ユーロ豪ドル、ユーロ豪底値で切られて買い直し、いろいろあって昨夜200pips超を利食いしたのち、本日、ドルカナダ、ポンドドル、ユーロポンドなどなどやって、再度、ユーロ豪ドル買い
更新がしばらくあいていたため、現時点までの動きを箇条書きに。
先週から握っていたユーロ豪ドルロング。
EUR/AUD L 1.65857
ここを切ったらもう終わり、という1.65ミドル割れまで東京時間が突っ込んだことで
週末のロングがいったん切られた。
EUR/AUD L 1.65857 → 1.6550 損切り。
ただし、東京勢が大底に突っ込んだのち、
跳ね返ってきたため、再度、1.6540あたりからロング。
これがようやく底打ちの形となり、
1.6760あたりで200pips超の利益を取ったが
本日の東京は1.68越えまで上げが進んで利益を取り逃した。
ただ、昨日1.6750あたりで利益を取ったのも
東京時間の1.6770あたりを取り逃し
この戻りがウォルフ波動的に高値めどとなったため、危ないとは思っていたが、
自分はむしろ、1.6740あたりから買い増しを市、そこから下に調整する過程で買い下がっていった。
ロンアニどもは、1.6720アッパーを戻り高値として、売り仕掛けをかけてきたことで
一時、ユーロ豪ドルは1.66割れ寸前まで下押しし、
買い増ししたポジションのほとんどが含み損となり
1.6540での含み益も大きく削られる形となった。
その後、ようやく反転したのは
NY時間の中盤以降で、ここから株がいきなり崩れていったことで、ようやくユーロ豪ドルが戻りを再開。
昨日午前4時あたりで、ようやく1.6540あたりのロングを1.6750で利食いし、スクエアとした。
そして本日であるが、
東京時間での1.68越えをまたも取り逃し
ロンドン時間を迎え、
狙ったのが、ドルカナダのショートとポンドドルのロング、ユーロポンドのショート。
ドルカナダは1.4030あたりからショートし、1.4015あたりで利食い。
ポンドドルは1.2300越えから、1.2310で利食い
そして、ユーロポンドは0.6820あたりでのショートを、16835あたりで損切り。
微益ばかりで終わったが
ドルカナダでそこそこ大きめにポジションを取っていたので、ユーロポンドは負けたものの、差し引きではなんとか損益はプラスとなった。
この微益のまますべてを20時半ごろにスクエアにしたが
ここ引っ張らなかったのは
今夜の22時半あたりのパウエル証言に警戒していたからで、
ここで現在ドル売り相場の継続が期待されてる材料がマイナス金利の導入とかいうもので
結局、パウエル議長がマイナス金利導入を否定したことで、ドル売り相場がドル買い圧力へと転換ぎみとなった。
ドル買い圧力への転換は、すなわちリスクオフ方向を促すこととなるはずで
本日も1.6820アンダーから東京刈りに走っていったロンアニの売り圧力で1.6670まで売り込まれていたユーロ豪ドルが、転換の兆しが見えてきたことから、あらためてユーロ豪ドルをロングすることにした。
ただ、ドル買い路線への圧力がかかり始め、ユーロドルやポンドドルなどが下値を追いがちになるなかで、豪ドルドルのみが相変わらず押しが入れば買いが群がってくるというしつこさで、
ドル買い相場という流れでありながら、それとは関係のない組み合わせである、
ユーロ豪ドルを買い続けている自分としては、ややピントがずれたような取引となってしまっている感がある。
ただ、これまでの豪ドルの買いはあまりにも異常で、その他通貨に比べて、豪ドルはあまりにも買われすぎている。
もちろん、本質的にはユーロと豪ドルを比べた時、豪ドルがユーロに劣るということは万に一つでも考え難いというのが個人的な解釈である。
ただ、であるにしても
ユーロドルと豪ドルドルでの合成で作られるユーロ豪ドルという通貨ペアを考えた時
ドル高ドル安と目まぐるしく展開する為替相場において
ユーロドルはドル売り相場のさいに、あまりにも買われな過ぎて、ドル買い相場においてはあまりにも売られすぎてきた。
それに対して豪ドルドルは、ドル売り相場では過剰なまでに買われたのに比して、ドル買い相場にあっては、あまりにも売られな過ぎた。
この豪ドルとユーロの両極端なまでの対ドルに対してのありかたは
ユーロ豪ドルを過剰なまでに売り込む結果となり、
その売られすぎの水準は、いつかどこかで清算すべきレベルにまで進んでしまったと思っている。
豪ドルが弱いとは個人的には思ってはいないが、
現状のユーフォリアに近い楽観相場の後押しで過剰に買われすぎた豪ドルは、その楽観がはげ落ちた時に、その他いかなる通貨よりも売られかねないリスクを抱え込んでいるように思っている。
ということで、現状は、あらためてのユーロ豪ドル買い。
今週は、1.65ミドル以下から1.67ミドルまですでに利益を取っているため、1.67ミドル水準からまた買いに入ることには躊躇はない。
いまだ気迷い的なスイングを繰り返しているユーロ豪ドルであるが
これまで過剰なまでに売られすぎた反動としての上値余地は、
現在のいかなる通貨ペアよりも大きなものとなっていると思っている。
ドル買い相場において、ユーロやポンドはあまりにももろいため
豪ドルドルが下落しようが、
それ以上にユーロドルが下落するような
相変わらずユーロ豪ドルも上値が重い形になる可能性も否めないが、
たとえ、そうであっても、
豪ドルドルが下落する限りにおいては
ユーロ豪ドルが下落する可能性はかなり低い。
ということで、現状はユーロ豪ドル買い。
豪ドルは落ちるべき時に落ちな過ぎた。
この過剰なまでの楽観にささえられた上昇の背景には、残念ながら、たしかな豪ドル買いがあったようには思えない。
過剰なまでに積み重なった投機的な買い玉だけが、豪ドルには繰り返されてきた。
この投機連中はいかなる株にも通貨にも思い入れはない。
地合いが変われば売っていくわけで、その逃げ足も速い。
過剰なまでに価値を高められすぎた豪ドルは、ここから地合いがターンすれば、
今度は過剰なまでに価値が貶められることとなるだろう。
豪ドルは、悲観相場に転換したときに、あらゆる通貨のなかで、最も地獄を見ることになるだろうと思っている。
ポジション
EUR/AUD L 1.67423 1.67427