ポンドドルショート、NYクローズ前にスクエアにして正解だった。ドルカナダ売りとドル円買い

ポンドドルのショートは、全然利が伸びないことから、早朝のスプレッドの拡大が嫌で、NYクローズ前に、ほぼ微益で撤退した。

 

ポジション

GBP/USD S 1.30370 1.30359 → 1.3033 利食い

 

本日の東京時間は仕事でトレードできず

チャートを見ると、1.3020アンダーに押していたので、早まったか、と思ったが

 

結局、ロンドン以降、上値を伸ばしていたので、

いったんスクエアで正解だた。

 

結局、ポンドドルは、ロンアニどもにもう一段上を仕掛けられ、1.3070アンダーまで。

 

ここまでレートが上昇してしまうと、

もう一二段、売り豚を刻み切らないことにはポンド買い投機は収まりそうもない。

 

本日は、ドル円がかわらず堅調で続伸。

豪ドルドルも上値を伸ばすというリスクオン相場が続いており、

 

こうなると、消去法的な漁夫の利でしか値を取らない姑息通貨、ユーロは売られやすくなる。

 

結局、月末に自分が描いていたドル買いポジションであった、ドル円買い、ユーロドル売り、ポンドドル売り、ポンド豪ドル売りは

月末ロンドンフィックスでの不当なまでのユーロ買いが通過して以降、

ここで耐えきっていればすべてが大幅な利益となっていた、というオチでを考えると、あらためて口惜しさが尽きない。

 

自分のポジショニングはいつもワンテンポツーテンポ早すぎるところがある。

 

そんな過去のことは過去としてなるべく引きずらぬようにして、

本日、狙いを定めたのはドルカナダ。

 

おとといは、1.32ミドルからの売りが踏みあげられまくったが、

1日間を空け

改めて相場を概観すると

さすがに1.33あたりが戻りの限界域であることが明らかとなり始めている。

 

といことで、本日は、ドルカナダを東京20時前より売ることとした。

 

しかし、ユーロ豪ドル、

1.63から上の狂った高値領域は、1.66でトップアウトし、

やはり1.63の下にもぐってきた。

 

1.63を突き破っていったのは、言うまでもなく中国発の新型肺炎拡大への警戒感で

 

この過度な警戒が、ユーロ豪ドルを買われすぎな水準まで押し上げていった。

 

ただ、いくら中国のパンデミックリスクがどうこうあろうと、

そもそもの話、

ユーロがそこまで買われる価値があるのか、

と考えると

1.66などというレートがいかに常軌を逸したものであったか、といことがあらためてわかろうというものである。

 

今回の上げからの下げをもって、

やはりユーロ豪ドルの1.63より上の領域は、ヒステリックな高値超過領域であることが確かめられた形だが、

いまさら突っ込んでユーロ豪ドルを売る気はいまはない。

 

下落があまりにも一気に進みすぎており

幾分かの反発を待たねば売りに入りにくい。

 

ユーロ豪ドルは、1月までの大幅な上昇によって、中期下落チャネルを上にぶち抜いてしまっており、

この上辺部分が強いサポートなる可能性が高い。

 

現状、そのサポートは、1.6180アッパーあたりにあり、

まだまだ現在のレート(1.6280)からすれば下値余地がある状況とはなるが

 

とにかく戻りを待ちたいところである。

 

戻り売りはクズプレイ、という持論は承知の上で、やはり戻りを待ちたいのが人情でありスケベ心を本能とする人のサガである。

 

ここであらためてドルカナダの売りに目線が移ったのは、

 

リスクオンの流れで、ドルや豪ドルが上値を追い、ユーロドルが下落する、という円売りドル買いの流れのなか、

あらゆる通貨ペアが一定の上抜けや底割れをしているなかで

まだ唯一といっていいほど崩れ切れていないのが、ドルカナダだからである。

 

カナダクロスともいえる、ユーロカナダはユーロの下落によりすでにトップアウトしており、下値を追っている状況にあるが

 

リスクオンの流れのドル買いに支えられ、

ドルカナダはいまだ完全な底割れは回避している。

 

ただ、以前述べたこともあるが、ドルカナダは、ユーロドルやポンドドル、のようなドルストレートとは性格を異にしている。

 

通常のリスクオン相場においては、ドル買いでユーロドルなどは下がりやすくなるが、

ドルカナダにおいてはリスクオン時、ドル買いよりもカナダだドル買いの方が勝ることが多い。

 

その意味では、リスクオンのドル買い相場であっても、ドル買い以上に豪ドル買いの方が勝る豪ドルドルなどと似ているところがある。

 

ドルカナダというドルが前にくる、カナダドルが調達通貨、という形では

ドル円と組み合わせは似ているが、

ドルカナダはこのドル円と似ているようにも見えるが、実際は真逆の動きとなりやすい。

 

リスクオフ時は円が買われるのにともない、ドルも買われるが

ドルカナダにおいてもそれは同様に思うが

リスクオフ時のドル買い円買いは、ドル円においては円買いの方が勝るのに対して

ドルカナダにおいては、ドル買いの方が勝る。

 

つまりリスクオフ時は、ドルカナダは、ドル円とは逆に上昇しやすいという傾向がある。

 

ただ、これはあくまでも傾向であって

 

ドル買い相場においては

ユーロドルが下落するのに対して

ドルカナダが上昇するというような逆相関も起こることも多くなり、

実は、ドルカナダは値動きは素直ながら、その大局からの米ドルの売り買いやカナダドルの売り買いの流れが、時に真逆に動きやすく、

 

大局とカナダドルの関係を見誤ると、真逆のポジションを取らされることとなる。

 

自分で書いていいて、複雑なこの感じがどれほど伝えられているかわからないが、

 

とりあえず、現状の相場、という直近の流れを見るかぎり、

市場はリスクオンのドル売り相場ということで、ただでさえカナダドルが買われやすい状況、

そんななか、ユーロのみそれに逆行して弱含んだドル買い圧力がかかっており、

これがドルカナダの下落を押しとどめているものの

このユーロ安はカナダドル買いを促しており

結果、米ドル vs カナダドルという掛け合わせにおいては、

カナダドル買いに軍配が上がる可能性が高いように思う。

 

ということで、ドルカナダ売り。

 

ここまでの流れの中で、自分としてはいまさらながらドル円を買いたいと思っていたが、

さしたる押しがなく、買い時を失っていた。

 

そうしたなか、20時半過ぎから

突如、109.70アッパーにあったドル円が、109.50アッパーまで大きく押してきたタイミングからドル円買い。

 

本日は、ドルカナダ売りと、ドル円買いでしばらく様子を見ることにする。

 

ポジション

USD/CAD  S  1.32777 1.32748  1.32738

USD/JPY  L 109.587