ドル円利食いでポジションを減らし、押したところから買い増し。ポンドドルショート。さらに、あえてのドルカナダロング
ドル円はやはり110円を突破し、
初動の抜けで、保有のロングを利食いでポジション量を減らした。
USD/JPY L 109.862 → 110.06 利食い
昨日のエントリーポジションを108.862としていたが、109.862の1円の記述間違いをしていた。
ドル円は110.10アッパーまで戻したのち、
いったん、110円割れ寸前まで下押したことから、買い増し。
ドル円の買いを作るために、
これもやはりポンドの買いが入り
ドルカナダに売りが入ったようだが、
全般ドル安の流れでのドル円の上昇で、
ヘッドラインとしては円安相場、とのことである。
まあドル売り円売りの流れからドル円も上昇したのだから、この見立ても間違ってはいないと思う。
実際、ドル売りが強まったことで、
ドルカナダは1.3270も割れた。
またかよ…自分がやめた翌営業日から下落、とか、なんかいやるんだ…。
ドル円はロンアニの仕掛けによって首尾よく110円を抜けたものの
これが円安の推進力によってもたらされているというのが、実は個人的には合点がいかない。
本質的に現状はドル買いに傾いていると考えており
がゆえに、ドル円は堅調であったのだと思うし
ドルカナダの下値も硬すぎたのだと考えている。
円安相場というものは、そもそも長続きしないのに加えて、その現象はロンドン時間に最も生じにくい。円安相場なるものは、最終的にはドル高かドル安の相場に収れんされることが多い。
ドル円が上昇するならドル高であり、
がゆえに、昨夜、自分はドルカナダのショートを損切りしたのだ。
現在、円というものは、良くも悪くも昨今為替相場ではさして相手にされていない。
ロンドン時間の現在、分析されている円安相場というものは、
実はポンドの買い仕掛けによって意図的に作り出されたものではないかと思っている。
そもそもポンド高はともかくとして
ドル円が上昇しながら
同じドルヘッドの通貨ペアのドルカナダは下落するという股裂けは、
ドル円の上昇かドルカナダの下落、
どちらかがダマシである可能性が高い。
またポンドの買い仕掛けが継続の流れで
ポンドカナダにおいては、カナダドルは売られていることも併せて考えると
ドル円とポンドドル上昇、さらにドルカナダの下落が並立して起こることには違和感があり、
いずれかの通貨ペアがダマシであると考えられる。
現状の流れで最も違和感のあるのは
ドルカナダの下割れで
次に怪しさが腐臭のように感じられるのが、自律反発中のポンドドルの上昇である。
ドル円の戻りが最も信ぴょう性があり、まだまだ上値余地があると考えられる流れの中では
やがて相場はドル買い方向に収れんしていくのではないか、と考える自分としては、
ドルカナダの下落がダマシであることはもちろん、
ポンドドルにおいては短期仕掛けも仕掛けの、ダマシどころかインチキに近い買いであるように思えてならない。
ということで、現状のドル円ロングに加えて、ポンドドルのショートとドルカナダのロングを加えた。
ポンドドルは1.3あたりまで上値余地があるとそもそも考えていたため、いまからのショートについては早すぎる懸念もあるが、
もとより現状のポンドの戻りはモメンタムのみに頼ったものであり
ポンドにおいては、そもそも戻りの根拠はない。
ポンドはロンアニが投機的に大玉をもて遊べばいくらでも値幅を作れるようなところがあり、円安相場めいた地合いを捏造(?)するたため、ポンド円などでもポンド買い円売りを強め
結果、ドル円をブレイクさせ、東京勢のショートを刈り取ることに成功したのであるから、
その役割はいったん終わったと考えてもいいように思える。
ポンドドルは、本日で3営業日連続で戻り相場を演じているが、
その割にその上げ幅は小さすぎで
ポンドのボラティリティを考えると、相当無理のある戻りを繰り返している。
いまやドル円が110円ブレイクを果たしたとあっては、
ポンド戻り相場の役割はもういったん終わったのではないかとも思っている。
先週末、ポンドドルは安値を更新したが
セリクラのような損切りを巻き込む強い下押しもないまま
緩やかに買いが拾われ、週を空けての本日に至っている。
現状の下落が調整C波であったとしても
底打ちがあまりにも早すぎるポンドドルを考えてみると、
やはりポンドの下落はまだ旅の途中であるように思える。
ドルカナダについては
未だ明確なロングの投げ売りが生じていないなかで
ポンドドルの買い仕掛け
つまりそこで生じたドル売りでじり安推移はいかにもな押し目にしか感じられず
でありながらも1.3270を割れてしまうのまではさすがに度を越した動きにしか見えない。
こんなしょっぱい売り仕掛けごときでは
ドルカナダを徹底的に買おうとする投機連中にとっていい買い場を与えてやっているようなものである。
現在のドルカナダは、それなりに強烈なバイイングクライマックスによって、
現状いまだ売りに偏っている、ドルカナダショートのポジションが多数損切りされないことには、先月からの戻り相場の収束はないのではないかと思い始めている。
そうした買い目線でドルカナダを眺めたとき
ドルカナダの戻り高値は、1.3330どころか、最大で1.35あたりまで踏みあげられる可能性すらある。
だから、もうドルカナダを当分売りで入りたくなくなったわけだが、
であるならば、と小口で買いを入れることにした。
現在のユーロドルの上値の重さと、ドル円の堅調さを見るにつけ
ポンドドルの戻り余地が、1.3あたりまであるにしても、本格的なポンド買いやドル売りを伴った上昇となるには時期尚早である。
その意味では、現在の豪ドルドルの戻りもいかにもいかがわしい。
今週の相場は膠着感が進んだ中での綾戻しのようなドル売り相場であり、
その意味では、ユーロドルはもちろん、ポンドドルや豪ドルドル、そしてドルカナダに至るまで、
ドル売り方向で相場で入る気が起きない。
ちなみに、現在の1.2980すら超えてきたポンドドルは、
先週、ポンドドルの大幅な下落の起点となった高値が1.2970アンダーを超えている。
これをもってポンドの下落相場はあく抜けと考えるのも早計に思えてならない。
東京勢と異なり、ロンアニは、値ごろ感で、戻り高値の手前で切り返し利食いや新規売りを立てたりしない。
利食いにせよ仕掛け買いにせよ
きっちりそれを上抜いて、そこからのさらなる増幅の有無を確認したのち、
売りに転じることが多い。
しかし、1分足でポンドドルを見ていると
ポンドドルの動きはめちゃくちゃである。
5連続陰線で下落したかと思えば
次はほぼ同数の足で戻り、
そこから10連続陰線で下落したかと思えば
それ以上の連続陽線で高値更新である。
一部のロンアニどもによる自由自在の投機で、
ここまで上下に弄ばれるポンドという通貨が、はたして一般市民の消費活動や、企業の経済で用いられるまっとうな通貨として存在していいのか、とすら思える。
もう英国は米国とともに米ドルを使用することにし
ポンドは何の意味もない架空通貨(仮想通貨ではない)として、投機の豚連中だけが好きに遊ぶ相場にしてしまった方がいいんじゃないか、とすら思える。
はい、暴論です。
ポジション
USD/JPY L 109.862 109.973 110.000
GBP/USD S 1.29786 1.29752
USD/CAD L 1.32666