時間を間違っていた!!

本日のロンアニは、売り豚を潰すのではなく

買い豚を潰しに来ていた。

 

自分は16時、ドルカナダが買い上げられたときに

ロンアニがドルカナダの売りを潰しにきたのかと思い、

17時を過ぎてから突如、急旋回し、ドルカナダを売り始めたことに混乱した。

 

ロンアニが、いったん買い仕掛けによって潰しかけた売り豚を、中途半端なところで、買いに転じるということに混乱したわけである。

 

結局、ドルカナダは20時過ぎまで売られ続け、日通し安値も更新。

 

ロンアニ(?)に付いていこうと、買い乗せしたポジションは根こそぎ損切りを食らったわけである。

 

しかし、この自分が違和感を覚えてならないロンア二のドルカナダ売りへの切り替えは、切り替えなどではなかった。

 

ロンアニははなからドル売りで参入していたのである。

 

自分は本日、最大のミスをしていた。

 

本日より、欧州は冬時間に入り

ロンアニの参入は17時からだったのだ!

 

自分は、それを忘れてこれまで通り、

16時を過ぎてからの値動きを見て、

ドルカナダ買いだと判断し、大玉でドルカナダの買いでエントリーしていた。

 

自分は普段は、15時~16時台は

欧州早出組のおかしな値動きが起こりやすく

16時以降のロンアニ参入からがトレンドが出ると考え、

本格的なポジショニングは16時からするようにしている。

 

しかし、本日から冬時間!!

 

なんと、自分が普段エントリーするタイミングは、

まさにロンアニが売り始めた17時の前から行っており

 

普段は避けている15~16時のトレードを

本日は行っていたのである。

 

本日から冬時間になったということを忘れていなければ

16時からそんな大玉を打ち込んでいなかったし、

 

17時からのドルカナダ売りも買いの調整だと楽観視、ロングポジションをホールドし続けることはしなかっただろう。

 

しかし、自分は20時を過ぎるまでそれに気づかず

 

普段とは違和感のある動きにおかしな感覚を覚えながらも、ユーロドルを売り、ドルカナダを買い下がっていたわけである。

 

本日から冬時間、となれば、前頁で述べていたロンアニの動きの予測は、まったくピント外れのものとなる。

 

この時間のずれによって、普段、ロンアニがポジションをひっくり返していくであろう18~19時台も

まるまる1時間ずれた見方をしていて

 

20時過ぎは、夏時間ならば東京時間19時で、まだまだロンアニが同一方向に仕掛ける時間である。

 

それでありながら、自分は20時過ぎで、底打ちを考え、さらに買い下がり、結局、1.3056が破られ、さらに傷を広げた。

 

このドルカナダ買い下がりのさなか、自分は追加でユーロドルの戻り売りも1.1090あたりから講じていた。

 

損切りを1.1100アンダーにおいておいたのだが、それがいきなり20時になって買い仕掛けで更新されたときに、自分は夏時間を冬時間と間違えていたことにようやく気づいた。

 

これまでの20時は、冬時間で言うところの21時だが、ロンアニが強烈に仕掛けてくるのは、だいたい夏時間で言えば、18~19時あたりである。

 

これはロンアニどものランチタイムの兼ね合いもある。

 

夏時間の東京20時ごろは、ロンアニどものランチタイムで

午前中に仕掛けたいロンアニは、だいたいその前の時間19時あたりまでには強烈な仕掛けを終えている。

 

しかし、今日から冬時間ということは、

ロンアニは20時でも仕掛けてくるということだ。

21時からがランチタイムとなるからである。

 

ロンアニは、クズ集団であっても、しっかりランチタイムは楽しむそうで

だから、夏時間20時ごろからは流動性が落ちたり、反対売買が起こったりしやすい。

 

そう考えると、20時を過ぎてまで延々ロンアニが安値を追えたのは

そこに東京勢の損切りがあることが分かっていたからで、だからこそ、どんな安値からでも突っ込んで売ってこれたのだという推測が成り立ち。

 

となると本日の東京時間のドルカナダの上昇は

欧米勢のショートカバーによる買い戻しではなく

東京勢の新規逆張りロングだったのかもしれない

という、真逆の解釈が成り立つ。

 

本日、ロンドン参入前!に1.3075 をわずかに超えたドルカナダは、そこからレンジディール大好きな東京勢の利食いや、欧州早出組のロンアニに先駆けての戻り売りによって、頭打ちとなり、

そこからロンアニ参入後に、東京勢の買いを切り崩す売りにさらされた。

 

と考えるのが、本日16時から17時過ぎまでの、東京、欧州、ロンドンの値動きの癖を総合して見立てられる推測となる。

 

そうなれば、本日はドルカナダの買いを16時から一気に増やすべきではなかったし

買うとしてもロンアニの売りがどこまで続くか見定め、下ヒゲなりでて、その売りがカバーされるあたりで買いに入るべきだった。

 

ロンアニは結局、本日、先週安値も更新させ1.3050割れまで、突き進んだ。

 

自分が最終サポートと考えていた、1.3057すらもやすやすとクリアされ、

ついに、1.30ミドルさえも割り込ませたわけである。

 

ここまでの一方的な下げが、新規の売りだけでもたらされるとはとても思えず、

ロンアニの動きを見ていれば

本日の東京時間のドルカナダの買いは、

売り方のショートカバーではなく、

本日から東京勢は先週の売り追随からはやくも転身し、逆張りの買いポジションを積んでいたのであろうという、推測がなりたったわけである。

 

そこを目ざとく食いつぶされ、東京勢の損切りを巻き込んだからこそ、先週安値も更新する下げ幅更新ができたのであろう、と思う。

 

その意味で、本日のロンアニも東京刈りを成功させたといえる。

 

ということで、ドルカナダのロングは、1.3070アッパーという日通し高値圏から大量のポジションを積んでしまったわけで、結果、ここまででそのすべてが損切された。

 

ロンドン時間、と勘違いして、16時から、大量のポジションをロングし、それが根こそぎ損切されたので、損失は、証拠金の10%に迫る負けを食らった。

 

損切りを食らったのは、ユーロドルもそうである。

 

本日、ドルカナダの買い下がりのロングに加えて

 

ユーロドルは、1.1090あたりからショートしていたことは既述したが、

 

損切りは1.100アンダーに置いていたら、そこをきっちり仕掛けられ、ユーロドルも全損した。

 

本日は、時間を間違ったこともあり、ドルカナダのロング、ユーロドルショートとも大敗で

どちらもいいところなしで、ロンドン中盤まで進んでしまった。

 

では、本日から冬時間と知っていたら、勝っていたか、と言われれば、それはわからないが、

 

少なくとも、ポジションの積み方は変わっていたと思うので、

ロングが切られるにしても、その損失額は、大幅にちいさなものとなっただろうと思う。

 

そして時間の違いを理解した現在だが

米時間はまだ冬時間に移行していないため

NY時間のイメージについては、これまで通りと考えたうえで、

 

またあらためてユーロドルを売り、

ドルカナダを買うことにした。

 

まずユーロドルだが

1.1100というキリバンをきっちり狙われ

損切りの買いのぶんうえに跳ね1.1106あたりまで飛んだユーロドルだが、

 

自分が現状強固と見立てている、1.1105のレジスタンスを上抜けできず、

そこをふたたび下回ったことで、

1.1105あたりには、やはりまだかなりの売り方が待ち構えているように思える。

 

ということで、再度のアタックがあったとしても、同様に売りで叩かれるとみて、売りを入れた。

 

ドルカナダについては、

自分が最終防衛ラインと考える、1.3057あたりを

売りで仕掛けられ陰線が不快に下に伸びて

1.3050すら割れたが

 

ここも売りのオーバーシュートゾーンであるかのように

1.3050割れから反発を見せ始め、

結局、1.3057を再び上抜いた。

 

本日のロンアニは、今日も相変わらずのドルカナダ売りを延々仕掛けてきたものの

 

ドルカナダの現在の下落は、

超過も超過で、自分が今年見てきた

いかなる通貨ペアの超過買い、超過売りをもまさる

状況にある。

 

値幅こそないため、その異常性はわかりにくいが

 

安値から1000pips以上戻してきたポンドドルですら

その買いはまだ超過領域には達していない。

 

自分が述べる買いや売りの超過というのは

オシレーターなどの数値を見て述べている話ではなく

 

自分なりのテクニカル分析において

波の上げ幅下げ幅、かくレートに間に存在するレンジ幅など

計った独自の解釈である。

 

相場が需給によって成り立つとした場合

よほどのクライシスがないかぎり

 

特定の通貨ペアが、いっさいの調整もなく一方向に進むということは、考えにくい。

 

たとえば、ドル円が110円から100円まで下落するとして

その下げが、いっさいの戻りもなく一直線に10円落ちる、というのは通常ない。

 

あのリーマンショックの時ですら

ドル円は、1円2円の戻りを経ながら、下値を追っていった。

 

110円、108円、109円、107円…

 

といった具合に、上げ下げを繰り返しながら、下落するのである。

 

そんな上がり下がりを無視して

110円→100円!

 

と一直線に落ちることは普通はない。

 

スイスフランショックのときなどは

一撃で何千pipsもスイスフラン高にふれたが

それは、それまでの当局の介入によって割安に抑えられていたスイスフランが、介入停止によって

適正価格に向かて一気に突き進んだという事情があり、スイスフラン特異な事件であり、かなりの例外である。

 

 

それに対して、ドルカナダの現状はどうか。

フランショックのときのような、カナダドルに特化した、いかなる戻りも認められないような、クラッシュ級の事態はあったか。

 

自分が知る限り、そうした「事件」はカナダ周辺には確認できない。

 

それを踏まえて考えた時、

いまのドルカナダの下落は、ドル円が110円から100円にすとんといきなり落ちるような、調整があっても30PIPSくらいでまた下落、のような、まともな調整を一切作らない下落を続けている。

 

これがいまカナダドルが強烈に買われるような材料があるならまだしも

 

それがまったくないなかでの現在のドルカナダの下落は、自分としては明らかに常軌を逸した下落であるようにしか見えない。

 

自分はドルカナダがいま安すぎる、という言っているわけではない。

 

カナダドルの潜在力、米ドルの劣悪さを天秤にかければ、いまでも高すぎるくらいで、もっともっと下に行っていいと思っている。

 

しかし、ここのところのドルカナダの下落過程で

その戻り調整が50PIPSもない、というのは以上である。

 

ここまでの下落幅を考えれば、100PIPSくらいは戻りの調整があっても、なんらおかしくない。

 

それがまったくないままに下落し続けているのがドルカナダで、

だからこそ、自分はドルカナダの売りに入れないのである。

 

いまの過剰なドルカナダの下落は、瞬発的に100pips程度なら一気に戻ってもおかしくはないほど、買いのマグマが溜まっているように思っている。

 

要は売りに強烈なまでに偏りすぎなのである。

 

この過熱感満載で、おかしなところから突っ込んで売っている短期売り豚が損切りで一掃されるようなあく抜けを経ないことには

ドルカナダの売りについては慎重にならざるをえない。

 

ということで、NYを前にして、

自分はまたしてもドルカナダ売りである。

 

瞬発的な調整反発があるあると思いながら

先週半ばからずっと、ドルカナダ買いばかりしているが、

本日こそ、そんな展開があるか、それとも、本日もじり下げか。

 

NY参入後にその結果はわかる。

 

最後に蛇足ながら、

下記、ドルカナダのポジションは、いまだに1.3070アッパーのロングも残存しているが、

これらは小口のロングであり、大玉のロングは、ロンアニに安値追いされる過程で、すべて一掃されており、

現状、大玉のロングは、すべて、1.3060より下からのものとなっている。

 

 

ポジション

USD/CAD L 130517 1.30527 130545 1.30557 1.30561 1.30574 1.30615  1.30720 1.30725 1.30730 1.30748

EUR/USD  S  1.11009