ついにトップアウトしたか…ドル円売り

本日は午後すぎまで所用でトレードができず

ロンドン参入から取引を開始した。

 

もともとユーロ豪ドルで戻り売りを考えていたが、

さすがに本日だけで400pips以上下落しており

もういまさらショートに入れない。

 

本日は、午前中までドル買いが強めに出ていたが、突如、相場がドル売りに転じ

昨日からの豪ドルドルの戻りの継続はもちろん、ユーロドル、ポンドドルなども

強烈なドル売り方向にシフトしてきた。

 

ドル売りシフトで考えた時

ユーロドルのロングなど最もやりたくない。

豪ドルドルはもう上に行きすぎているし

ポンドドルなど、もっと上がりすぎて手が出ない。

 

結果的に、現状、最もドル売りが遅れていると思えるドル円を売りことにした。

 

本日のドル円は、111.30アッパーから突如ドル売りに転じた感じだが、

 

ドル円の以外のドルストレートについては、ドルの買われすぎに対しての反発的な兆しは昨日から現れ始めてはいた。

 

先週はじめまであれだけドルが売られたのにもかかわらず、先週の後半あたりから、いきなり市場はドル買いに転じ、

その地合い今週中続いていった。

 

途中からは、誰が囃し始めたか、市場にドル不足が蔓延し、皆がドルを求めている、などと騒ぎ始め、それが大衆も巻き込むドル買いに派生していいったのが今週の相場であるように思う。

 

ただ、大衆の耳に情報が届くころには、もう遅いということも金融市場においてはよくある話で、

 

ドル買いが熱狂に近づくにつれ、その以前からドル買いを仕込んでいたグリードどもは、その利食いのチャンスを虎視眈々とうかがっていたのではないかと思う。

 

そして本日、さすがに誰もかれもがドル買いに転じ始め、

熱狂のまま111.30まで買いあがったドル円は、突如、ハシゴが外された。

 

本日のドル円は、朝から1円以上上昇したのち、そこから2円下げている。

 

すでに本日の始値から1円下落というところまで下げてきており、さすがに下げすぎなんじゃないか、と思えるところもあるが、

 

だからこそ、さらに下がると考えたが、

さすがに突っ込み売りは避けたく、戻りを待つことにした。

 

さすがに下げすぎ、というのは欧州ロンドンも思っていたのだろう。

 

東京勢の突っ込みショートを刈る意味もあろう、

日通し安値からきっちりこいつらは買い上げてきた。

 

もちろん、本日は日本は祝日のため、本邦の東京勢はいない。

 

しかし、香港やシンガポールあたりから順張りディールしてくる米系東京勢がいる。

 

そもそも東京時間におかしな値動きを作ってくるのは、たいていこいつらの仕業である。

 

そして、またロンアニどもの東京刈りの養分となるのもたいていこいつらである。

 

欧州ロンアニの日通し安値からの切り返しは16:45ごろから生じている。

 

ここでドル円押し目買い、のようにも見えなくはなかったが、

 

ドル売り相場の終了の示唆は

すでに昨日上あたりから生じ始めている。

 

豪ドルドルはRBA介入発言からの底打ち。

ポンドドルのセリングクライマックスに近い、1.14代までもの突っ込み売りからの反転。

 

そして昨日は駄目押しでユーロドルが遅れて安値を1.07割れの年初来安値を更新させる突っ込み売りをしたのち、切り返しを進めている。

 

あらゆるドルストレート通貨がドル売りからのピークアウトを昨日から示唆しているなかで

 

最後の最後にドル円のみが、ドル円流動性の高い東京市場に敬意を払ってか(皮肉全開です)、最後のドル買い高値更新のピークアウトを見せたのが本日なのではないか、と考えられなくもない。

 

昨日の段階で、ドル円は108アンダーから111アンダーまで吹き上がりを見せたが

本日は、それよりさらに高値を更新したのち、2円あまりも下落しているということは、

ここ数日のドル円の買い豚どもはすでに利食いに入ってきていると思われ、

ここからは、110円111円から追っかけて買ってきたにわかの買う豚どもが損切によって刈り取られていくターンに入っていくように見える。

 

ドル円は112円超の高値から、101アッパーまで大きく下落し、そこから全戻しに近い上昇で111円代にまで差し込んできたが

 

日足MACDを見ると、

MACD、シグナル、ともに、まだマイナス圏内に位置している。

 

ドル円が全戻しをするなら、ここから浅めの押しで済ませて112円を一気に狙うべきで、こんな段階で2円も落ちてしまうのは非常にまずい足型ではないか、と思っている。

 

ドル円は、109.90アッパーあたりから上に、幾重にもレジスタンスがあり

昨日と本日午前までの相場で

これらレジスタンスをことごとく上に粉砕してきたが、

それが今度は一転、一気に下に巻き戻される形となり

再び多重に連なるレジスタンスゾーンの下、109.90以下の水準まで引き戻された。

 

つまり、やっぱりドル円は110円より売りにはかなりの売り勢力が紛れていて

110~112のゾーンはかなりの売りの抵抗帯になっているということなのではないか、と思った。

 

ドル円は下は101~103のゾーンで買いが厚くあるようだが、

上は上で110~112のゾーンは売りが厚い。

 

…のではないか。

 

となれば、

現在のドル円の真空ゾーンとなるレンジゾーンは

110アンダーから103アッパーまでということとなり、

現在がドル売りターンにまた戻ったとなると

ドル円は最大103のゾーンまで売りが突っ込む可能性があるように思う。

 

ということで、欧州とロンドンが押し目買いチックに買い上げてくれた109.80~90ゾーンから戻り売り。

 

デイトレベースなので最深部まで一気に狙うことはさすがにできないが、

最初の抵抗帯108ミドルあたりまでは下値が狙えそうに思っている。

 

ここを抜ければ次のゾーンは107.50

これも抜ければそこからは真空地帯となり

105円割れ付近まで下値が狙えなくもない。

 

ただ、さすがに本日が週末であることを考えると、105までの下落はいまより4円さらに落ちるということで、1日の値幅としてはやりすぎに思える。

 

ということで、まずは、108ミドルあたりまでを目標にショートを握ってみたが

 

ロンアニの東京刈りは相変わらずで、

ドル円は119円代から110円回帰まで買い上げが起きり、

110.30アンダーまで。

 

109.90、109.95、110.10のゾーンを再びすべて上抜きし、

押し目買いのような形となってしまった。

 

くそ…ロンアニが押し目買いするとしっかり成功するか…。

 

しかし、毎回思うんだが

ロンアニに刈られるままにロスカット連発させるなら、米系東京勢もそんな突っ込んで売ってくるなよ…ったく…。

 

すでに売上りまくりで、50pips近くの含み損。

 

 

ポジション

USD/JPY S 110.253  110.232 110.187 110.148 110.122 110.064 109.992 109.954 109.952  109.906 109.895  109.894 109.883 109.882 109.878  109.840  109.836