いまのユーロ豪ドルになにがむかついているかというと…
本日、ドル安に相場が振れたことで
ドル円を上空で買い漁っていた買い豚は損失を負った。
またユーロドルを売り叩いていた売り豚も焼き豚になった。
豪ドルドルももちろんそう。
ポンドドルも同じ、ドルカナダすら同じ。
昨日から今日まで、ドル買い方向でポジションを積んでいたあらゆる欲豚どもが焼き豚になった。
そんななか昨日クソ投機を行いながら、まだその傷を誰一人負っていないだろう通貨ペアがある。
ユーロ豪ドルである。
今日さらなる高値追いをした連中は自業自得である。
本日の、ユーロ豪ドルの1.6230までもの高値追い。
その時のチャートを見直してみると
ロンアニのクソグリードどもの一部のまだ満足したりない順張りの獣たちが、
自分たちの通貨圏(ユーロ、ポンド)とまったく関係のない豪ドルドルに突如大量の売りを浴びせ大陰線を作り上げていた。
その結果、ユーロ豪ドルはレートを上に跳ね上げた。
なんのニュースも材料もないないかでの
大量の豪ドルドル売りは、
完全にショートの損切りを狙った仕掛けのみの豪ドル売りである。
まあ、こんなクズどもは、レートが跳ねたところで利食いして逃げているだろうから、
なおのことむかつく話である。
問題はそこではない。
昨日、本日と同様に、豪ドルが売られる理由もほぼないなかで
豪ドルを売り仕掛け、ユーロ豪ドルを1.6120.16150と不当なブレイクアウトに導いたグリードどもがいる。
こいつらだけは、いまのドル安相場で
各通貨が逆方向に進んでいる中
ユーロ豪ドルが1.6160をたもっているおかげで
いまだ傷一つ負ってない。
現在の地合いにおいて、ユーロ豪ドルが底堅く上値を追う、ということほど、根拠の希薄なものはない。
いまユーロ豪ドルを買い支えている連中は、テクニカル要因から押し目買いをしているのかもしれないが、
こんなチャーチストたちによってこそ、この忌まわしきグリードどもは守られているのである。
いまユーロ豪ドルを買い支えている連中のなかに昨日の投機はほとんどいないだろう。
投機連中、とくに大口の部類に入る投機どもは、こんな高値圏でロングなど構築するはずがない。
もっと下ですでにユーロ豪ドルを買い持ちし、上空でこのアップトレンドに便乗し、自分もおこぼれを預かろうと押し目買いするさもしいチャーチストたちを余裕で眺めているのだろうと思う。
このさもしいチャーチストたちによって、昨日のグリードどもはしっかりと守られている。
なんの褒美も与えるはずもなく、これらチャーチストは、このグリードたちの防衛隊として、ユーロ豪ドルを買い支えているのである。
もしユーロ豪ドルがさらに下に決壊したとしたら、一番最初に打撃を受けるのは、このチャーチストたちである。
そしてその下で買っていた投機どもは、褒美与えるどころか、逃げるためにこのチャーチストたちの損切りをイグジットの利食い場と彼らの損失をせしめるのである。
いま弱者がやるべき戦略は、豪ドルドルの高値追いに便乗し、投機的に豪ドルを売っていたグリードを焼き付くべきで、結果としてそれはユーロ豪ドルの決壊を意味する。
決して、豪ドルドルを戻り売ったり、ユーロ豪ドルを買い支えたりすることなどではない。