10月はドル売り相場で決まりか…スキャルで昨日の負けを取り戻す

昨日、10月1日は前営業日の月末での大敗を反省し、ほぼノートレードとしたが、東京時間深夜のNY時間にチャンスを発見し、そこでスキャル的なトレードを行い、なんとか勝つことができた。

 

昨日の相場は、9月のドル戻り相場を終了させ、いよいよドル安相場に回帰するような流れになってきたように見える。

 

一昨日までは、10月の相場もドル買い相場とも思っていたが、月初早々、その見立てに転換をしいられるような感じのする、高値更新からのターンで、いよいよ売り豚がポジションを積み続けたかという感じだ。

 

一昨日、ユーロポンド買いをメインにして大負けを食らったことから、本日は、東京深夜まで相場をみていなかったので、深夜から相場を見たのだが、

 

昨晩の値動きを見ていると、8月相場のスタートダッシュと非常に似ている展開をみせている。

 

ただ、8月ほど、陽動的なダマシの下落ではなく、本日の上げからの下げは、ダマシの要素も少なく、冷静にトレードしていたトレーダーは、うまくドル安相場に乗れたのではないかと思う。

 

これは負け惜しみではなく、一昨日自分が負けていなかったら、108.50アッパーを背にしてのショートを積んでいた自信がある。

それほどまでに、昨日のドル円の戻りはわかりやすい限界感を示す戻り高値の完成だった。

 

そんなわかりやすさとはど対極にある

8月の最初の相場はかなり悪質だった。

 

その前夜、7月31日FOMCで109を頭にそれを超えらず翌営業日を迎えた東京時間、

狂ったオセアニアンが、8月1日早々に、いきなりドル円買いを行い、高値をいきなり更新

早朝の米債利回りの上昇、とかいうのが材料視されたとか分析があるが

そんな分析はともかく、いきなりの高値更新から、ドル高の熱に浮かされたハッピーピープル東京勢の欲を促し、東京勢が間抜け極まる高値追いを繰り出したことで

ドル円をさらに買い上げ

東京時間に109.30まで上昇し高値を更新。

いま振り返れば、ここが戻り高値のど天井で

またも養分東京が、いつもご苦労さんの天井掴みの最後のバカになった。

 

バカは伝染するものである。

 

その後のドル安の未来を予想できなかった自分は

前月足の高値も抜く上昇だったことから、

東京勢のバカさをバカにするどころか、そのバカが自分にも伝染し

自身も8月のドル高相場を想定する結果となり

自分と同じようにドル高を想像していたであろう、自分と同様バカが伝染した豚たちとともに、そこからの大きな下落の養分となる買いを積むことになった。

 

最初のバカ(東京勢)に追随し

バカに伝染した追加のバカ(自分も含めた買い豚たち)が

買いを止めず、で、その買い豚が焼き豚の燃料になるという

買い豚にとっては悲劇、売り豚にとっては笑いが止まらない日が、8月1日となった。

 

いまとなっては東京勢ほどの天井掴みのバカとはいえないとも、それとは大差ない自分も含めた買い豚のバカたちは、押し目買いを狙っていったはずで、それを裏切られての一方的なまでの下落が8月1日には発生した。

 

通常の相場からすれば、すこしくらいまともな戻りがあってもよさそうなものだが、月初早々から勝負をかけてきた売り豚どもは、いっさいその売りの手を緩めることはなく

 

結果、売り豚の売り仕掛けは見事に成功し、

売り豚たちは、そのインチキ?な賭けに勝ったのである。

 

なぜ、インチキか、といえば

NY時間にはドル安を誘発するような、トランプ大統領ツイッター、いわゆる、トランプ砲のような報があった。

 

もうこの手のパターンは、食傷気味で、どんな内容化もいちいち語る気はないが、要するにリスクオフが加速するような内容だった。

 

それがドル売りにさらなる拍車をかけるような下落となり、

 

結果的には1日で2円あまりもの下落を演じることとなった。

 

で、後から聞けば、この日のドル売りを仕掛けた豚どもは、NY時間のトランプ砲をあらかじめインサイダーでつかんで疑いがあるという。

 

だからこそ、チャート的にはドル買いにみえるパターンを無視して延々売りを仕掛けていた、とのことである。

 

それが実際、本当かどうかはわからないし、それを知るすべも自分にはわからないが、

そうである可能性もあることから

あの日の売り豚はインチキ?な賭けに勝った、というわけである。

 

あらかじめ答えを知っている勝負なら、これほどインチキな勝負はない。

 

まあ、いずれにしても、その日は高値を大幅に更新してからの下げで、そこからは一貫して8月はドル安相場となった。

その起点となる、多くの買い豚が一気に焼かれるランドマークのような日となったのが8月1日、8月最初の日の出来ことである。

 

ちなみに自分のこの日の負けは、今年の負け額トップ5に入るほどの大敗だった。

 

それにくらべて昨日の10月最初の相場は

月末9月30日の高値を更新し、108.50アンダーまで上昇したドル円とはいえ、

108.50はこれまでなんども叩かれてきたレジスタンスゾーンで

ここ最近の最高値にレートが面合わせし

10月のスタートからして、これ以上の伸びがない段階で

ドル円の戻り相場はここで終了したとも同然の強烈なシグナルがチャートには発生させた蓋然性が一気に増し

108.50アッパーを損切りに売りを仕掛ければ

下落した場合のリワードと、108.50を超えられた場合のリスクを天秤にかけた時に、

リスクリワード比がかなり高い勝負となった。

 

だから、自分はもしこの局面を見ていたら、ほぼ確実に売りを入れていたであろうと思うのである。

 

ドル円は、昨日のNY時間までドル円は108.40あたりで強めに推移していたようだが、

10月の相場がドル安相場をスタートさせるには、同日中にそこからの大きな投げが起こる必要があったが、それは実際に起こった。

 

本格的にドル円が投げられる口実とされたのがISM製造業指数。

この結果が予想を大きく下回ったことで、ドル売りがいよいよ本格化した。

 

ドル円はそこから長大陰線を作り

直近安値であった107.75も大きく割り込んだ。

 

これをもって、ドル円の戻り相場はテクニカル的に終了したことになるとともに、

それが10月の初日、ということも考えれば

9月の戻り相場の終了、および10月のドル売り相場の回帰のはじまりを示す痕跡となったのが、ISM発表からのドル円の下落、であったと思う。

 

これから10月に起こりそうな相場は

これにて自分のなかでは

ドル売り相場と決め打ちすることにした。

 

10月については、よほど楽観的な事態(例えば、米中問題の完全な解決や、ブレグジットの完全な解決。楽観や期待ではなく、完全無欠の解決)が起こらない限りは、ドル円は売り目線で行こうと思う。

 

現状としては、リスクオフのドル売り円買い相場というよりは、まずはドル安相場とみておきたい。

 

その理由は、自分がメインに取引している各通貨ペアの状況が、リスクオフ相場ともドル売り相場とも見える、まだら模様の状況にあるからだ。

 

まず、自分が主に取引している通貨ペアは

 

ドル円

ユーロドル

ユーロ豪ドル

ユーロポンド

ドルカナダ

 

と、ちょっと一般的にはマイナーな通貨ペアを含んだものであるが

 

ユーロ豪ドルとドルカナダの動きが

ちょっと相矛盾する状況である。

 

まずドルカナダだが

本日のドルカナダは1.6290アンダーを高値にして、またも1.3240を割れるといった

やはりの下落方向に進んだ。

 

ただ、ドルカナダが下落するときは

通常、リスクオン気味の場合が多く

リスクオフの場合はむしろ上昇することの方が多い。

それにもかかわらずドルカナダが大き目の下落をするということは

これはカナダドルの強さではなく、

ドルの弱さ、

つまりドル売りによる圧力の結果である。

 

実際、原油相場も昨日は下落基調で

これは本来はカナダドル売り要因だが、ドル売り要因でもある。

 

カナダドル売りなら、ドルカナダは上げるはずだが、それでもドルカナダが下落したということは、リスクオフムードよりも、ドル売りの方が影響力が強かった、ということである。

 

ただ、ドル売り地合いが強いといっても、カナダドルにも強さがないことは

ドルカナダは1.3220を割れるまで下押ししているものの

1.32あたりからのレンジゾーンに阻まれたかのようにそこからの売り圧力が弱くなったことが、チャートから見て取れる。

結果的には現状、1.3205~1.3300のレンジ下限に到達したのみで、いま安値圏にあるとはいっても、レンジ状態を抜け出せるには至っていいない。

 

ドルカナダは9月半ばからこの手のレンジを延々と繰り返しており、方向が定まらない。

結局、ドルカナダはドルの動きに翻弄されている状況で、昨日はドル売り相場ではあったが、それがリスクオフにつながるドル売り地合いなのか、ストレートなドル売り相場なのかをドルカナダを取引している豚どもについては、まだ判断しかねているような状況であるように思える。

 

次に見たいのがユーロ豪ドル。

ユーロ豪ドルはまたも狂った上昇で、

本日は1.63越えまでまた上昇した。

これはこれが、ドルカナダの単なるドル売り相場であるという状況とは異なり、リスクオフを示すような上昇に見える。

 

リスクオフの時に、ドルカナダは上昇しやすいが、ユーロ豪ドルも上昇しやすい。

 

で、昨日は、ドルカナダは下落で、ユーロ豪ドルは上昇している。

 

これが自分の矛盾していると思う点である。

 

ただ、昨日のユーロ豪ドルの上昇には、現在の米中問題の懸念やブレグジッドなどとは関係のない、豪ドルの独自の要因もある。

 

それは、昨日の豪州中銀の政策金利発表で、豪州中銀は、そこでまたもの利下げを発表した。

 

これにより豪ドル売りが巻き起こり

豪ドルドルの下落加速と同様

ユーロ豪ドルが上値を追う起点となったのである。

 

最近の豪ドル相場は、前回の豪雇用統計もそうだが、豪ドルがらみの大きな材料が起こるたびに豪ドル売りを誘発しており

これは豪ドル単体でみたとき、豪ドルがいかに弱いかをしめしている。

 

先日、FOMCが利下げを行い、米豪の金利差が縮まったかと思ったら

豪州中央銀行がさらに利下げを行い、その利回り差をまた広げていく。

 

現在の豪州中銀は声明でこそ、豪ドルを安値と認めてはいるものの

その行動からし

あきらかに豪ドルが高くなることは望んでいるとは思えず

グリードどもには、それを完全に見透かされているような雰囲気である。

 

ユーロ豪ドルは、これにてまたも中期下落チャネルを抜き去るようなフラッグ上抜けのようなチャートパターンを完成させ

アップトレンドの形を作ってしまった。

 

この形が崩れない限りは、

ユーロ豪ドルがまたも1.67までの高値を目指す可能性がまたも完成したわけだが

もしも今回、その高値更新に失敗した場合は、

巨大なトリプルトップが完成することになり

ようやくの暴落のチャンスともなる。

 

ただし、ここからの相場がドル売りなり円高なりのリスクオフ相場に進んでしまった場合は、

ユーロ豪ドルの反落の期待は遠のき

豪州の独自要因、もしくは豪州当局自身の豪ドル買い(こういう介入めいたことを豪州はよく行う)でも発生しない限りは

当面、ユーロ豪ドルの売りは狙えそうもない状況となってしまった。

 

ただ、豪ドルについては、豪ドルドルを見ると

0.66から下への下落は、これまで3回跳ね返されており、4回目の今回もまた0.66を割れてからすぐに0.67アッパーまで回帰している。

 

今月、ドル安地合いが進むとすれば

このドル売りが、豪ドルドルのさらなる下落を阻むかの瀬戸際でもあり、

この下値アタックの失敗が繰り返された結果、豪ドルドルが戻りのためのテクニカルゾーンを超えたりすれば、豪ドルドルが4度目の戻りを目指す可能性もあり、

その場合は、ユーロ豪ドルの戻りも終了する可能性が高まる。

 

そういうチャンスが来れば、自分はユーロ豪ドルを今度こそ全力で売りたいとは思っているが

市場があまりにもリスクオフ気味に振れそうな場合も考え、ユーロ豪ドルの売りについてはやはり当面慎重にならざるをえない、というのが現状である。

 

 

ここまでは、自分が主にトレードするドルカナダとユーロ豪ドルといったマイナー通貨からの状況から見た相場分析だが

メジャー通貨の動きをみると、ユーロドルの動きを見る限り、

昨日の相場付きはやはりドル安相場であったことがわかる。

 

本日のユーロドルは、テクニカル的な安値ラインをきっちり守り底値に反発した。

 

昨日、1.09を割り込んだユーロドルだが

チャート的にはかなりの売られすぎ水準で、強烈な下値サポートがあるところからの反発のため

これはテクニカル要因の理由が大きく

やがてどこかから下落を再開する可能性は大いにあるが

これほど弱いジャンク通貨ユーロがらみのユーロドルにこうした調整の反発が起こること自体が

市場にドル売り圧力がいかにあったか、という証左である。

 

もしも昨日がリスクオフムードであったなら

ドル円が下落するからといって、ユーロドルも下落するといったドル売り円買い相場のような状況となり、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円なども下落するという相場は強烈な円高相場になったはずである。

 

しかし、昨日の相場はドル円を除くクロス円はそれほどの下押し圧力を受けておらず

それはつまりドル売りの方が強かったということで、実際、ユーロドルやポンドドルなどのドルストレート通貨においては、前日比プラスの堅調な推移となった。

 

またユーロについては、豪ドルの弱さからの豪ドル売りからのユーロ豪ドルの上昇からも見られるように

豪ドルの弱さからもその漁夫の利を得ていた。

 

ユーロドルは結局、月末の1.09割れがダマシのような状況となっているのが現在で、今後は少し戻り相場を試していきそうにも思える。

 

まあ、ユーロは、ドル安ムードが弱まったり、ポンド安が強烈に進めば、ドル買いでのユーロドル安や、ポンドドル安でのユーロ安などで、いつでも底割れする可能性を秘めたゴミ通貨ではあるので、楽観はできないが、昨日だけを見れば、そのジャンク感はややなりをひそめた、という感じである。

 

 

最後に、殺人通貨であり投機のおもちゃであるポンドに関連するユーロポンドだが

 

本日はテクニカル要因と、ポンドの報道相場の組み合わせで、

 

やや激しい値動きとなった。

月末の自分は、ユーロポンド買い、ユーロドル買いが裏切られ、結局、大き目の負けを食らったのだが、

 

ユーロポンドは結局、レンジの下限を突っ切り、0.8830アッパーまで下落したが、その下落をダマシとして、そこから一気に切り返した後は、

 

東京、ロンドン序盤まで、0.8850~0.8880の幅でのレンジを繰り返したのち

0.8880の上限を20時半ごろブレイク。

このブレイクは、中期ダウンチャネルラインもブレイクすることになり、

結果、ユーロポンドは一気に上昇幅を伸ばし、0.8930越えまで

 

結局、先週末の高値も超えたわけで

自分のユーロポンドの戻り見立ては結果的に間違っていなかった。

 

ただ、0.89から0.8830までという70pipsあまりもの下落幅には耐えられれば、という話だが…

で、それに耐えられないほどのポジションをかかえていたわけなので、結局、負けは負けである。

 

ただ、いまになって思えば、結局、月末のユーロポンドの売りは、自分のような買い豚どもを振り落とすためだけの調整ユーロ売りで

 

そんな月末にトレードしてしまった自分は、

ユーロポンドの買いポジションを

その大口のユーロの売り玉にまんまと溶かされ、この大口の豚たちの利益の一部になった、ということである。

 

 

昨日、結局、0.8930越えまで戻したユーロポンドだが、

ここからは投機通貨ポンドの売り買いに引きずられ、乱高下的な動きを見せることになる。

 

前置きが長くなったが、

ここからが、自分のトレードとなる。

 

まず、現状のユーロポンドについては、戻り相場のようにも見えるが、

0.9320あたりを天井とし下落してきたところからの安値圏でのレンジ状況を、実は、まだ完全に脱し切れていないのではないか、と思い始めている。

 

昨今のユーロポンドという通貨ペアは、その動きはほぼすべてといっていいほどに、ポンドの動きに左右される。

 

月末こそ、ユーロ売りの圧力にさらされ、そこにポンド買いという投機の仕掛けの組み合わせで、ユーロポンドは下落していったが、こういう動きこそいまのユーロポンドにとってはまれで、基本、ユーロポンドは、ポンドの動きでほぼ決まる。

 

先月、ユーロポンドが0.9320から0.88割れまで下押ししてきた理由も、ほぼ確実にポンドの要因である。

 

先月のポンドは、ブレグジッドブレグジッドと、皆がわーわー騒いでのポンド売りムードに反して、大きく調整を見せてきた。

 

そんなポンドの戻り調整は9月を通じて一貫して続いていたことから

先月は世間がポンド売りを叫ぶ声を無視して

9月中旬までにあえてポンドを買っていたとすれば、

9月はどこから買おうが、ポンドがらみの取引は、どの通貨ペアにおいても、ほぼプラスといったような状況であった。

 

そんなポンドを買いさえすれば勝てる、といった単細胞ディールの寿命は短く、陰りが見え始めてきたのが9月中旬ごろ、

このあたりから、ポンドドルは頭打ちとなり、戻り高値圏のレンジ状態となり

9月25日ごろに、大き目の陰線が登場することで、この高値圏レンジを下にブレイクし、このポンド買い祭りはほぼ終了し、現在に至る。

 

ユーロポンドはポンドドルの下落再開に合わせて戻りをはじめてきたようにも見えるが、テクニカル的には9月初旬から綺麗な形で進んでいた下方ダウンチャネルの下限にすでに9月20日ごろ到達しており、テクニカル的には、すでにこのころから反発を始めていた。これはユーロがポンドと少し乖離した動きを見せてはじめていたことから、それがノイズのような先行指標となって、先行した戻りが始まった、ともいえる。

 

そんなユーロポンドだが、

今夜は売り買い両方利益を取れた。

 

それができたのも、ポンドのまた投機的まるだしの右往左往がゆえである。

 

月末、ロンアニどもが不当?買いを仕掛けて上げ幅を稼ぎまくったポンドドルは

結局、1.2345あたりまでも上値を伸ばし

そこからNY時間に叩かれ(もしくは投機買いのロンアニのクソどもがようやく一気の利食いを開始したのか)、上ヒゲ陰線を作った後、結局、当日中に日通し安値を更新した。

 

月末のポンドドルの戻りにおいて、1.2335あたりは、下落からの戻り高値があったところで、そこをきっちり抜き切ってからの下落再開だから

ポンドドルをセオリー通りのテクニカルで短期トレードしていた豚がいたとすれば

このあたりでいったん損切されたあとに、結局下値追い、という最悪の動きをされてしまったのが昨夜である。

 

 

それから本日、東京時間20時ごろからは、売りが加速し、今度は、1.2270にあった直近安値をしっかり刈り取り、1.2203まで下落幅を広げ、と思ったら、今度は、直近高値となった、1.2315をまた超える…

 

ここでは突っ込んだ売り豚が今度は焼かれるという始末である…。

 

こういうのがあるから、ポンドがらみの取引などしたくないのである…。

 

月末も月初も、ポンドにおいては、相変わらずのも投機丸出しの滅茶苦茶な動きで、なんのインサイダーも大口の取引方向も知らず、チャートのみでこの上げ下げを取り切ったトレーダーがいたとしたら、チャートが一切読めずテクニカルがまったくわかっていない素人か、もしくは、天才くらいしかいない。

 

で、ユーロポンドだが、この月末のダマシをあざ笑うかのような継続的なポンド売りの仕掛けによって、上値追いを開始し

レートは、月末どころか、前週の高値さえ超える0.8930までも上値を伸ばしたのである。

 

もうふざけている…という言葉以外に、なにも浮かばねえ…というのが、ポンドドルからみた、ユーロポンドの上げである。

 

東京深夜にチャートを自分が見た時は、ユーロポンドが0.8920あたりをうろついていた状況で

ユーロポンドの結局の戻しに絶望にも似た脱力感を覚えたとともに、

もはやその段階はどうにもできない状況で

ユーロポンドについては、エントリーはもう明日まで待つしかない、と思っていた。

 

しかし、ここからがポンドの真骨頂

ポンドがらみの通貨ペアが、なにごともなく、NY時間を通過することなど、まずない。

 

豚たちがとにかくポンドで値幅を稼ぎたいわけで、そんなクソどもの欲のおかげで、東京時間深夜でもポンドは動き始めてきた。

 

まず、ISMの結果からのドル売りでポンドドルがいったんの底打ちで戻りを見せてきたところに

まるで示し合わせているかのように

ブルームバーグからEUにバックストップ期限を設けるとかいう観測記事が出され

これを好感し(好感…ふざけんなよクズども)、ポンドドルが1.2240アンダーから1.2340アンダーまで一気に上昇。

 

こんな報道相場ひとつで

一気に90pipsあまりもの上昇…

もうめちゃくちゃであるが、これもポンド、である。

 

で、これにより戻り高値1.3215を抜き去ったと思ったら

今度は別の報道機関が、EUはそんなこと言ってないとかなんとかで、また70pipsほど一気に値を落とし、1.2260アッパーまで…

 

報道反応のAI作動か。

人間のトレーディングももちろんあろうが、

この極端な買い戻しや、その後の極端な売りなどを見ていると、その不自然な動きは人間の動きと見えず、これを主導で行ったなかに人間が混じっているとすれば、そいつは、ある意味人間のまともな感覚を持っているとは思えず、本当に鬼畜というか、豚同然の脳を持った動物である。

 

とにかく、ひきで見ていても、もうまったくついていけない流れだが

このポンドの大ぶりにユーロポンドも当然反応してきた。

 

ユーロポンドも、このポンド報道によって

0.8930アンダーにあったレートが一気に0.8860アッパーまで下落。

 

ここに即座に買いが入り、0.8890アンダー戻した結果、下ヒゲを伴う陰線で15分足を終えた。

そこからさらなに戻っていこうと、0.89越えまでユーロポンドが戻そうとしたが上値が重い状態。

 

こういう一過性の動きは、一過性の動きであっても、しばらく影響を与えるもので、いったん落ちた加速がV字で即座に回復することは少ない。

 

ということで、自分はまず、このあたりでユーロポンドを売った。

継続的に落ちるかどうかはともかく

この狂ったポンドの上跳ね(つまりはポンド買いにつき、ユーロポンドの押し)がもうしばらく続くと考えての

0.8895あたりからの売りである。

 

この読みがどんぴしゃで、ユーロポンドは、報道相場に毒された売り豚たちの欲を急ぐ売りにずるずる押され、

結局、0.8870アッパーまで下落。

 

しかし、初動の0.8865あたりまでの下げは届かず、

ここから下ヒゲが現れだしたため利食い

 

EUR/GBP 0.8895 → 0.8878  利食い

 

ここで20pipsほどの利益が取れた。

 

一昨日の恨み骨髄で、相当の大玉を張っての売りだったので、この利益だけで、一昨日の負けの半分近くを一気に取り戻した。

 

ここで買い持ちに切り替え、0.8880アッパーから買い。

 

ポンドドルが大きく下押した瞬間に

レートがふたたび0.8920アンダーまで跳ねたあたりで半分利食いしたものの、

 

ポンドドルがそこからじり上げモードに転換をはじめ、ずるずると上値を追い始めたことで

ユーロポンドのレートはふたたび、0.89を割れて0.8890アンダーまで下落。

 

0.8880からの買いに加えて、どんどん買い増しを続けてしまったため、

0.89から上の買い持ちが捕まっているのが現状である。

 

とはいえ、昨日の反省を踏まえて、今回は、それほど大きく張らなかったため、ここで踏まれたところでそれほど大きな損失はない。

 

むしろ、0.8895から0.8875までのショートと

0.8880アッパーから0.8920アンダーまでのロングは、

スキャル的に相当なロットを張ってエントリーを繰り返したため、そこですでに大きく利益を稼いだ。

 

時間としては1時間もないなかでの取引で

かなり瞬発的なエントリーと利食いの繰り返しとなったが、

結果的には、昨日の負けをほぼ取り戻すことができた。

 

昨日は10時間近くやって、結局負けで

本日は1時間あまりで、十分なプラス。

 

為替取引は、本当に努力や時間にまったく比例しない。

 

勝ちといえば、本日は、ドル円の売りについても利益を上乗せできた。

 

ドル円は108.30-40ゾーンからISMで一気に108.70割れまで突き進んだのち

0時半ごろから早くもレンジに移行してきた。

 

チャートを見ていなかったので

さすがに、108.40あんだーからの初動の大きな下落は、まるまる取り逃がしたが、その後のレンジで利益が取れた。

 

そのレンジ幅は107.60アッパーから107.75あたりまでと非常に小幅なレンジで、

それを延々と朝まで繰り返してくれた。

 

通常、初動の下落からレンジに移行し

それがレンジを上抜いてその下落から上昇に転じることはほとんどない。

 

たいていが、

下落 → レンジ

 

と移行した後は

 

下落  → レンジ → 上昇

 

とすぐにU字型を経て戻ることはまれで

 

下落 → レンジ → 下落

 

といった具合で

さらに下落し逆N字型(上昇の場合はN字型)を作る、というのがトレンドが増幅しやすい為替相場におけるテンプレである。

 

これが為替取引でU字型が語られることがすくなく、N字型(逆N字型)を語られることが多い理由である。

 

もちろん、下落から切り返して上昇する、

といったような押し目買い的な反発もあるにはあるが、この場合は上位環境がアップトレンドの状況にあることが条件で

さらにいえば、この場合は

 

下落 → 上昇

 

とレンジをほとんど経由することないV字型で切り返すことが多く、U字型で切り返すことは、ほとんどない。

 

押し目を買おうともくろむ豚ども

相場をアップトレンドで動かしたい大口の豚どもはとくに、

下げのチャンスを下げからのレンジ突入後にその下限から買うなどということはせず、下落が起こったらすぐに買いで吸収していく。

だから、下落が押し目で終了するときは、その下落がレンジを形成する暇などほとんどないのである。

 

今夜はユーロポンドの乱高下もラッキーだったが

ドル円がこんな即座にレンジ移行してくれたのもラッキーだった。

 

しかも、自分が相場を見た時にはすでにレンジ幅が規定できるような状況にあった。

 

自分が深夜に見た時にレンジと考えたのは、107.60あたりから107.75あたりまで、

 

ということで、まず、107.73あたりというのは、レンジ上限あたりになり、まずこのあたりで大き目の売りでエントリーし、107.65あたりで利食い

 

そこからまた切り返してきたため、再度、売りを入れたが、これはレンジ上限107.75あたりを数pips上回れて損切りされた。

ポジションがでかいので、数pipsの幅で損切りせざるをえなかった。

そこから値が走らないことから、頭打ちをイメージして、即座に売りで再エントリーした。

 

ドル円をいったん損切りし、即座に再エントリーはちょっともったいないようにも思えるが

レートが走るときは一瞬で

107.75を抜かれた時、損切りを巻き込み、レートが即座に107.80-90とか、108とか走る可能性もなくはない。

 

がゆえに、大きなポジションを張っている段階では、いったん損切りせざるを得なかったのである。

 

今回は、かなり長い内容になってしまったが

結論としては、現在、ドル円の売り、ユーロポンドの買いというポジションをホールドし、かつ日をまたいである。

 

NY市場後半、報道相場からの切り返しで、ポンドドルが30分ー1時間足レベルでのボリンジャーバンドのミドルバンドを上抜いてしまったことで、ポンドのじり高モードが消えにくくなり、

その点がユーロポンドの上値を重くしてしまっていたが、初動の下落で中期下方チャネルを瞬間下回りながらも、それをふたたび切り返している段階で、ユーロポンドは、結局、中期ダウンチャネルを上抜いた状況には変わりはない。

 

今夜のポンドは報道相場によって上に切り返し、直近高値1.3215あたりを上回りはしたものの、

これがポンドドルの下げ終了のシグナルとは到底思えない。

 

実際、ポンドドルは日をまたぎ、東京時間早朝には、また1.2290割れまで下押している。

 

ポンドが昨日、報道相場で、短期テクニカルゾーンを上抜いたことは、ポンド買いの豚からすれば、ポジシティブなように思えるが、やはり大きな目で見た時に、下落相場は進行しており、相場圧力ではポンドは常に下落にさらされており、逆に言えば、こうした報道相場以外では上げの力がない、ということである。

 

ということで、ポンドは引き続き下落すると考え、そうなれば、ユーロポンドは、ポンド売りの圧力から自ずと上値を伸ばす可能性が高い、というのが現状の見立てである。

 

ひとつだけ気がかりなのはユーロで

こいつがまた下げ方向に進めば、ユーロポンドの戻りにもやや黄色信号が灯るが

ドル売り相場が続く限り、ユーロが売られる可能性は低い。

 

ユーロは根本的にゴミ同然のジャンク通貨だが、ドルはそれ以上にジャンクで、そんなドルが売られるときには、その受け皿として役割を持てるのは、同じジャンク通貨であっても、ドル同様に巨大で流動性のあるユーロをおいて他にはないからである。

 

ドルが売られる限りユーロは下がらない。

しかし、ポンドはいつでも下がる。

 

この2つから導き出される解は、やはりユーロポンドの上昇以外にはない。

 

ポジション

USD/JPY  S 107.778 107.777 107.776 107.753 107.751  107.741

EUR/GBP  L 0.89013  0.88981  0.88920  0.88920  0.88884  0.8823