ポンド豪ドル利食い決済、ドル円損切り、ドルカナダ売り増し
ドルカナダ…なんなんだ、こいつほんと。
年末の投機ドル売り相場を、ユーロドル、豪ドルに加えて、ドルカナダまで全戻しである。
NYは本当に順張り方向でしか動かない。
結局、トレンド転換させるのは、結果的に天底掴みで皮肉にもトレンド転換に貢献する東京か、パワープレイで相場を転換させるロンドンで
NYはそこで生じたトレンドを増幅させるばかりである。
ロンドン時間、上値を追ったドルカナダのドル買いにNYは強烈に追随してきた。
その後押しは原油の一方的な急落で、ドルカナダの売り持ちはなすすべもない。
1.3050の抵抗帯をブレイクされてから50PIPS以上上値を追われているため、
自分のドルカナダのショートはその踏み上げ分、まるまる含み損となってしまった。
それにくらべてポンド豪ドルは早々にトレンドが失速し、レートは1.9030まで、
もうポンド豪ドルは利食いし撤退することにした。
GBP/AUD S 1.90600 → 1.9030 利食い
USD/JPY S 109.425 109.424 → 109.53 損切り
ドルカナダはなおも売り増し。
もはや昨年のドル売り相場は完全に否定されたような状況で
現状、ドルカナダの売りは完全に逆張り状態となってしまった。
しかし6週間にもわたって徹底的に売り倒してきたくせに、自分が売るに転じたとたん、こうも踏まれるものか…。
とにかくトレンドにどもう乗り切れない。
ドルカナダの戻りめどは1.3050と思っていたし
それを超えても買いの限界域は1.9075あたりと思っていた。
たしかに日足をみると、1.3100が21日移動平均線と、日足レジスタンスがぶつかる位置となり、ここまで買われる可能性はなくはなかったが、
週足のレジスタンス1.3050を再び抜けてこられたことの方が個人的にはショックが大きい。
昨年のあれだけの一方的な下落と
長期足レベルのサポート1.3050アンダーすら割ったのが
壮大なダマシとなる可能性が高まったということである。
そんなバカな…。
昨年12月に生じていたドル売りは
年明けに勃発した中東有事を材料にしたものなどではない。
しかも、市場が楽観しているというならば
ドルストレート通貨においては
むしろリスクオンでドル売りに傾斜してもおかしくはない。
しかし、現在の相場は
株高のリスクオン相場を謳われながらも
ドル独歩高の相場付きとなっている。
リスクオンがドル買いにのみに反応している状況は、なにかがおかしい…としか思えない。
現在は中東情勢だけを課題に材料視している節があり
それゆえ楽観での株高にさいしてドル高でしか反応しないのではないだろうか。
どう考えても現在の相場は偏った楽観と極端なドル買いに傾斜しているように思えるが、
市場がそこを課題に材料視しているムードが、こちらの都合で変わってくれるわけもない。
しかし、今年の相場は新年早々なんなんだ…。
ただただ押し目や戻りでドルを買っておけばいい、というような相場である。
しかし、それもこれも相場である。
本日のドルカナダの上昇は、相場参加者の多くがいかないであろうというゾーンを突破されたことによって、上げが進んだ。
この行かないであろうゾーンを次々と突破したからこそ、ドルカナダは損切を巻き込んでここまで戻してしまったのだろう。
しかし、ポンド豪ドルは底値からあっさり70PIPSも戻す始末…
なんで利はこれほど伸びず、損失はこうも簡単に膨らむのか…。
ドルカナダの売り増しに加えて
ドル円は損切りしたが、109.60に届かないことを確認したことから、小口で売り直した。
損切りした意味がない…。
ポジション
USD/JPY S 109.537
USD/CAD S 1.30982 1.30900 1.30601 1.30504 1.30495 1.30536 1.30601 130694