ユーロポンド、やはり下落…もう最悪 ユーロ円売り

昨日は先週のユーロポンドの曲がり屋っぷりに嫌になり、取引を控えていたが、

 

値動きを見ると、やはり下落。

 

週中から週末にかけ、

0.89から0.900まで売り上がったショートは、

0.900をブレイクされ、中期レベルの抵抗帯、0.9050まで上昇したのち、これがバイイングクライマックスとなり、月が明けた今月、結局、0.900も割れ、直近安値も割り込み、0.8870代である。

 

0.90を抜けたところで、ショートを捨てず、両建てロングをしたが、0.9050に届く過剰さを疑い、0.9020でロングを捨てれば、そのまま伸びて、ショートの半分を損切りさせられた。

 

その後、0.9050からショートをもてたのに、0.900代で、これらショートの利食いし、その段階で含み損を維持していたショートを損切りしスクエア に。

 

そこからロングに切り替えれば、そこからは上値の思いまま週を終え、

 

週を開けたら結局、0.900越えは定着できず、下落転換が進んだ。

 

やはりリスクオンではユーロポンドは下落するというイメージは間違っていなかった。

 

現在もドル安地合いは継続しており、

そんななかポンドドルのみが上昇に出遅れているなら、

その出遅れのポンドを投棄的に売り、ユーロドルはドル安のまま止めるという仕掛けにより、

 

ユーポポンドは無闇に上値を負わされる結果となっただけで、その上昇はいまからみればすべてダマシだった。

 

これはユーロカナダやユーロ豪ドルにおいても同じで、

ユーロドル以外のドルストレートをダマシのドル買いに追い込み、

ユーロクロス全般に変われすぎ状況が作られた。

 

ここから自分がどうするか、となると、

不当に買われたユーロクロス全般の逆流についていくのがいいように思う。

 

では、ここからどれを売るか、となると

ユーロ円を売ることにした。

 

先週はユーロドルのみをドル安としながら、その他あらゆるドルストレート通貨にドル安の恩恵を与えないことで、ユーロクロス全般を上に持ち上げ、その投機が今月から、真逆に逆流した。

 

結果あらゆるユーロクロスが逆噴射で下落しているのが今週の相場だが、

 

こうしたなか唯一その逆噴射を免れていふるのがユーロ円である。

 

これは、ドル円、この通貨をドルストレートといっていいかわからないが、ドル円のみが、

先週のドルストレート全般のドル売り圧力から免れた状況と同じく、ドル安進まないまま、かつ、それが今週になって逆流し、ドル安に進み始めてるのに、それが起こっていないからで、

 

これがあらゆるユーロクロスを今週弱含みさせれいるなかで、ユーロ円のみがそうならない原因である。

 

もちろん、現下のリスクオン相場においては、ドル売りが進み、ユーロドル、豪ドルドルなどあらゆる通貨ペアが上値を追うなかで、

円も売られ、ユーロ円や豪ドル円などのクロス円通貨高になりがちだが、

 

ことユーロ円については、

その他ユーロクロスと同じく、先週から不当に上値を追い過ぎた感じがする。

 

これはドル安地合いに抗い、無闇に底堅いドル円のみ動きに相似した面があり

 

その意味では、不当にドル買いが進んだ解消という意味ではドル円を売る方が良いようにも思えるが、

 

ドル円の闇雲なレンジ感をもっているため、

ドル円の売りは今回はしない。

 

では、ユーロ円の下落のための前提、

ユーロドルの動きではなく、

その組み合わせの通貨(今回なら、ドル円)のドル高ムードの解消という前提は崩れてしまうことになるが、

 

ユーロクロスの上昇には、

ユーロドルとの組み合わせの、ドルストレート通貨による不当なドル買い、というのに加えて、

ユーロドルのみに進んだ不当なユーロ買い、という要素も捨て置けない要素としてあるため、

 

ドル円がレンジにとどまるなら、ユーロ円の下落のためには、

ユーロドルの不当な上昇が解消されればよい。

 

まあ、どちらにしても、

先週は、ユーロドル以外の通貨ペアではドル売りが進まな過ぎて、

ユーロそのものは買われ過ぎた。

 

その意味で、今の段階で、最も下値の余地のある通貨ペアはユーロ円だと思う。

 

ポジション

EUR/JPY  S 120.036  120.022 120.021  119.91