ユーロポン、調子に乗って売り増ししまくったら、最後の最後につかまる…

ユーロポンドはじり上げの押し安値となっていた0.8980アンダーを割り込んでから、下げが進んだが、

 

その下げに乗じて、利食いと売り増しを繰り返していたら

0.8960アンダーで下げが止められ

ここから踏み上げに捕まってしまった。

 

本日は、ドル高なのかドル安なのかわからない相場で

豪ドルドルやポンドドルが小幅にマイナス圏にあるなかかで

ユーロの買い仕掛けばかりが狙われるロンドン市場となってしまっている。

 

要はユーロの独歩高である。

 

ここまでユーロが狙われるのは

オアンダのオープンオーダーなどをみて感じるのは

現在、ユーロドルは売り玉が大量に溜まっており

そこの損切りが狙われているのではないかと思う。

 

ユーロドルは、IMM、いわゆる投機筋ポジションにおいては、買いに大きく傾いており、

 

プロとアマの見立てが真逆になっているような状況である。

 

こういうときは、たいてい、素人側が焼かれるもので、

なればこそ、ユーロドルは続伸しているのだろうと思う。

 

ただ、売りにポジションが大きく傾いているのは、ポンドドルにおいても同じで、

 

ドル安の勢いをかって、損切狙いをしていくならば

事情はポンドドルについても同じだと思うが

 

本日のロンアニは、とにかくユーロを買い仕掛けしたいようで

 

ポンドなどは無視して

とにかくあらゆる通貨に対してユーロを買い続けているような状況である。

 

本日の為替相場

ユーロドルはもちろん、ユーロ円もユーロポンドも

ユーロカナダ、ユーロ豪ドル、果てはユーロトルコすら

目に付く、ユーロがらみの通貨ペアで

ユーロ買いが繰り返されており

 

値動きが緩慢なため見えにいところもあるが

ひそかにユーロ独歩高の展開である。

 

ただ、ここでもうひとつ気になるのは

ユーロポンドのポジション状況である。

 

現在、オアンダのオープンオーダー状況において

現在のユーロポンドはめちゃくちゃに買いに傾いている。

 

現在、上値張り付きでかなりの高値圏にあるユーロポンドに対して買いをこれだけ傾けるのは

勇猛果敢な投機グリードの順張りと同じ構図で

プロ顔負けの順張り姿勢であるが

 

 

こういう素人衆すら、すでにユーロポンドの買いで傾いている段階で

これ以上、誰が上を買っていくのか…

という状況である。

 

現状、これほどの買われすぎ水準にあるユーロポンドを

いちから買っていく大口がいるとは思えず

 

ここで買ってくるのはモメンタムだけを頼りに

どんな高値からでも買いを入れる短期投機のみであろうと思い

 

むしろ、大口どもは現在のユーロポンドを格好の売り場としているとすら思う。

 

ユーロポンドが上に吹き上がるためには

ポンドの暴落が必須のような状況で

現下のドル安ムードで、ユーロドルだけでなく、ポンドドルもじり高推移していることを考えると、

 

ユーロポンドの上昇圧力の推進力はユーロ買いしかない。

 

しかし、ユーロドルとてすでに最近のレンジの高値圏に位置しており、

それに対してポンドドルは戻り過程で上値余地はまだまだある。

 

そしてユーロポンドはといえば、

高値の極にはりつき、いつ底割れしてもおかしくないほどに買いが過熱している。

 

とはいえ、ユーロポンドはまたも日通し高値圏で張り付くような状況となっており、

本日もまた売りには分が悪い状況に追い込まれつつある。

 

本日こそユーロポンドが下落すると考え、下げたところで売り増しし続けてしまった結果一番下の売りポジションは本日の最安値圏でのド底掴みとなっている。

 

この激しいユーロポンドの上げ下げが

天井をつけたユーロポンドの最後のあがきであると信じたい。

 

現状、ユーロポンドは利食いでポジションを減らしたり、売り増ししたりしたため、当初のポジション構成とまた変化している。

 

ポジション

EUR/GBP S 0.89978 0.89971  0.89899 0.89895 0,89692  0.89681  0.89677 0.89669  0.89654