はい、手遅れ…じゃない ユーロドル売り(1.0962〜)

本日は丸一日チャートが見られず、深夜にチャートを見ると、ドル円は107.20割れまで…

 

やっぱね。

 

東京勢は予想通り、ロンアニの養分となり、前夜のNYの作った下値、107.63を不磨の大典のごとく守り、107.90アンダーまで持ち上げたレートを丸ごと下に刈り取られていた。

 

アホである…

 

もうこいつらは、永遠のこの手の取引を繰り返し、大切な資産を欧米勢に献上し続けるのだろう。

 

本日の自分は午前中しか時間がなくて、もし、本日の東京勢がもう少し頑張ってくれていれば、ドル円ショートをホールドしていたが、利食いスクエアとしていたため、ロンアニ以降の下押しを丸々取ることができなかった。

 

ユーロポンドにおいても結局、0.8920あたりの自分の短期ターゲットにレートが戻っていたため、これも利食いスクエアとしていたため利益を取れず。

 

含み損はいつまででも握れるのに、利益を握ることは困難で、本当にプロスペクト理論は人間の感情の真理を突いている理論である。

 

今夜の相場で気になったのは、ドル円やユーポポンドではなく、ドルカナダである。

 

昨日、述べたことの繰り返しだが、昨日の相場は、ドル円下落の流れで、リスクオフで上昇しやすい、ユーロ豪ドル、ドルカナダであるのに、ユーロ豪ドルは上昇し、ドルカナダは下落していたという矛盾があった。

 

ドルカナダの下落はリスクオフ相場というよりもドル安相場を示唆しており、

 

昨日、ドル円が下落するなかで、

ユーロ豪ドルが上昇し

ドルカナダが下落するということは

 

ドル安相場ならユーロ豪ドルの上昇が間違っており、

リスクオフ相場なら、ドルカナダの下落が間違っている、ということになる。

 

結果、ユーロ豪ドルは堅調なままで、ドルカナダが上昇を開始したということは、

 

ドルカナダの下落が間違っていたということで、市場はリスクオフ相場でドル円が落ちている、ということになる。

 

その意味で、本日の、仕込むのに最も適していた通貨ペアは、

リスクオフ相場でありながら、ドル安に引きづられすぎていたドルカナダを買っておくべきだった、ということである。

 

ということで、10月の相場はドル安相場からリスクオフ相場に移行してきた。

 

ドル円もドルカナダもユーロ豪ドルもリスクオフ方向に伸びきっており、もはやいまからの取引は手遅れである。

 

いや…手遅れでない通貨ペアがあった。

 

ユーロドルである。

 

今夜、ユーロドルはドル売りの圧力から上値を1.9060アッパーまで伸ばしている。

 

これは昨夜のドルカナダと似ている。

 

昨日のドルカナダはリスクオフ相場で上昇すべきところをドル安相場の動きをして、下落していた。

 

本日のユーロドルは、リスクオフ相場にもかかわらず、ドル安相場のように上昇している。

 

ドル円が売られているため、そこからのドル売り圧力なのだろうが、

 

リスクオフ相場においてはドル円の下落とともにユーロドルも下落しやすい。

 

その意味で、今夜はユーロドルの上昇が間違っているのではないか…。

 

ということで、東京深夜からユーロドルを売ってみることにする。

 

ポジション

EUR/USD  S 1.09629 1.09621  1.09618  1.09597 1.09598