ユーロポンド利食いでスクエア。ドルカナダショートも利食いでスクエアに。逃げきれたと思ったら、ドル円ロングで嵌められ、買いなおすも微益で終えて本日、結局、上昇…。もうドル円は買えない水準になってしまい、本日、またユーロポンド売りから。

ユーロポンドのショートとドルカナダのショートは

昨夜、NY参入あたりで、すべてやめることにした。

 

まずはユーロポンド。

 

EUR/GBP  S  0.89528 0.89527 0.89526  0.89520 0.89519 0.89501 0.89423 0.89422 → 0.8933 利食い

 

 

そもそも、現在のユーロポンドは戻りを試すにはどう考えても無理な波形を描いているようにもみえるし

 

短期テクニカル的にはここが買い場とされる根拠は薄いが、

 

緩やかな上昇チャネルレンジを上抜いていいるという過剰な買いは、これを値幅計測で見た時に0.900あありまで上値余地が伸びたことになり

この買いの過熱状態がまだ続くような嫌な予感がしたので、クローズした。

 

テクニカル的に上値ターゲットが計測できることからこそ、現状のかなり無理のある買いの過熱感のなかでも、投機の買いが入ってくることも考えられ、

しかし、この買いそのものが、そもそも無茶な水準がゆえに

これを売り場とみた売りも多数入ってくるはずで

この高値圏からの逆張りショートが投げらせられれば

その売りが踏みあげられ、さらに買いが加速する可能性は低くない。

 

この構図は、先週末のドルカナダの投機的買い上がりにそっくりで、その再来を思えば、この波形でも戻しかねないと思って、すべてを利食いしたが、

 

案の定、ユーロポンドは再度の買い仕掛け(というかポンドの売り仕掛け)によって、日通し高値を更新。

 

本日は、その値幅限界のターゲット水準、0.9000あたりまできっちり買い上がられる始末で、

 

今回はうまく逃げられたように思う。

 

 

昨日のロンドン市場は、ポンドかユーロ、どちらかにも地合いが偏っておらず、

ただただ、ともにドル売り相場に引きずられていたことが、ユーロポンドの買い投機を継続させる萌芽となってしまった。

 

こういうユーロとポンドが同方向に相関し続ける状況では、

ユーロポンドは高値圏にあっても、その値幅から大幅にそれにくくなりがちで、

進むとすれば、それまでの地合いを引き継いだようなものとなりやすい。

 

それまでの地合いとはなにか、といえば、ユーロポンドの戻り相場、すなわちアップトレンドである。

 

そうなると、その時点でのレートがいかにばかげた買われすぎの高値水準にあっても、

さらに上に上がっていく可能性は増し

実際、昨夜のユーロポンドはさらに高値を追う結果となった。

 

いや、そもそもその高値がばかげていればいるほど、だからこそ、ユーロポンドはこんな高値圏にあっても

日通し高値を何度も試すような買いが入ったのだろうと思う。

 

現在のユーロポンドがバカげた高値であるとるなら

それを高値とみて売ってくる豚も多くいる。

 

これが裏切られ踏みあげられれば、高値からの売り豚の損切りが大量に巻き込まれながら、レートはさらに上に持ち上げられてしまうのだ。

 

昨日の相場については、ポンドが戻そうが

それはポンドの強さではなく、ドルの弱さであったことは明白で

ポンド買いの材料など本日はなかった。

ただドル売りだった、というのみである。

 

であれば、ポンドドル、ユーロドルともに上値を追うこととなり

ユーロポンドは上にも下にも進みにくいなか

 

投機的な動きを狙うならば

ドル安で底堅いはずのドルストレートならば

投機的筋のボリュームがいかに大きかろうと

ユーロドルを投機的には下に振り回せるはずもなく、

となれば、投機のおもちゃとして自在に動かせるポンドのみをドル安相場にありながら売り倒せば

ユーロドルとポンドドルは逆相関の乖離を生み出し

ユーロポンドは上に跳ねていくという投機も想像しやすいのだろう。

 

結果は、その自分の警戒通りの流れとなり

ドル安地合いにありながら、

ロンアニどもはポンドのみは売りの投機を進め、ポンドドルは、ポンド売りとドル売りの両ばさみで動きが取りにくいなか

その影響を受けないユーロドルが底堅いという流れの中

ユーロドル上昇のポンドドルはポンド売りの圧力という逆相関を生んで、

結果、ユーロポンドは上に跳ねることとなった。

 

値幅のない膠着感のなか

ドル安相場に矛盾するポンド売りという仕掛けが加えられた結果、

ユーロポンドは、いまいちど上昇トレンドに回帰してしまった感じで、

ユーロポンドの上げをそのまま誘発してしまったのであろうと思う。

 

一方、ドルカナダは昨日いまいちど下をためしたものの、1.3880がサポートとなっている感じがし、

3日もったショートポジションを、すべて利食いし、スクエアとした。

 

USD/CAD   S  1.40787  → 1.3986  利食い

 

が、ドルカナダは、ここから再度1.3880を割り込み、下落圧力は健在のような流れがNY勢にもたらされたが、

結局、再度、1.3860アッパーがサポートとなり、ダブルトップのような形を作り、本日、再び、1.39代に戻している。

 

もうひと踏ん張りして、ドルカナダのショートを握るべきだったかもしれないが、

3日たっても、明確なトレンドが進まない段階で、

もう持ち続けるのが嫌になったので、またレンジに戻るドルカナダの動きを見れば、昨日の1.3880あたりでショートをすべて投げておいて正解だったようにも思う。

 

昨日、変わってポジションを膨らませたのがドル円

これがいきなり滅茶苦茶なめにあった。

 

昨夜のドル円は、日通し安値に張り付いた状況で

執拗なまでに繰り返されたドル円の売りに切り崩され

ドル円は守っていた107.50のミドル水準を割り込み、107.40割れまで。

 

ドル円トランプ大統領のドル高擁護発言や

日銀の緊急会合の報などによって

上を追いやすくなってきていると考え

 

NY時間前の日通し安値水準と思える、107.60あたりから買いを入れたが、

 

前日の爆買いがなんだったんだ…

と思わせるほど、ドル円の上値はかなり重く、

 

やはり、現在継続している感が強い株高相場において

ドル円が上値を追うという見立てには無理があるのかもしれなかったが、

 

にしても、昨日、107ミドルのサポートを上抜いた、その1日も経たないうちに

その突破起点となる107.40水準まで売りが進められるとは思わなかった。

 

そもそも107.60あたりで買いに入ったのが値ごろ感での買いだった自覚はあるが、

ここから一方的に値を崩され

107.60が割れ、107.50が割れと、

このゼロ番水準の下に損切りを置きながら買い続けていたため、

次々と損切りを食らった。

 

まず、107.60割れで損切り

次いで、107.50代でのロングが107.50割れで損切り

107.40代でのロングが107.40を割れてさらに損切り

 

もうふざけているのか、と思うばかりに連続で損切りを食らい。

 

昨日、せっかく稼げていたドルカナダとユーロポンドの利益をすべて吐き出す負けを計上。

 

107.40はわずかしか割れなかったことから

最後の損切りは1pipsも差がないところで、ロングポジションが全損させられた。

 

都合4回目の買いとなる107.40台回帰の水準で、ようやく下値追いの連続が終わったかと思ったら、

ダメ押しで107.30アッパーまで売り込まれ、

これも全損。

 

深夜の0時半あたりで、買い下がり続けたドル円はすべて損切された。

 

まあ、落ちたナイフを拾いに行くとこうなる

という典型のような連続損失に、げんなりである。

 

こんな安値水準までドル円が差し込む意味があったか…

という疑問が大いに沸くが

 

これもまた相場である…。

 

ふたたび、107.40アンダーから買いに入るも

昨夜は上値が重いまま、107.50を超えても107.60は届かない始末で

 

昨日のドル円は都合30pips以上やられたが

最後の最後は

107.40アンダーから、107.50アッパーの水準で

10pipsほどの利益ですべて決済し

ドル円のロングはスクエアとした。

 

ドル円の日足はたしかにボリンジャーバンドの2σにタッチしており、高値圏からの逆張りがイメージされる形ではあったが、

こうした値ごろ感からの逆張りショートが為替市場で通用することは稀で

4時間足を見た時には、格好の押し目のような形を作っており、上昇の気配は感じられるものだた。

 

しかし、昨日はロンアニが率先してドル円を売ってきたこともあってか、

NY勢は一貫してドル円を戻り売りし続けており

NY市場では戻りの気配がないまま

時間切れのような形で、自分はドル円のロングを本日の午前5時前に決済したが

 

本日日が明けてから東京市場ではドル円買い

結局、ドル円は107.70も抜けて、107.80も超える上昇をしてきた。

 

遅すぎる…。

 

押し目を狙ってこそのドル円買いだったので

107ミドル界隈で買いを持てていない現状、

ドル円の買いはまたしばらく様子見しようと思う。

 

ということで、前置きが長くなったが

昨日の展開はユーロポンドのショートを利食いで逃げ

ドルカナダのスイングショートも利食いスクエアとして

1日の収益はまずまずだったのに

ドル円ロングが失敗したことで、最終的にはマイナスの結果となった。

 

ドル円は値幅がないことから、大き目のポジションを取りがちで、少ない値幅の負けでも大きく損失を食らいやすい。

 

ということで、本日だが

いまさら108アンダーに回帰したドル円は、まだ上値を追う可能性が高いものの買いなおすにはもう高値すぎで、しばらく様子を見たいところだが

 

いつでもトップアウトする可能性が高いながら

高値すぎるところにきたのがユーロポンド。

 

前述したとおり、

ユーロポンドは緩やかな上昇チャネルラインを上抜けしたことから、この突破された上昇チャネルの値幅分上を見たとすると、そのターゲットは0.9000ジャストあたりになっていた。

 

そこをロンアニが3度ほど試してきた。

0.9000には届かないものの、0.8998あたりまで上値を追った結果の下押しなので、

完全に逆張りとなる状況だが

0.8990を割れたところで、まずショートエントリー。

ここでトップアウトすればかわいげのあるものを

そこはロンアニ

0.8990アンダーから再度強引に買い上げ

いま一度、日通し高値にタッチする上昇で、日通し高値を1pipsほど上に更新させてきた。

 

そこで、0.8990アンダーのショートは一気に含み損となってしまったが、ここで売り増し。

 

ここからポンドドルが息を吹き返してきたことで

この最後のあがきもついにトップアウトして、

0.8990の超短期ベースでの割れたことで

0.9000アンダーを頂点とする綺麗なダブルトップが完成した。

 

この超短期レベルのダブルトップのチャートパターンを完成させるかのように、

0.8970を割れたところで、半分を利食い

 

残りはホールドしている。

 

短期レベルのチャートパターンは、簡単に切り崩されやすく、

もしもこの超短期レベルの0.9000を頂点としたダブルトップがまたも上抜かれるようなことなれば、

ユーロポンドはもう一段上を追う可能性も高まってくる。

 

高値圏からの逆張り売りなので警戒を怠れない状況ではあるが

 

ユーロポンドの趨勢を見るために重要となるポンドを見るにつけ、

本日は、この超短期レベルの下落シグナルをダマシとして再度上昇するのは難しいのではないかと思う。

 

その理由は、本日の東京市場である。

 

本日もポンドドルは売られ気味の状況ではあるが

昨日からのNYでのポンドドルの弱気状態をさらに加速させる起点を作ったのは、東京市場オープンである。

 

もちろん、この下落は東京市場におけるドル買いが作用しており、ポンドドルの下落とともにユーロドルも下落しているが

 

ことポンドのみで、ポンドドルでのドル買いを見た時、

結果的にはポンド売りという結果にはかわりない。

 

ここがそもそもポンドドルが息を吹き返すフラグとなったように思う。

 

ポンドドルが昨日よりさらに下値追いをするのはいいとして、本日のその最も大きな下落加速が

東京市場オープンで行われていることがまずい。

 

そもそも英国となんの関係もない、東京市場が、

ドル買いからの相対とはいえ

嬉々としてポンドドル売りをする理由は

ファンダメンタルズ的には理解不能である。

 

この東京勢が安値を更新させた起点となる高値は1.2240アンダーあたりにあり、

東京刈りを生業とするロンアニとしては、

その上にあるであろう東京勢の損切りは、格好の標的である。

 

ロンアニが本日もまた東京刈りに走るとすれば

東京勢のドル買い方向をひっくり返していくことが最もイージーで、

となれば、ポンドドルの本日の相場は底堅いということとなる。

 

さらに、ロンドンとなれあうNY勢にしてみても

ポンドドルが上に仕掛けられた流れを否定するポンド売りをする可能性は低く、

むしろ、積極的にその買いに追随してくるのではないかと思う。

 

もちろん、ドル売りの地合いならばユーロドルも上昇する可能性はあるが、

 

昨日、ドル売り相場で大きく上値を追えたユーロドルに、さらなる上昇の推進力があるかといえば疑問で

 

逆に、昨日のドル売り相場においても上値が限定的とされたポンドに上昇余地はまだ残っているということになる。

 

となれば、ユーロポンドは、本日、大きく戻る可能性は低く、

むしろ、本日こそ、ここまで続いたユーロポンドの戻り相場がトレンド転換するチャンスなのではないかとすら思う。

 

東京勢との兼ね合いをのぞいて、ポンドドルのみでテクニカル分析をしてみても、

 

ポンドドルは、1.2650アンダーからトップアウトした下落過程において、1.2260アッパーまで下落したのち、いったん1.2465あたりまで戻し、そこから再度下落を加速させてから、N波動の形状で、ターゲットとなりうる、1.2090アッパーをややオーバーシュート気味に下に更新したのち上に反転してきた。

 

かつ、そこかからの上昇過程で

昨日、上値が重いながらも、1.2650~1.2090での下落過程で作られた下落トレンドラインをなんとか上に突破し、東京時間からロンドン時間までの下落局面でその下落トレンドラインのサポートを確認したかのように、現在、反転上昇を開始している。

 

ポンドドルがが完全に上昇トレンドに回帰するためには

テクニカル的には、昨日の高値1.2290アッパーを抜くことが必要だが、現在のポンドドルのレート(1.2230アンダー)からは70pipsほどの距離で、

ポンドドルの1日の変動幅を考えれば、決して難しい距離ではないように思う。

 

現在、ユーロポンドのショートは利が伸びており、

戻せば売り増し、利食いして、というような形で回転売買的に利益を確定させ続けているが

 

本日、ポンドドルが1.2300を超えられないようなら、どこかで、ショートはすべて閉じるつもりでいつつも、

 

もしも、本日、ポンドドルが1.2300を超えていくようなことがあれば、

現在のショートポジションの一部はスイングポジションとしてホールドしてこうと思う。

 

ポジション

EUR/GBP  S 0.89967  0.89899 0.89889 0.89884 0.89883