週初めの本日はノートレードにする

週が明けた朝になったが、いまだロンアニへの怒りが収まらない。

 

こういう感情の時は冷静にトレードできないため

月曜は週初めで相場がおかしな動きをしそうなところもあるし、

先週の無様な負けのペナルティも含め

本日はノートレードと決める。

 

先週をあらためて振り返ると

まずは東京時間16時からのロンアニのドル買い仕掛け、ユーロ売りにすべてのリズムが崩された。

 

まずドルカナダ。

1.3206のサポートを割り込んだなかで

16時になった途端、  テクニカルの根拠がほぼないなか、1.3200のランドナンバーであるという手掛かりのみで強引にロンアニどもがカナダドル売りをし起こり、短期戻り高値、1.3213あたりを無理やりヒットさせられる。

結局、ここが戻り高値となったわけだが、

損切りを浅めに置いていた売り増しポジションは、ここでロスカットされた。

 

そして、ドル円

東京勢が106.30を背中に戻り売りをしていたのだろう。

これを踏み上げ東京刈りを狙われての、106ミドルアンダーまで跳ねる。

 

ユーロドルは1.1080アンダーはかなりの売り加熱のあるなかで

さらに売りを仕掛け、安値の限界をさらに売り込む過熱感によって、1.1070割れまで売り込み

その後、1.11アッパーまで反発。

 

ユーロ円は結局、107.60アンダーのサポートを守ったものの

107.70あたりにロスカットを置いて、107.90アンダーで買っていた自分は、ロンアニどもに下を狙われ、損切りに。

ここから頭がおかしくなった自分はドテンショートをしたら

ドル円の踏み上げによって、ユーロ円は結局、118を超えて往復ビンタに。

 

結局は、ロンアニが仕掛けてきた、ユーロの売り、

ドルカナダの買いはすべてノイズに等しい状態でNYに自分が思っていた本来の方向、ユーロ買い、ドルカナダ売りに戻っているわけで、

 

ロンアニどもの陽動がなければ、107.80あたりからのユーロ円の買いも、1.1090あたりでのユーロドルの買いも

ドルカナダの1.3306あたりからの追撃売りも

すべて利が乗っていた、という状態である。

 

これらレートが、ロンアニのユーロ売りやドルカナダ買いの仕掛けに乗じて、戻り売りや押し目買いをした結果ならばまだしも

上記レートは、中期テクニカルの判断から

ロンアニが参入するはるか前の東京時間午前あたりから取っていたポジションで

ロンアニの動きになどいっさい頼ったものではなかった。

 

これがロンアニに刈られたわけで

先週末にやられたことは

東京勢のポジションの短期ロスカット水準がロンアニに単純に狙われたまでで

そのロンアニのポジショニングは中期的な動きを想定したものでもなんでものないたった1日かぎりの投機の動きだった。

 

実際、NY以降、これらロンアニの投機はすべて否定され

東京時間に進んでいたトレンド方向に回帰している。

 

べつに東京勢がトレンドを作っていいたわけでもなんでもなく

先週末の東京勢の動きは

その前日のNY様のモメンタムに東京勢がついていっていただけである。

 

その後のロンアニは、クソなことに

その東京勢のポジションのみを刈っていくような投機をかましていた、という結果である。

 

さらにクソなことは

自分がほぼ確信している、経済指標の結果をカンニングしたインサイダーどもが、ユーロの投機売りをより仕掛けていたわけで

ユーロ圏の貿易収支は予想通り、予想比を下振れしていた、といことである。

 

ここで市場がユーロ売りを加速追随なかったことで

このインチキ投機どもはユーロの買い戻しをはじめたわけで

その後のNYがいったん、円買い地合いから

ユーロ円のみ107.60あたりまで安値を更新させたが

この試し売りが、ユーロ円の最後の安値で

やはりユーロ円は、107.58あたりのサポートを破りれず

週初めの早朝時間である現在、ユーロ円は118.10まで値を戻している。

 

相場は相場につき、どんな結果でも受け入れるが、この再三現れてくる経済指標結果をカンニングする投機と言う名の、インチキどもは、根こそぎ逮捕して牢獄にぶち込んで欲しいものである。

 

株のインサイダーは罰せられるのに、なぜ経済指標のインサイダーが罰せられないのか。

 

そもそも経済指標の発表時間からして、すでに無意味である。

 

こういうインサイダーがまかり通るなら、各種経済指標については、日にちも時間を予告しないでいいとすら思う。

 

すべていきなり発表すればよい。

 

であれば、インサイダーどもの動きは読みやすく、その段階でもはやインサイダーに意味はなくなるだろう。

 

インサイダーが経済指標発表前に売ってくるなら、結果は予想したぶれなのが明らかで、指標発表がいつであろうと、皆で売れば良い。

 

そうなれば、オールショートで値は下がりにくくなり、インサイダーは値幅が取れず、結果発表からむしろ、予想比悪でも、買い戻しが起こりかねず、そうでなくとも、織り込み済みで無風で終わる可能性も高まる。

 

つまり、経済指標の発表を待って一気に利食い、のような、姑息な手が通用しにくくなるというわけだ。

 

ロンドンを通過して、ユーロ売りのモメンタムが消えないなか、自分はNY時間のユーロ円の107.60までの下押し安値更新をリアルタイムで見ていたが、下をサポートは思ってはいたものの

安値更新のさなかがゆえにここで買うことはできなかった。

ここでの下落リジェクトを待って買いに入ろうと思ったら

一気に棒上げの陽線おTなって118を超えるまで伸びてしまい

1時間足レベルでのローソク足の完成を待っていたら

ローソク足感性の段階では、すでにユーロ円は50PIPSも値を上げ買って行ける状況になくなってしまっていた。

 

結局NY市場では、ドル円、ユーロドル、ユーロ円が値を戻し

ドルカナダが値を沈めるという状況となりながら

そこからのドル円ロングやユーロドルのロングはそれ以上に伸びず、追っかけて買っていった自分は微益微損のレートの動きに嫌気がさして、すべてのポジションを決済。

ドルカナダの1.3330アンダーから売っていて、売り増しし利が乗っていたポジションすら利食いでスクエアにした。

 

ロンアニに振り回されたユーロ売りや円買いの陽動で

NY時間までに損失を膨らませてしまい

その損失をデイベースで埋め合わせるために

ドルカナダを泣く泣く利食いしたというのが先週末の結果である。

 

ということで、現在は、ノーポジション。

 

東京時間8時前の現在

ドル円は 106.45

ユーロドルは 1.1096

ユーロ円は 118.12

ドルカナダは 1.3270

あたりをつけている。

 

このレートのまま本日が終わるわけもなく

それぞれの通貨は、上下どちらかの方向で1日を終えるのは確実だが、

 

冒頭で述べた通り、本日はトレードしないことにする。

 

先週からのロンアニへの怒りの感情がいまだまったく収まらないため

 

本日は感情に任せたリベンジトレードに走ってしまいそうで、

1日頭を冷やしたいと思う。

 

もし本日トレードしていたら、という前提で

本日の顛末の分析だけは残しておこうと思う。

これは感情が大いに混じった分析なので

精度はかなり悪いと思うため

その結果を踏まえ、明日からあらためてトレードしていきたい。

 

まずドル円

ドル円はもともと、107.20を底にして

7月下旬に短期ダウンチャネルを上にブレイクしていたが

8月に入った途端、グリードどもの8月ポートフォリオがドル売りと決めたからか

109.30を尽きた後、一気に安値を更新し

もともと破っていた短期チャネルのなかにもう一度入るという強引な下落を進めてきた。

 

いったん上方ブレイクしていたダウンチャネルのなかに

ふたたび回帰するためには、かなり一方的な売りが必要で

実際、3.5円以上の一方的な下落によって、

105円ミドルのダウンチャネルのなかに収まった。

その後はチャネルに沿って下落したが、

この無理のある下落再開が、米国の追加関税延期のヘッドラインによって上抜けした、というのが現状である。

 

言葉だけではわかりにくいため、下記に画像を貼る。

下記はドル円の4時間足である。

 

f:id:lj1027:20190819080944j:plain

20190819

上記からわかることは

戻り状況にあったアップトレンドに強引に転換させたが

それも105割れの水準以下からは無理が生じて

結局、その無理なダウントレンドがふたたび否定された、ということである。

 

ここから本日考えられることは、ドル円のさらなる続伸である。

 

ドル円は、107.10アンダーに売りがあり、これが何度も守られてはいるが、このラインが突破されれば

テクニカル的にドル円の売りを続ける根拠は完全に崩れ、

109.30あたりからの強引な売り仕掛けそのものを全否定する上昇が開始される可能性が高まる。

 

そうなると、9月以降の相場は、ふたたびドル買い相場に回帰する展開が予想され、ドル円はふたたび上を目指しそうな気配である。

 

ポイントとしては107の攻防であるが

東京勢にこの突破ができないとしても、NY、ことによると

その以前のロンアニが仕掛けてくる可能性があると思っている。

 

とうことで、ドル円は本日は続伸するのではないかと思っている。

 

もし下落したとしても、

8月はじめのときのように、またダウンチャネルのなかに潜り込むほどの下落を現在の地合いから作り上げることは困難で、

下げても105.65あたりが限界となるのではないかと思っている。

むしろ、ここまで下げてくるようなら絶好の押し目買いのチャンスで、もし自分が本日トレードするならば、このあたりのゾーンまでもし落ちてきたら全力で買っているだろうと思う。

 

本日、自身にペナルティとしてノートレードとしているため、その局面を逃した場合は、アンラッキーと言わざるをえないが、それはもう自分に運がなかったと思って、あきらめる。

 

本日、ドル円をトレードするとしたら、107.10越えあたりから突っ込み買いか、105.60~80ゾーンからの押し目買いとなったであろうと思う。

 

基本、方向は上を見ているため、いまから成行で買うなら

それでも買いがいいように思う。

 

ただ、その場合は、105.60近くまで踏まれる覚悟も必要だとは思うが、107.10への抜け期待を事前に仕込むというのも一興であるかもしれない。

 

ただ、ドル円が穏やかな値動きの場合

1日の平均値幅は50PIPSほどしかないため

よほどの材料がなかれば、107.10越えまでを本日行うのは難しいかもしれない。

 

その意味では、本日のよくある動きとしては

NYが107近くまで買い上げて

翌東京が、それに追随のバカ買いに走り

明日、107.10ブレイク、というのがよくあるドル円の上昇パターンだが

こうしたブレイクを東京が行った場合は

以後のロンドンが、その東京高値を天井に見立てて、

売りで食らってくる、ということも多いので

 

動きとしては、

本日のNYがドル円を上げてきてからの

東京勢が追随で、さらに上げて

そころロンアニが叩いてきたところが押し目となって

明日のNYで本格的に伸びる、

のようなイメージが現状のイメージである。

 

ざっくり言えば

本日の東京 106.50~70あたりまで上げ

ロンアニがそれを食らって、106.10~30あたりまで落とし

それをNYが食らって、106.80~90あたりで高値を更新させたのち

明日の東京がNY様への追随バカ買いから107.10をついにブレイク、というイメージである。

 

まあ、そんな都合よくいくわけもないだろうが

現状のイメージとしてはこんな感じである。

 

このドル円のイメージの延長から浮かび上がってくるのが

ユーロドルの下落と

ドルカナダの下落である。

 

ユーロドルはドルの受け皿としてしか機能していないので

ドル円が買われてしまうなら、ドル買いから下落が誘発されやすい。

 

ユーロドルは週足のネックライン1.1105あたりをまたも下回って推移しており

いまだレンジ内というイメージが残るとしても

長期足レベルでは、すでに下方ブレイクしている。

 

ドル円が上昇しながらもユーロドルが下値を守るとすれば

リスクオン地合いのドル買い円売り相場が起こった時である。

 

この場合、ドル円の上昇にあわせてユーロ円も上昇するので

ここで起こる円売りユーロ買いが

ユーロドルの下値を限定的とする可能性があるが

 

ドル高だけが極まる場合は、ユーロドルの下落が進み

この股裂けによって、ユーロ円は動きが取りにくい状況になってくるように思う。

 

ただ、ユーロドルの下値が限定的なリスクオン状況となった場合は

ドル円以上に上昇が見込めるのはユーロ円である。

 

ただ、一つ懸念は

先週からトップアウト気味で下落しているユーロポンドである。

 

ユーロポンドはブレグジット問題をものともしない

ポンドの買い戻しもあって

先週から4日連続で続落している。

 

これによりユーロポンドは先週、先々週の安値を割り込む大陰線で週足を完成しており

週足レベルで抱き線を作る状態となっている。

 

テクニカル的には、ユーロポンドの下落を示唆しており

こうなってくると、ユーロ買いの勢いには陰りがみられる。

その意味では、

リスクオン相場で最も上昇が見込めるのは

実は、ドル円でもユーロ円でもなく、ポンド円ということになる。

 

ポンド円はすでに短期足レベルでは上昇転換している。

 

ただ、ポンドドルがまだ完全に上昇転換していないことから

単純なドル買い相場だけだと、ポンドドルの上昇が限定的となることから、ポンド円の上昇にも限界が生じよう。

 

ただ、リスクオン地合いで、ドル売り円売り相場となれば

ポンド円を追っかける形で、ポンドドルも上放れする可能性が高まり、そうなれば、やはりポンド円の戻りが最も強烈、ということになってくる。

 

基本、ポンドはトレードしないスタンスなので

ポンドがどうなろうが、ただ状況を見るだけとなろうが

現状、ポンドに最も大きな上昇リスクがあるということだけは

頭の隅に置いておきたい。

 

ユーロの弱さは、あのにっくきユーロ豪ドルにも健在で

ユーロ豪ドルは、結局、1.6770という狂った上昇をピークとした後、週足レベルで巨大なトリプルトップを完成させるような状況となって、さすがにピークアウトを感じさせるような状況で、こんどこそ売りが再開できそうなムードである。

 

ユーロ豪ドルは1.64アッパーでさすがに天井をつけたと

多くの売り豚も思っていたのだろう

それが裏切られたわけなので、売り豚の損切りを巻き込みまくり

レートはなんと1.68に迫るところまで上昇してしまった。

 

すべては米中貿易問題が元凶であるが

 

結果としては、月足の高値も更新させたわけで

あらゆる通貨ペアのなかでもっともめちゃくちゃな状況となったのがユーロ豪ドルである。

 

もしユーロ豪ドルのショートに執着しホールドしていたら

このめちゃくちゃな損切の連打による急騰によって

自分の資産のすべては失われていたかと思うとぞっとする。

 

ユーロ豪ドルはさすがにピークアウトしてと思いたいが

米中貿易懸念がまたどこでぶり返されるかわからず

なかなか売りに入るには勇気がいる状況である。

 

日足レベルでみたとき、1.6割れからの戻しが一方的過ぎて、

さしたるサポートがまったく見つからないというのも売りに入れない要因である。

 

まともな押し目がないということは

いまいちど、米中貿易懸念が再燃し、ユーロ豪ドルがわけもわからず反騰したタイミグで売るのが現状のベスト戦略ではないかと思っており、

その意味で、現状はちょっと売りたいとは思えず

あからさまな戻りを待ちたいところである。

 

最後に最近メインでトレードしているドルカナダであるが

現状の見立てからは、予定通り続落イメージである。

 

ドル円が上昇するなら、ドル買い、ということになろうが

ドルカナダはドル買い相場ではなぜか下落しやすい。

 

まあ、なぜか、ということもなく

要は、ドルカナダの下落は、カナダドルが買われるということなのだが、

ドルカナダが買われるときは、原油高で

原油高はドルも買われるのだがドルとカナダドルではカナダドルの方が買われる、という構図が起こり

結果、ドル円上昇でもドルカナダは下落という状況が起こりやすくなるのである。

 

ドル売り円売りのリスクオン相場時も

ドル円が円売りから上昇しても、リスクオンのドル売りから

ドルカナダは売られやすい。

 

その意味でドルカナダは、ドル相場が、完全なドルの独歩高(独歩安)相場でないかぎり、ドル高いドル安に素直に反応しにくいところがある、ちとひねくれた動きをしやすい通貨ペアなのである。

 

リスクオン相場(ドル売り円売り)の場合

ドル円上昇

クロス円上昇

ユーロドル、ポンドドル(ドルストレート)上昇

ドルカナダ下落

 

とその他、ドルストレートと同じように、ドル売りに走りやすく

 

ドル相場(ドル売りの場合)

ドル円下落

クロス円膠着

ユーロドル、ポンドドル(ドルストレート)上昇

ドルカナダ下落

 

と、この場合はドル売りからドル円と同じくドルカナダは下落する相関状態

 

ドル単独の相場でない限りドルカナダは、ドル円とは真逆な動きになりやすい。

 

ではリスクオフ相場の場合はどうかといえば

ドル買い、円買いとなるが

 

ドル円下落

クロス円下落

ユーロドル、ポンドドル下落

ドルカナダ上昇

 

とこれまたドル円とドルカナダは真逆になる。

 

ドルカナダがドル円と相関する唯一のパターンは

繰り返しとなるが、ドル相場における、ドル独歩安の状況のみで

 

ドル相場のドル売りからの

ドル円下落

クロス円膠着

ユーロドル、ポンドドル上昇

ドルカナダ下落

 

と、この場合のみ、ドルカナダはドル円と相関した下落を見せる。

 

もちろんドル独歩高であっても、ドル円とドルカナダは相関する(ともに上昇)

 

ちなみに最近のドル安相場は、豪ドル安もともなった

リスクオフ相場での下落(つまりドル買い円買い)相場となることがほとんどで、ドルカナダとドル円が相関することはほぼない。

 

とうことで、本日、ドル円が上昇するとするなら、

ドルカナダは続落ということになる。

 

結論として、

 

東京時間8時前の現在からの本日の予想

ドル円は 106.45 → 上昇

ユーロドルは 1.1096 → 気迷い

ユーロ円は 118.12 → 上昇

ドルカナダは 1.3270 → 下落

ではなるのでないかと思っている。

 

明日、結果を照らし合わせて、明日以降、また頑張っていきたい。

 

しかし、週末にドルカナダのショートを投げてしまったのは、いまのところ後悔しかない。

 

今度こそ握り続けようと思っていたのに、

またドルカナダショートを手放してしまった。

 

すべてはロンアニのせいである。

 

いや、このロンアニのクソ仕掛けに振り回され、損失をむやみに重ねてしまった自分が最も悪いので、自業自得である。