ドル円同値撤退、ドルカナダロングはホールド

ドル円は、109から下が硬く

とにかく割れないことから、ドル円ショートはほぼ同値で撤退した。

 

現状、ドル円はショートに傾いている感じがし、

特に109より下で捕まっている大量のショートが、ドル円の下落を抑えているのかもしれない。

 

これらショートがあらかた切られるためには、109.20を今一度超えて、109.30に迫る必要があるようにも思う。

 

いずれにしても、現在、ど安めの109円アンダーでショートしている豚たちがショートを投げない限りは、ドル円の当面の下落は見込めないようにも思う。

 

USD/JPY  S 109.121 → 109.09 利食い

 

ただ、ドルカナダのロングはもう少し様子を見たい。

 

本日の相場はドル相場になってきており

円に対する需要が感じられない。

 

つまり、ドル円の底堅さは、円売りからのものではなく、ドル買いからくるものであるように思う。

 

つまり円買いが生じない流れのなか、ドル買いの圧力が強まっている感じがする。

 

その証として、ユーロ円、ポンド円など、クロス円通貨は、未だ前日比マイナス圏を維持している。

 

ドルのみにやたら需要が集まっているのは

今夜未明のFOMCを意識したものであるように思う。

 

となれば、ドル円底堅いとはいえ、ドルストレートにリスクオフのドル売りが生じる可能性は高くないように思う。

 

ドル買い相場であるなら

クロス円については、

例えば、ユーロ円などは

ドル円の上昇(ドル買い)と

ユーロドルの下落(ドル買い)に挟まれて

値動きがはっきりしないものになる可能性が高い。

 

ただ、ドル円の底堅さは、ドルストレートに徐々にドル売りを促しはじめていることから

 

ドル円の底堅さが、円売りに派生するリスクオン相場に移行してしまえば

 

ドルストレートにはドル売りが生じ

クロス円通貨がもっとも上値を伸ばしてしまうこととなるだろう。

 

現状はまだドル主体で相場が動いている感じだが、

ユーロドル、ポンドドル、豪ドルドルなど

ドルストレート通貨を上昇させるようなドル売りが生じるようなら、

 

ドルカナダのロングもいったん撤退し、さらなる押しを待とうと思う。

 

現状は、ドル円の下値の堅さはドル高相場を意味するため、ドルカナダはもう少しホールド。

 

ドル円の底堅さからにわかにリスクオンぎみにドルが売られたドルカナダについては、

いちおう、買い増しをした。

 

 

ポジション

USD/CAD  L  1.31679 1.31680 1.31772 1.31785