ユーロポンドロング、さらなる損切りを喰らいながら、買い下がりを続け、最後は利食いし、ドテン売り

ユーロポンドのロングは、ドル安相場でユーロドルが堅調ななか、NY時間に向けてさらに安値を更新しされ、さらに損切り

 

EUR/GBP  L   0.88981 0.88982  0.88991 0.89014 → 0.8888 損切り

 

そこから先、0.8880を割れず

再度、0.8880アッパーを今一度ロングし、

 

NY市場あたりの戻り高値から、再度下値試しをされたが、最後の最後は0.8880を割れず、

深夜に戻りがでて、0.8908手前までもどしたところで、20pips超の利食いですべてを利食いし、ここから売りに転じることにした。

 

本日は強烈なドル売り相場で、

豪ドルドルは戻り高値更新、

ドルカナダなどは底抜けし200pips超の下落と、

 

祝日明けのロンドンNYどもは張り切りまくり、レートが動きまくった。

 

先週からロングし続けたユーロドルも上値を追えたものの、ユーロポンドの下押しもあり、その上昇は最も値幅がなく、

 

そのかわりユーロポンドの下落に乗じたポンドドルは、ドルカナダ同様、200pipsあまりもの上げ幅を稼いだ。

 

ユーロドルのロングを利食いしたのちのユーロポンドについては、

あらゆる通貨ペアが大きく根を動かすなか、

ドル円に次いで値幅のない状況となり、

 

そのことは、下落傾向が強い中で、買い向かったかった自分としては損失を軽微に抑えられたところもあるが、それはユーロドルが上昇があったおかげに思う。

 

明日以降、ドル安相場がなおも続き、ユーロドルは続伸する可能性があるが、

 

やはり、リスクオン相場においては、ドル安相場でユーロドルがいくら上値を追ったとしても、ポンドドルがそれ以上に上値を追ってしまうと、下に走ってしまうことをあらためて思い知らされた。

 

思えば今年の3月22日の週、

ユーロドルは、1.0640アンダーから、1.1130あたりと、およそ500pips上昇した時も、

 

ポンドドルが同時期1000pips上昇したことで、

ユーロポンドは350pips以上下落している。

 

リスクオン相場においては、

豪ドルドルが上昇し、ドルカナダが下落、

ユーロ豪ドル、ポンド豪ドルなどは下落するとともに、

ユーロポンドもまた下落しやすいのである。

 

そう考えると

本日の強いドル安リスクオン相場において、

ユーロポンドが50pips程度の下落で済んだことは、ラッキーだったかもしれない。

 

ということで、今夜のNYで短期戻り高値0.8908に近づき(結局その後、そこから数pips上に行き、戻り高値も更新した)、踏まれ続けたユーロポンドを最後は利食いで終えられた流れから、

戻り売りの位置と見て、ドテンショートすることにした。

 

結局、ユーロはどこまでいっても受け皿通貨であり、

ユーロの上昇はドル安の受け皿でのみ機能する状況は変わらず、

 

たとえユーロドルがそれによって上昇しようと、ポンドドルもドル安で上昇するようだと、

ユーロポンドはポンド買いで下落する。

 

これは、ユーロカナダにおいても同様で、

本日、ドル売りにより、ユーロドルは上昇したが、

同様にドル売りで下落したドルカナダとの掛け合わせでは、カナダドルが勝り、

ユーロカナダは下落している。

 

結局、ユーロはドルに勝ることがあっても、ドルを除けば最も弱く、

ドルが強ければ最も弱い、ということなのかもしれない。

 

ただ、ポンドもユーロと同様、決して強いとは言えないところもあり、

 

だからこそ、本日、前日安値を抜けたあらゆる通貨ペアが下値を大きく伸ばした局面で、

同様に前日安値を割り込んだユーロポンドは、唯一といっていい、値幅を伸ばせない通貨ペアとなったところもあるように思う。

 

とはいえ、現在の株高に伴う強烈なドル売り相場が継続するとすれば、

ユーロポンドは上値が重く、下ぶれリスクが高くなっていることは間違い無いように思う。

 

ということで、いまさらながらユーロポンドを売ることにする。

 

ポジション

EUR/GBP  S 0.89075 0.89074