ドルカナダ、ドテン売り

ドルカナダは、結局、損切りし、ショートに切り替えた。

 

USD/CAD L 1.31547 1.31548 1.31569 → 1.3147 損切り

 

結局、3日間、持ち続けたロングは無意味だったということになり、中長期的な自分の見立て(ドルカナダ上昇)とも真逆なポジションとなるが短期目線がほぼ売り方向に傾いてきてしまっていることか

売りに切り替えることにした。

 

ポンドの上昇見立て、それに加えて前頁で述べた自身のアノマリー(連休前の欧米勢の動向)を考えると、ドルカナダの1.3150アッパーで持っていたロングは

やはり戻り高値の1.3180あたりで利食いしておくべきだった。

 

まずポンド上昇見立てというのは、リスクオン方向かつドル売りということで

ドルカナダには下落圧力となる。

 

さらに、自身のアノマリー、欧米が休暇前に仕込んだ天底は、中期的な天底となる、という意味では、1.3180あたりはドルカナダの現状の戻りの限界とも考えられ

 

ドルカナダが当面目指しそうな方向は、下、ということになる。

 

12月20日、ドルカナダは強めの陽線を伴う上昇を見せたが、この上げ幅も

今月の雇用統計で100pips超一気に上げたドルカナダの値幅を考えると軽微な上昇であり、

それすら削り取っていったドルカナダの弱さが継続するとなると

12月20日の戻りなど、ドルカナダの下落圧力にとってさしたる脅威とはならない。

 

さらにドルカナダについても、前頁で述べた日足ベースで見た時に、前日小幅陰線かつ、その安値も下に割り込んでしまっており、その点でも上値追いの可能性はしぼんだ。

 

ドルカナダは1.3103あたりでいったん反発を見せたが

1.3100のラウンドナンバーが割れれば

ドルカナダの下割れリスクはさらに広がる。

 

ドルカナダは日足レベルで見たとき

なんだかラウンドトップのような形状を作りつつあり、その完成を豚どもは狙っているのではないかと思えてきた。

 

今年一貫して考えていたドルカナダ下落の見立てを上昇見立てに切り替えたものの

相場観の転換はころころせざるをえず

現状の相場の流れに準じれば

やはりドルカナダは下目線で見直した方がいいのかもしれない。

 

去年の年末と今年の年末では、あきらかに異なっているムードがある。

 

昨年はクリスマスあたりから株が大きく下落し、年初に向けてリスクオフムードが続いた。

 

その流れでドルカナダは昨年の年末どんどん上値を追っていたわけだが、

 

今年の年末はリスクオンムードで流れそうで

ドル円など、今年年初のフラッシュクラッシュのような暴落など起こりそうな雰囲気はなく

もし、年末年始で相場が急伸するならば

年末年始は、逆にドル円の売り方の損切りを巻き込んだ暴騰に走りそうなほどである。

 

そんなことがあれば、ポンドドル、豪ドルドルのみならずユーロドルさえもリスクオンのドル売りで上昇する可能性があり、

 

そうなれば、ドルカナダは暴落の可能性が高まることとなる。

 

リスクオン時には下落しやすいユーロ豪ドルも下値を追いつつあるような現状

 

やはりドルカナダは売りである。

 

ドルカナダは今月月足陰線で進んでいるが

今夜のNY参入後、ドルカナダがまた売られ始めたことで

今週陽転しかけていた今週の週足もついに陰転してしまった。

 

ドルカナダは長期チャートの形がどんどん崩れている。

 

やはり、ドルカナダは売りだったか…。

 

ポジション

USD/CAD S 1,31469

EUR/GBP S 0.85443 0.85430

GBP/USD  L  1.29661