ドルカナダショート、さすがに耐えられない…

本日の東京時間は、まるでロンドンやNY市場のようなボラティリティである。

 

昨日の下落局面で利食いし損ねた底のショートが

1日も経たずして150pips以上の含み損にさらされるとは…。

 

ドルカナダで50pips取るのだって、そこそこ大変なのに

やられるときは軽く150pips踏みあげられるというのが、なんとも切ない。

 

それは利食いが早いからだというならば

昨日は50pips~100pipsの含み益を利食いせず

ターゲット指値までホールドしようとしていた。

 

その結果がこれである…。

 

だからといって、108.30アンダーから、107.95あたりで利食いで終えたドル円はその後107割れまで進んでいる。

 

そのままほっておいても、

自分のドル円のショートは現在まで

一度も含み損にさらされることなく、利益を伸ばせている。

 

それに対して、ホールドしている現在のドルカナダは

含み益を失うどころか、その数倍の含み損。

 

この違いは何なんだ…

と、ほんと真剣に悩む。

 

ドルカナダは東京時間だけですでに80pips近く上値を伸ばしており、

もともと昨日の戻り高値が1.3490アンダーまであるため

そこまで試されることを警戒はしていたが

 

それはロンドンかNYあたりでやられると思っていた。

 

それが東京勢がここまで強烈にドル買い円買いに走るのは

日本株が600円以上下落しているからで、

 

これまでの株高バブルがなんだったんだ…

というほど、FOMC以降、金融市場の景色が変わってしまっている。

 

この日本株の下落要因は

もちろん、日本国内の事情などまったく関係のない

米株の下落に追随したものである。

 

どれほど日本の地合いが悪かろうが

米株が良いというだけで買われ倒してきた日本株

逆反応が生じているのが本日である。

 

この米株の内容をカーボンコピーしていく状況は

日本株のみならず、アジア株全般にも言えていて

本日の東京時間は、東京市場のみならず、アジア市場ものきなみ下落している。

 

米株次第でここまで世界の株式市場が染まるならば

もういっそ、各国に株式市場などいらないとさえ思う。

 

いずれも米株のクローンのようなものであるなら、

各国でそれぞれの株式市場を運営する意味はない。

 

そんな負け犬の遠吠えはともかくとして、

本日の東京時間だけで

すでに各通貨ペアは1日の変動値幅をほぼ先食いし切ってしまっている状況で、

 

これよりさらにリスクオフ的に為替相場進むためには、

 

すでに500ドル超のマイナスを叩いている米株が

さらに500や1000ドルマイナスを叩かねばならないほどで

そこまでの下落となると、コロナショックの再来である。

 

本日の米株の下落は米国の感染者が200万人を突破したという報に端を発しているとのこと。

 

これまで米中問題をはじめ、

他にもネガティブな材料はこれまで数多くあったのに

反応するのは、そこかよ!? という感じである。

 

結局、金融市場の価値判断は、

世界核戦争が起きようが、市場が反応しなければたいした事件とされず

どこかの要人が風邪をひいた、でも市場が反応すれば、

それは大変なニュースである。

 

東京勢のパニック的なドル買い円買いによって

東京時間のうちに

ドルカナダは200日移動平均線にタッチするところまで上昇した。

 

ここが上抜けられれば、さすがに大損失ながら損切りを覚悟するしかない。

 

結局、ドルカナダは1.3330がレジサポ転換のラインとして機能してしまったことから

楽観相場による下落の底打ちムードが見えてきた。

 

ユーロ豪ドルもすでにリスクオフの上昇体制を作りつつある。

 

ユーロ豪ドル、昨日買っていたのに

自分が買っていた時は、一気に70pips下にやられて損切りされたのに、

 

本日のユーロ豪ドルは、さしたる押しもないまま堅調推移を維持している。

 

これを自分は狙っていたのに、1日遅れである。

 

こういうあと1日ずれていれば、

ということが自分には多すぎるように思う。

 

それはおそらく、転換前局面から、逆張り気味に相場に入ってしまおうとしてしまうからだろう。

 

毎回、見立てそのものはそれほど間違っていないように思うが

エントリーのタイミングが悪すぎる。