全決裁…現在の膠着が続く限り、もうドルカナダには手を出さない。

ドルカナダロング、ユーロドルショートをともに全決裁し、スクエアとした。

 

USD/CAD L 130517 1.30527 130545 1.30557 1.30561 1.30574 1.30615  1.30720 1.30725 1.30730 1.30748 → 1.3055 決済(利食い損切り

EUR/USD  S  1.11009  → 1.1098 利食い

 

結局、本日は負け。

 

本日の敗因は、やはりロンアニ参入の時間を間違え、

東京の残業組と、欧州の早出組ががちゃがちゃやっていた16時を、ロンアニの動きと思い、

大口のポジションをはってしまったことである。

 

冬時間、東京17時から入ってきたロンアニは

これまで1.3070アッパーの買いゾーンにあったドルカナダを

一気に売りゾーンまで1.3060割れまで落としてしまった。

 

NY勢もそれに続き、結局、ドルカナダは売りゾーンから抜け出すことはできず、

今夜は原油が下落しているにもかかわらず

まったくドルカナダが上がらない、という状況となってしまった。

 

いや、むしろ、原油安であったからこそ

1.3050アッパーをドルカナダは維持できていたとも言え、

本日も原油高だった場合

ドルカナダはさらに下値を追っていたかもしれない。

 

ダウ理論の原則

トレンドは明確な展開がおこらないかぎり続く、ではないが

いまのドルカナダは、現在のダウントレンドを打ち消すような、大陽線のようなものが、どこかで現れない限りは

この下値張り付きを続けそうに見える。

 

ドルカナダは、まだ年初来安値の水準まで下げておらず、そこまでをまだ下値余地と考える売り豚がいるとすれば

少なくとも、そこまではショートカバーを行いそうもなく

また、新規の買い豚も、1.3020アンダーあたりの、年初来安値圏に届くまでは、積極的な買いを行いそうもない感じである。

 

NY時間、値動きがしょぼいなか、

なんとか利食いを繰り返し、わずかに損失を取り戻したが、

やはり16時に大量に1.3070アッパーでドルカナダを追っかけ買いしてしまったことが

最悪の高値掴みとなってしまい

ここでの損切の損失が大きすぎ

本日の収益をマイナスからまったく浮上させることができなかった。

 

本日の東京勢はあきらかに逆張りの買いに入っており

自分は損切りしたものの

1.3060~70あたりで、買いエントリーした東京勢は、いまも含み損でつかまっている状況である。

 

ロンアニとNYはつねにグルなところがあり、

いまどちらのポジションに悲鳴を上げさせるのがベストか、という意味では

ドルカナダを売り崩し、

東京勢の買いを損切りさせることで

 

いまだじり安が続いているドルカナダは

まだ買いポジションを投げていない東京勢が残存していることが想像され

これらが損切されセリングクライマックスのような下押しをしないかぎりは

欧州、ロンドン、NYの売り豚どもは、

よほどのファンダメンタルズ的な要因があにかぎりは

現在のショートをカバーすることはないように思える。

 

もともとドルカナダは下だと自分は思っているが

それを証明するかのように

上に跳ねた時は、上下に乱高下するのに対して

下に沈んだ時には、とにかく上値が重くなってしまうのがドルカナダである。

 

7月の状況がまさにそうで、

どれだけ上に戻しても下に押されとった、

ドルカナダは60pipsあまりの狭い幅のレンジで

15営業日余りも閉じ込められた。

 

本日、もっとも簡単だったのはドル円だったかもしれない。

 

ドル円は、チャネル下限でしっかりサポートされ

チャネル上限の109.05あたりまできっちり伸びて、

またそのレンジ内でじりじりとした展開を繰り返している。

 

本日はドル円が上昇したとは言っても

リスクオンの、ドル売り円売り相場で

ポンドドル、ユーロドルもドル売り方向で堅調。

 

結果、ドルカナダにもドル売り圧力がかかる。

 

先週の下げの動きから一転

堅調な動きをしてきたユーロドル、

レンジをいった上抜いて上昇を鮮明にしつつあるドル円

 

先週の週末から、

ドル円、ユーロドルは、展開に変化があったのに

ドルカナダのみは下値張り付きの重いままの状況が続いている。

 

ドルカナダがこれから上昇するためには

ふたたびリスクオフに展開するとかしないともう困難で

さすがに、もうドルカナダのロング狙いはもう本日でやめることにした。

 

逆張りをすると、こうも効率が悪く、かつ勝てない、ということを先週から本日にかけて

何度も何度も実証しただけとなってしまった。

 

今月もあと3日、

10月相場はもうドル売り円売りのリスクオン相場で決着という感じで進みそうな感じである。

 

とはいえ、明日以降、ドルカナダに売りをしようとも思えず(値幅がなさすぎ、しかもかなりの下限にあるため)、

 

狙うとすれば、ユーロドルなどのドルストレート通貨のロングか、ドル円のロング、

 

もしくはユーロポンドあたりになるかなと思う。

 

ドルカナダ、少し前はかなり収益に役立っているのに、

今月は全然ダメで、収益の足をかなり引っ張っている。

 

ドルカナダは、しばらくほっておくことにする。

 

とか、さじを投げたとたん、いきなり相場が大きく展開する場合もあったりするのが、悔しすぎる話である。

 

もうこいつ、いや!