ドルカナダ売り

ドルカナダは短期戻り高値を更新してのち、

少し前のユーロポンドのように一方的な上昇を続けると思ったが、

 

1.3340アッパーにある厚めの売りで頭が重くなってきている。

 

ユーロ豪ドルはすでに下落の足を進めており、いま売りでは入りたくない状況となってしまった。無論、このクソ通貨ペアは売り一択しかないのだが、相場を見てない時に限って戻り高値をつけてしまっており、なかなか売りの機械に入れない。

 

ユーロドルは自分が見ていた1.1170アンダーのサポートを割れて以降、またも1.11割れに沈んでしまったが、ユーロドルの長期レンジがまだ続く可能性もあり、年初来安値を更新でもしない限り、かつその安値更新が急反発の下ヒゲのダマシとならないかぎり、売りでついていくには安値圏すぎる。

 

ただ、5月から3ヶ月以上続いてきた、異様なユーロポンド買いは、いよいよピークアウトを見せ始めており、ようやくユーロポンドに売りの好機が見え始めてきている感じである。

 

ドル円をはじめとした、ドル高円安での各通貨がおととい急反発を見せていこう、106より下が硬くなってきており、リスクオフを見立てた安易な売りは(買いも)やりにくい状況である。

 

いずれにしても、ドル円、ユーロドル、ユーロ豪ドルは、どちらかといえば、ドル高方向、ユーロの独歩安をのぞけば、リスクオン気味に進んでおり、これは、ドルカナダにとっては下落要因となる。

 

それでもドルカナダが戻り高値圏にとどまっているのが気になりはするが、ドルカナダはしばしば時間差でついていくことが多い。

 

ドル円の戻り、ユーロドル、ユーロ豪ドル、ユーロポンド下落などが、すでにグリードどもにある程度とられ終えてるなかで、ドルカナダについてはまだ露骨な下値追いがなく、下値余地はあるように思える。

 

ユーロ豪ドル、ユーロポンドが下落し、豪ドルドルやドル円などが下値を硬くしている前兆は、ドルカナダの下落再開の希望は、やはり生きているように思える。

 

ということで、ドルカナダを売り。

ただし、高値での停滞感が、もう一段の仕掛け買いのリスクも捨てきれないため、打診的にまずは小口でショートエントリーしてみる。

 

ポジション

USD/CAD  S 1.33299