ドル円、利食いスクエア ドルカナダ売り

USD/JPY  S 109.471 109.446 109.413 109.371 109.368 109.367 → 109.25 利食い

 

今日はもう週末につき、上記ですべて利食いしスクエア にした。

 

ドル円は明らかに買われすぎの状況にあるが、明確な下落シグナルがまったく発生していない段階で、東京時間の動きを見ていてもこれ以上、保有することにはリスクしか感じなくなった。

 

今日の東京の中途半端な売りの値動きは、またもこのあとのロンアニNYに向けての買い上げのためな燃料を提供してあげているようにすら思えてしまう。

 

ドル円はやはり200日移動平均線を上抜けしたことがネガティブで、日足のトリプルボトムも完成、長期足的に見れば、やはり112円が視野に入る状況であり、11月がまだ半ばにもなってない段階での月足陽線の成長は、まだまだ続きそうに思う。

 

ドル円は通常は穏やかな動きなので、安易に取り引きそうになるが、やられるときは、意外とかめちゃめちゃにやられる。

 

先週はドルカナダでめちゃくちゃにやられ、

今週はドル円でめちゃくちゃにやられた。

 

負けだすと、ひとつに通貨に執着しすぎる悪い癖があり、先週はドルカナダ、今週はドル円でそれをやり、負けを広げまくってしまった。

 

今週、ドル円に執着しすぎた結果、

他の通貨ペアはほとんど扱わずいたが、ユーロ豪ドルはやはり下値を追っており、

 

1.6450アンダーで売り持ちできなかったことは、つくづく痛恨のミスである。

 

よくよく考えると、

自分がユーロ豪ドルが暴落するという信念は、

リスクオンに相場が流れねばならないわけで、

豪ドルの上昇がともなうことから

ユーロ豪ドル暴落、という現実にあたり、ドル円の上昇というのは十分にセットであり得たリスクだった。

 

ユーロ豪ドルはいまや下値を追っている状況だが、1.6000割れを昨夜回避したことから、

ちょっと戻りを待ちたいところで、いまはまだあまり売りに入りたくない。

 

とはいえ、この腐れ通貨ペアはいつかどこかで叩き売りたいと思っている。

 

その叩き売りのチャンスが、1.6430から1.600割れまであったのに、それを取れなかったことがやはりつくづく悔しい…。

 

ユーロドルを見ると、日足のダブルボトムも完成させており、売りの好機にもみえるが、昨日までで一方的に下値を追い過ぎている状況から、自立反発のリスクもあり、いまは少し手を出したくない。

 

ドル円が上昇、

リスクオンでユーロ豪ドルは下落

ドル買いからユーロドルは下落。

 

これらの流れのなか、いま唯一リスクオン方向で、出遅れているのは、ドルカナダである。

 

為替市場の主役でないため、その特徴が語られることが少ないドルカナダだが、

この通貨ペアはリスクオン地合いでは下落傾向のある通貨ペアである。

 

ドルカナダは、先週の溜まり切った売り豚の膿を吐き出しすぎて、週足が200SMAを上抜いていることなら、底堅く動いてはいるが、

このテクニカル的な底堅さが、

今月のリスクオン相場において、売り遅れている原因である。

 

しかも、米債利回りの上昇によるドル買いが、

ドルカナダの売りを抑えており、ドルカナダを下げにくくしている。

 

しかし、ドルカナダ単体でみたとき、ドルカナダが底堅く見えても、為替相場全体でまた大きな流れに、いち通貨ペアのみ抗うことは困難である。

 

ユーロドルやポンドドルなど、リスクオンのドル買いで下落しやすいのに対して、ドルカナダではカナダドル買いが勝り、下がりやすくなる。

 

これは、豪ドルドルにも言える点ではある。

 

このところの強烈なドル買い相場は、ドルカナダの下落を食い止めていたが、

 

本日の週末でドル買い圧力が一旦落ち着いてくれば、そこでのドル買い圧力の低下が、カナダドル買いを促しやすくなり、ドルカナダには下落の目がでてくる。

 

いまのドル円の強さは、ドル買い圧力が弱まったところで、下落トレンドに転換するまでにはならないだろう。

本日は週末であるし、週末の今日、米中問題の急速な悪化、といったような、ファンダメンタルズ的な急変事態でも起こらない限り、

下げても、利食い的なポジション調整がせいぜいなように思える。

 

今夜はカナダの経済指標もてんこもりで、

ドルカナダの本日は下落余地が最もある通貨ペアであるように考える。

 

ドルカナダは、今週一貫して1.32の上抜けをチャレンジしている感じがするが、上抜けどころか、1.32のタッチすらできていない状況である。

 

にわかの売り豚もほぼ一掃され、買い豚に偏りはじめたいまのドルカナダは、そろそろ大口がロングポジションに売りを打ち込んできてもいい頃合いである。

 

先週まで強烈に買われていたユーロカナダも、結局、日足レンジの中に結局は収まっており、ユーロドルも地合いが弱いなかで、

ユーロカナダの上昇などでドルカナダの上昇を援護するリスクも減っている。

 

ということで、週末最後の本日は、ドルカナダの下落に賭ける。

 

ポジション

USD/CAD  S 1.31901 1.31892 1.31887 1.31885 1.31884