すでにダウントレンドから反転し

短期アップトレンドとなっている。

 

で、ユーロ豪ドルも連れ高となっているわけだが、

 

というか、ちょっと待て…

 

ユーロ豪ドルは、ポンド豪ドルが下落トレンドにあるなかでも一貫して上昇していたし

ポンド豪ドルが上昇に転じても上昇している。

 

 

このドル高でもドル安でも

ポンド高でもポンド安でも

戻り一択というような通貨ペアは

おそらくユーロ豪ドルのみであり、

やはりいまのユーロ豪ドルは、かなり異常な状況である。

 

結局、ユーロポンドのポンド売りからユーロが買われたり

豪ドル売りから、ユーロ豪ドルが買われたりと

消去法のみで動いているのがユーロ豪ドルであるが

 

各通貨ペアのからみのなかで

消去法の妙であるかのように

つねに上昇を基本として動くことになてしまうユーロ豪ドルは、やはりまともな状況ではない。

 

まともでない、ということは

いつか、どんな状況でも消去法として

下落するしかない、という状況にユーロ豪ドルはいつかなると確信している。

 

しかし、それがいつになるのか、わからない…。

 

 

 

 

 

 

 

EUR/AUD S 

1.63406 1.6425 1.63128 1.63093 1.6287 1.6284