ドル円買い、ドルカナダをあえて買い

昨夜は欧州通貨買いドル売り円売りのやや変則的なリスクオン地合いで相場が動いたが、本日は純然たるドル買いで相場が動いているように見える。

 

その意味で、今夜もドル円は引き続き買っていくつもりだが、そのドル買いのメニューの中に本日はドルカナダを加えることにした。

 

まず、現状のドル円の押しとしては浅い感じもするが

ドル円は、いま短期足で綺麗なダブルトップを作りつつあるため、買い参入。

 

ダブルトップといえば通常は下げシグナルだが

ことトレンドに逆行している場合、これが大きなダマシとなることが多い。

 

ユーロドルの売りについては、すでに出遅れ感が半端なく

いまさら売りで入れないため、見送り(悔しい…)。

 

代わって、本日はあえての参入のドルカナダ買い。

 

ドルカナダは基本、自分は下目線でしか見ていなく

ドルカナダはカナダ中銀の政策金利発表の据え置きによって

そのイメージ通り高値圏のレンジを下にブレイクし、戻り相場の終了を決定づけた面があるが、

とはいえ、年初来安値、1.3020までは距離がまだ深く、

下落の角度が一方的過ぎたおかげで

今回の急角度の下落チャネルを昨夜早くも上に抜いてしまっている。

 

これが戻り相場の回帰を示すというほど、楽観的には見てはいないが、

本日のドル円とユーロドルの関係性を見ていると

本日の相場は、ドル買い円売りのリスクオン相場というよりは、単純にドル買い相場とみることができる。

 

これは、中期目線で大きなスイングを見た時に

年初来安値からの戻りからの調整フラッグが上方にブレイクしたともみることができ

そうなると、ドルカナダは今一度の戻りリスクが高まっているようにも見える。

 

しかも、本日、ドルカナダを強く売り続けているのはロンアニで、ロンアニの方向はドルカナダの方向においてはしばしば逆に走ることもあり、

その意味でドルカナダのこれ以上の下追いは困難なように思える。

 

ということで、1.3144あたりからロングしたのだが

ロンアニの売る仕掛けはまだ終わっておらず、そこから一方的な下落に見舞われ、1.3140に置いていた損切にぶつけられ、まずはロングポジションを全損させられた…。

 

値幅はねいながらダウンチャネルのなかに強引に突っ込んでくる売りで、そこまでのごり押しを想定していなかったがゆえに、がっつり損切りをぶつけられた感じである。

 

やはり20時まで待つべきだったか…。

 

1.3140を明確に下回りそうもないことから、再度の買いを入れた。

 

ドル円が上昇のなかでドルカナダが下落するためには

円売りを主体としたドル売り円売りのリスクオン相場である必要があるが、

本日の流れはユーロ売りが主導しているのかドル買いがメインで、円売りに傾斜しているムードはない。

 

しかし、ユーロドル…

昨夜23時半ごろの、1.1030から1.1050越えまでのノイジーなショートカバーさえなければ、自分はユーロドルにを捨てないで済んだ…。

 

ポジション

USD/JPY  L 107.671  107.722

USD/CAD  L 1.31417  1,41424  1.31435  1.31457  1.31500