やはり東京勢はバカだった…ドルカナダショートは全決裁で微益でスクエア
結果は下からのショートポジションがマイナスとなり全体と微益とはなるが、もう3日もつきあって、マイナススワップも積み重なってきていたため、いったんドルカナダをすべて決済してスクエアとした。
最大の理由は、ロンドンアニマル、いわゆるロンアニがドルカナダを売ってきたこと。
USD/CAD S 1.33132 1.33068 1.330445 1.33033 1.33013 1.32970 1.32899 1.32897 1.32862 1.32792 → 1.3284 全決裁
昨夜、ロンアニはNY勢が東京深夜時間にサポートした1.3290アンダーも破り、戻りトレンドをいったんは否定したものの
その戻り相場崩壊をロンアニが達成したのがうまくない。
再三書いていることだが、ロンアニのドルカナダのポジションについては、曲がり屋となるとことが多く、ついていくと殺されることが多い。
昨日も書いていたが、もしロンアニがドルカナダを下にアタックしてきたら決済しようと思っていた。
含み損が増えてもいいので、ロンドン時間はドルカナダを買いあげてほしかったが、
東京勢がまたも無様なドルカナダ買いをしたものだから、東京刈りを狙われたのだろう。
1.33より上はリスキーな価格領域であるのに、なんで東京勢は買ってくるかな…。
さすがに、今日、ドルカナダを買ってくるとしたら救いようのないアホだと思っていたのに、NY様の地合いを引き継ぐしかない東京勢は、やはり買う。
さすがは養分。これぞ、東京スタイルである。
ロンアニがNY勢に対抗できず、売れないなら小幅に買うという、びくびくした東京スタイルを見逃すわけもなく、大き目の売りを仕掛けて、東京勢の押し安値をしっかり刈ってくることをしてきた、というのがロンドン序盤の話である。
ロンアニは一気呵成にドルカナダを売ってはきたものの、1.3280手前でビタ止まりしている。
それもそのはずで、
現在、ドルカナダは現在の高値圏においては、1.3280~1.3330のレンジを形成しており、これが上下どちらかに抜けるまでは、トレンドの方向を決め打ちできない。
NY参入前にドルカナダのトレンドをロンアニが作ることはできないこともあり、がゆえにレンジの下限でレートが停滞してしまったのだと思う。
もちろん、自分としては、ドルカナダの今後の方向として、レンジ下抜けを考えてはいるが、
にしても、ロンアニどもが現状自分の見立てるレンジ下限まで突っ込んでしまったので、もうここですべてを決済することとした。
再度ショートするとすれば、戻りを待つか
NYがこのレンジ下限をしたに突っ込むかを確認してからでないとエントリーできない。
ただ、ロンアニのドルカナダのポジションは、毎度、NYにひっくり返されることが多いため、NYがこのままレンジ下限を突っ込んで攻めてくるイメージはない。
となると、戻りを待ちたいところだが
一昨日からのショートについて考えたら、エントリーが早すぎで、戻りを待つならもっとしっかり引き付けるべきだたと思う。
結局、昨日、今日でなんとか微益を稼いだが、
一昨日の踏み上げ時の損切りで、証拠金の10%近くがやられてしまった。
1.3260あたりの下にあるレンジの上限ブレイクから逆張りショートを積み続けてしてしまったため、
1.3280~1.3330あたりのレンジの動きにおいては、レンジ下限においても、全体の含み損益は微益状態で、レンジ上限においては、大きな含み損を抱える状況で、昨日今日と推移しさせられてしまった。
今回のドルカナダのショートについては、とにかくエントリーが悪すぎた、と反省しきりである。
とりあえず、ドルカナダはしばらく様子見で、本日については、ちょっと他の通貨を見ていこうと思う。
オーソドックスな狙いとしては、ドル円の押しを待っての買いか、ユーロドルの戻りを待っての売りか。
本日のドル円の105.80あたりまでの押しは、昨日から上目線で見ている自分としては、格好の押し目買いの好機だった。
しかし、ドルカナダのショートポジションを抱えすぎていて、その他通貨ペアについてポジションを作ることがまったくできない状態だった。
今回のドルカナダは本当に疲れた。
下手すると1.3330をぶち抜かれ、ポジション全損となっていたかもしれないので、レンジに終始する動きが助けられた。
一昨日は、ドルカナダがトレンディに動いていたのに対して、その他主要通貨は小動きで、昨日は、ドルカナダが小動きなところ、主要通貨が大きく動いた。
ドルカナダはマイナー通貨ペアで、主要通貨ペアの補完的な動きをすることが多いので、しばしば、こうした全体の動きと対照的な独自の動きをする。
その動きの特性をうまくつかめた時は大きく勝てるのだが、今回は、その動きをうまくつかみきれず、けっこう苦労させられた。
トレードは油断すると、いつ落とし穴にはまるかわからないので、常に最新の注意を払って取引しなければならない。