ドル円、ユーロドルともにずっとレンジのなか、自分の狙いはやはりドルカナダ。そしてそろそろ注目したいのが、ユーロ豪ドル

ここのところ、ドル円もユーロドルもずっとレンジの中で右往左往している。

 

ユーロドルは、1.1070〜1.1130のレンジ

ドル円は、105.80〜106.70のレンジ

 

こういう感じが自分の現在のイメージである。

 

このレンジがどちらかに抜けない限り、1日の値動きの幅が50pipsにも満たない膠着相場は続いていきそうである。

 

やはり週末のジャクソンホール、パウエル講演待ちか。

 

明日まではどう転んだところで、大きなトレンドは発生しないように思える。

 

現在の市場の膠着間のなかで、また注目をしはじめているが、ユーロ豪ドルである。

 

ユーロ豪ドルの戻りを自分はかねてより待っていたところだが、

ここのところの膠着感の流れに、ユーロの自律反発的動きも相まって、ようやく方向が上抜けてきた。

 

現在はいかなる通貨ペアも明確なトレンドを作れない状況になっており、

ユーロ豪ドルの上抜けも、すなわちトレンドの発生とは思えず、

売り時のレートに近づいていく過程であるようにしか見えない。

 

いまユーロ豪ドルは1.64を抜けたところで、

自分としては、1.6530あたりまで戻りを待ちたいので

この戻りは始まったばかりのようにみているが、

ここからまた狂った暴騰をみせたときがチャンスであろうと思っている。

 

無論、1.64に定着できず、即座に下にピークアウトしたとしたら

売り時を逃すことになる。

 

現状レートからの下落加速で、自分は売りについていく気はない。

なぜなら、ユーロ豪ドルにはまだ下落トレンドが明確に走っていく感じがせず、そうした下落は、レンジディールにおける格好の押し目買いとされる可能性が高いように思うからである。

ということで、ユーロ豪ドルの売りについてはもうしばらくの待ちということで

 

やはり、本日も注目はドルカナダである。

 

ドルカナダは、戻り相場をいまだ終えていない状況ではあるが

そろそろ息切れが起こってきているように見え

スイングポジションを持てそうに思っている、唯一の通貨ペアがドルカナダのショートである。

 

昨日のドルカナダは、カナダ指標の堅調さでのカナダドル買いで、1.32ミドルあたりまで下値を加速させたものの、その後の原油安方向の相場付きや、ドル買い地合いに阻まれて、またも戻りを試すことにはなった。

 

ただ、それもロンドン時間前の段階で1.33アッパーあたりからピークアウトしており、先安観を期待させる動きを見せている。

 

ただ、前夜のNYタイムに作られた1.32ミドルあたりからの長い下ヒゲの陽線が継続的な売りを阻む買いのシグナルの様になっていることとロンドン市場におけるドルカナダのポジションは、NYタイムにひっくり返されることがかなり多いため

現状、ロンアニどもがドルカナダを売っているといる状況は、とても上手くない状況である。

 

売るとするなら、やはりNY市場からで

ロンアニのドルカナダのショートを踏みあげた後のピークアウトからの売り参入が、現状のドルカナダにおけるトレード戦略のメインシナリオである。

 

どちらにしても、本日やるとするなら、やはりレンジディールの逆張りが、あらゆる通貨ペアに対しても想定できるイメージである。

 

現状としては、ロンドン時間はもうパスで、NY勢の参入を待ちたいところである。