東京勢のドルカナダ売りもやむなしか
本日の東京勢は既述の通りドルカナダを売っている。
いつもながらのらNY様追随の自己思考ゼロのミジンコトレードだが、これも致し方ないところがある。
今週の東京勢は週の初めは実は、こんな従属的なトレードをしておらず、むしろドルカナダを買っていた。
今月、ロンアニの売り仕掛けを起点として、ドルカナダのダウントレンドははじまった。
いつものドルカナダはロンアニの方向をNYがめくり返すというのばテンプレだったが、
今月のブレグジッド騒動によってポンドのみの動きにほぼすべての通貨がが支配されるという、ある種歪んだ動きが出た結果、
ついにNYとロンアニの相反する動きの均衡が崩れ、NYがロンドンに追随。
ロンアニの勝利が決定した。
その勢いをロンアニが逃すはずもなく、以後はいっさいドルカナダは買うことをやめた。
買ったとしてもちょっとした利食いで、
その戻りを
敗北したNYが叩くことで、より下値を追っていく、というダウントレンドがより鮮明となった。
そこに乗り遅れたのが東京勢で、
ドルカナダが売りで決着がついたという大局を理解できず、むしろ東京勢はドルカナダをそれでも買っていた。
結果的には東京勢の買いはその後の再下落のための下げの燃料となるだけで、
今週のさらなる続落の原因の大きな1つとなり、ドルカナダの下落に貢献してきたわけである。
このロンアニとNYがすでにタッグを組んだドルカナダ売りの流れに、1人取り残された東京勢は、毎度毎度、ドルカナダの売り豚に貢献する買いを積んできたわけだが、
本日、ようやく、その抵抗をやめ、NY様追随の売りに転じてきたわけである。
しかし、為替相場は殺し合い。
東京勢が売りに入ったところが底というのはよくある話である。
本日、東京勢まで売りに転じたとなれば、もう為替市場に買い手はいない。
NYとロンアニでタッグを組んで、東京勢の買いの損切りを食って、東京勢の資金を奪い取ってきたが、NYとロンアニを合わせた巨大な塊が、東京勢のみから搾取する、というのは、もともと分前も少ない。
それでも東京勢が買う限りはロンアニもNYも売る意欲はあったのだろう。
東京勢は簡単な損切りしてくれるので、じりじり下値を追うという脅しをかければ、簡単に損切りを繰り返し、レートを下に追い込みやすいのである。
しかし、そんな東京勢もいよいよドルカナダを買って、損切りをロンアニNYにあげることをやめたのが本日である。
ではロンアニは、東京刈りをあきらめるか。
今度は上方向に東京勢の損切りが溜まり始めているのである。
本日、自分がドルカナダを買ったのは、こうした三大市場の勢力分布からの見立てではなく、テクニカル的な意味もあるのだが、
本頁では、まずはこうした側面からドルカナダを論じておきたい。
東京勢の正規を失い、瞳孔の閉じたままながら、もはやNY様に盲従するしか術がないと絶望したかのようなドルカナダ売りによる安値更新により、
浅目に損切りを置くことでエントリーしていた大きめのロットがまず損切りされた。
この後に及んでも、東京勢のなかにはドルカナダ買いをするものはいる。
自分もそうだが、トレンドに反する逆張り豚どもである。
その買い豚どもが、ついに東京勢にすら喰われた。
ただでさえ、少ない東京勢のドルカナダ買いの損切りというパイを東京勢も狙い始めたわけである。
東京勢の総数の内の半分を、ロンアニ、NY、そしてNY盲従東京勢の半分で、取り合うのである。
東京勢を裏切り、トレンドフォローを気取るいまさらのエセ欧州の東京勢、トレンドフォローの勇気を称えるとともに、NY様盲従のお手当として、このくらいの損切りはくれてやる。
しかし、お前らの動きは遅すぎる。
本日もしも戻り相場が示現した時、その上昇の最初の燃料となるのは、欧米ぶってるが、結局、自分の頭では何も考えていないお前らである。
再度買い増し。
ドルカナダの戻りは今の情勢から無謀な賭けかもしれない。
悔しいが欧米グリードどもを切り崩すのは、このなかから裏切り者がでないかぎり難しい。
しかし、そんな欧米どもの走狗と成り下がり、ドルカナダを痛ぶり同胞を殺す先兵となろうとしている、
お前らだけは殺す。
ポジション
USD/CAD L 1.30678 1.30693 1.30699 1.30716 1.30717 1.30718 1.30720 1.30726 1.30728 1.30729