ロンドン様かよ…

ドルカナダの1.4100前後のショートポジションは

NY参入前に、1.4050あたりに押したことで、

すべてが含み益になったが

そこでさらに下に目指してホールドしたことで

再び押し目として買われ

NY時間では日通し高値を更新し、1.4110アッパーまで

すべての含み益から一転

すべてが含み損に変わってしまった…。

 

本日は株価は前日比マイナスながら

下割れはなく底堅く推移し

原油相場も上昇基調。

 

通常ならば、ドル売りカナダ買いになりやすい地合いで

チャートの波形次第ではドルカナダは、暴落しても良さそうな状況である。

百歩譲って落ちないとしても、買われる理由がわからない。

 

しかし、相場は相場、

株価や原油の無視し続けるような

じり上げがまったく止まらず

結局、NY時間は1.4110アッパーで上値張り付いたままとなった。

 

ドル円やその他ドルストレート通貨は

それなりに浮動を繰り返しているが

 

ドルカナダは1.4050から再び買われ続けていったときこそ、一方的に上昇しながら

1.日通し高値圏に到達した後は、

ほとんど値動きがなくなった。

 

またも、なれ合いのNYとロンドンである。

 

ロンアニが強引に方向を作ると

NYはその方向をほぼ踏襲していく。

 

さらにいえば、東京勢は、そのNY勢の動きを妄信に近いレベルでさらに追随する。

 

NYはロンドンに従い、東京はNYに盲従する。

 

そしてロンドンは、そんな東京を裏切り、むしろ殺す。

 

そういう繰り返しが為替市場のスタンダードである。

 

誰にも裏切られず、むしろ平伏されるかのようで

自分だけはてめえ勝手に、好き放題他者を裏切り平気で殺す。

 

お前は神かよ…。

 

とんだ、ロンドン様である。

 

こんな腐れ外道でも、金融市場はもっとも資金を持つものが正義である。

 

その意味で、どんなクソでも、シティで蠢くロンアニどもは、為替市場での王であり、その好き放題には誰も逆らえない。

 

売り上がったショートポジションは、

じり上げにレバレッジが耐えきれず

ちょこちょこ損切りし、現在、ポジション状況がやや変化してしまったところがあるが、

 

それでも現状、ドルカナダのショートはいまだキープしている。

 

本日はロンアニどものドル買い仕掛けに

株価の状況も何もあったものではなく

NY勢はただただそれに従っているが(まあ、いつものことだ…)

 

本日のドル買いは相場は

ロンアニが仕掛けてきた一過性の投機であるという考えは、まだ変えていない。

 

その鍵として見ているのが、やはり豪ドルドルである。

 

豪ドルドルは、ロンアニの執拗な売り浴びせにもかかわらず、

本日も0.64割れを回避している。

 

これは繰り返しの話となるが

現在、豪ドルはショートポジションに大きく傾いており、

売り方が多すぎるがゆえに、やはり下に下がらなくなっているのだろうと思う。

 

本来は、本日あたりで、豪ドルのショートカバーが大きく発生してもよかったと思うが

 

残念ながら本日、豪ドルをまず買っていったのは東京勢だった。

 

このことで、ロンアニは東京刈りの路線、

つまり豪ドル売りやドル買いの仕掛けに動くこととなり、

 

そして、その投機的な仕掛けであっても

それがロンアニどもの仕掛けであったとしたら

NYはそれを裏切るようなこともない。

 

週末の本日は、そんなロンアニとNYとのなれ合いでゆがめられた茶番のような相場となってしまった。

 

本日の株価の地合いと原油高を考えあわせれば

ドルカナダがこうも上値を追うことは通常では考えにくい流れである。

 

しかし、それが成り立つのも、ロンアニども

いや、ロンドン様がドルを買いカナダドルを売ってきたからではないかと思う。

 

昨夜の方が、明らかにドルは買われ、豪ドルなどは売られるべき局面だったにもかかわらず

 

本日のような執拗なまでのNYでのドル買いリレーが生じなかったのもまた

 

昨日、ドル買いを講じたのは東京勢で

ロンアニどもは、むしろ、株安の局面でありながらドルを売り、豪ドルを踏みあげていったからだろうと思う。

 

ロンアニの昨日の豪ドル買いスタートが

 

ユーロ豪ドルにおいては、上抜けを阻むこととなり

中途半端な水準でNY時間は上値が重くなり

それに付き従う東京勢は

昨日はあれほどユーロ豪ドルを買っていたのに

むしろ、1.67割れまで売り込んで

超過の底から、踏みあげられて、

結果、本日、週間の高値を更新する1.6890アンダーまで上伸した。

 

1.6890あたりは、

現状のユーロ豪ドルの戻り局面で、自分がまっとうにターゲットとして見ていたところで、

 

1日遅れで、そこに到達したということである。

 

しかし、そこに至るまでの流れは

1.6840の高値からじりじり下に追われ

そのNYに盲従した東京勢が、さらに深堀りしたことで

1.67割れまで東京勢が安値を更新し

自らがド底を作る、という哀れな展開からの

200pips近くの上昇の結果である。

 

昨日一昨日と、ユーロ豪ドルは買いに回っていたはずの東京勢が

最後の最後の高値更新の局面のすんでで

自らがド底売りを掴むという

いつもながらの東京勢による悲劇のような喜劇である。

 

もっとも、本日も東京勢が、果敢にユーロ豪ドルを買っていったとすれば、

本日もまたロンアニどもはユーロ豪ドルを売り倒してきたに違いなく

その後のNY勢もまた、その売り仕掛けのロンアニを潰すような買いをしないというなれ合いで

 

本日もユーロ豪ドルは、上値の重いままで

高値更新できないままのしょっぱい1日となっていたようにも思う。

 

いずれにしても、最後の最後に東京勢がまたもはめられたことで、ユーロ豪ドルは高値売真を果たし

戻りめどとなる水準にほぼほぼ到達した。

 

 

来週の東京勢は、またもNY勢に盲従し

 

今度は、ユーロ豪ドルの高値追いをするかもしれない。

 

 

来週から、あらためてユーロ豪ドルを売っていこうといまから思っている。

 

しかし、ドルカナダ…

 

 

ここまでじり上げで値幅を取られてしまうと、

本日中に下げが間に合わなくなりそうである。

 

NYクローズまで残りわずかしかない。

 

ドルカナダの本日のボラティリティを考えると

あと1~2時間で50pips以上下げることは難しいようにも思う。

 

ポジション

USD/CAD S  1.41136 1.41057  1.40912 1.40894 1.40891 1.40871 1.40847 140797 1.40698  1.40686