ユーロドル買い、そしてロンアニの相変わらずのいやらしい動きを眺めつつ、あえてのドルカナダ売り。そしてドル円買い。
本日は、参入時間を誤らず
17時からのロンアニの動きをみながら参入することはできた。
本日は、昨夜からのドル売り円売りイメージから
ユーロドルの買いから。
ユーロドルは、1.1005あたりでトップアウトしのち
本日の東京時間、NY様に妄信する狂信者、東京勢の追随によって、午前11時ごろ、ふたたび1.1100を超えたがそれも叩かれ
ラウンドトップような形をつくり
ロンアニ参入後は1.1084のそのネックラインを下抜けた。
教科書的に考えれば、
1.10105~11085とざっくりとしたレンジを見立て
それを下回ったわけなので
このレンジ幅20pips分、下に落ちて
1.1060アッパーあたりまで下落するように思える。
テクニカル的にみればそうなるが
これがロンアニの動きとなると
まともな見方はできない。
もし、ロンアニが本日、ユーロドルを買いたいとした場合
1.1084あたりのネック手前で買った場合
現状の売り豚はポジションを畳みショートカバーに移る。
また、買い豚についても、損切りせず、そのまま買いをホールドする。
こんな買いだらけの状況でロンアニが買ってくるとは思えない。
では、1.1084あたりの、短期ラウンドトップのネックラインを切った場合はどうなるか
売り豚はポジションをホールドしたままなので無視しておくとして
既存の買い豚は損切りし買いポジションを投げる、そして、ブレイクアウトを狙った新規の売り豚もポジションを積んでくる。
市場には売りが多く出てくることになり
ユーロドルを買いたい豚どもは
それらを拾って行けるわけである。
そのまま上に買いあげれば
新規で売っていた売り豚は損切の買いを入れることになり
既存の売り豚たちもショートカバーに入る。
ロンアニの買いのポジション構築は成功、というわけである。
本日、自分が考えたのは
ロンアニがもしもユーロドルを買いたいとすれば、
現在のラウンドトップのネックを割り込ませる売りをまずかけてくると考え、
逆にロンアニが売りたいとすれば、
まずはレンジ下限を守るような買いを仕掛けて
売り豚を損切りさせた後、
新規のにわか買いがある程度あつまったあとで、
売りを仕掛けてくる、と思った(これは先週末のユーロドルの動きである)。
結果はどうなったか。
ロンアニは、1.1080を割り込むような売りを仕掛けて
買い豚のポジションを損切りで切らせるのみならず
新規の売り豚を呼び込むような動きをみせてきた。
とうことで、自分はユーロドルを買い。
本日のロンアニのユーロドル売りはいかにもわざとらしく
新規の売り豚に追随させようとする大き目の売りを繰り返している。
ただ、追随者がいないとなると即座に買い戻し
またあらためて売り、
だめなら買い戻し、ということの繰り返しである。
ロンアニのユーロドルの買いは
新規の売り豚が引っ掛かってこないとダマシの売りをあきらめたあとか
それとも、新規の売り豚がひっかかり、もう一段安値を更新したあとであろうと考えている。
つまり、どちらに転んでも、ロンアニはどこかでユーロドルを買いに転じるのではないか、と考えて、損切りを深めに置いてユーロドルを買い持ちした。
そして、今日もドルカナダ!
本日から、自分はドルカナダを売ることにした。
下値余地がないなかで、売りに転じることにした。
しかも、本日のドルカナダは上昇気味で、売った途端、踏まれている(なんなんだよ…まったく)。
たしかに、ドルカナダは、現状、売られすぎの極致にあり、
下値余地はほぼないと考えてはいる。
では、なんでいまさらら売り、ということだが、
チャートをあらためて観察した結果、
現在のドルカナダはディセンディングトライアングルを形成していると考えたのである。
ディセンディングトライアングルとは
下辺が並行で右斜め下方向に上辺がくる
右下がりの直角三角形のような形状である。
ディセンディングトライアングルは通常
この下辺が破られたとき、下値余地はより広がる、ということになる。
ドルカナダは
1.3130、1.3090、1.3075と
徐々に下値を切り下げながらも、
底値は、1.3050アッパーを維持するという
ディセンディングトライアングルを形成している。
昨日、東京時間に、それを破ろうと1.3077あたりまで上値を伸ばしたが、それをロンアニに叩かれて下に沈んだ。
しかし、本日のロンアニは、その上辺の下方斜めラインを上に抜き、ディセンディングトライアングルを上に抜いてきた。
では、今日こそついに買いか!
となると、自分の判断は真逆である。
本日のドルカナダの戻りの燃料は
またもの東京勢の短期ショートの損切りであろうと考える。
本日のロンアニは、本日の東京勢の売りを潰すための理由でドルカナダを買ってきた。
これによって、自分はあらためて売りに転じる決意がついた。
本日のロンアニのドルカナダ買いが東京刈りだけを目的とした場合、これ以上、上値が伸びないとなると、その買い仕掛けをやめる。
結果、ドルカナダのディセンディングとラインアングルのウエア抜けは、ユーロドルの売り同じく、ロンアニどもダマシになるのではないかと考えた。
ロンアニがクソいやらしいのは
昨日、東京勢がドルカナダを買ってきたときは下に潰し、
本日、買いをあきらめ、東京勢がドルカナダの売りに転じたかのような下値張り付きとなった後は
それを上に担ぎ上げるということである。
本日の東京勢はドルカナダ買いを完全に懲りて
まったく買ってこなかった。
先週の週初め月曜、そして昨日の月曜
週の始まりで底値拾いを講じた東京勢を
ロンアニ、NYがそろっていたぶるように売ってきたわけだから、
さすがにもう買ってくる勇気はなかく、おそるおそるながらむしろ売ってきたのだろう。
そこをロンアニは突いてきた。
この推測が正しければ、つくづき、こいつらはクズである。
おそらく、本日の東京勢は、ほとんどドルカナダに手は出さず、やったとすればNY様への追随を決めた一部の売りの子豚が、安値圏におびえてのちまちまとした小口の売りぐらいであろうと思う。
こんな子豚であっても、ロンアニどもは食らいに来たのだろうと思う。
結果、本日の東京勢のドルカナダの売り方は
また上に担がれ、損切りされた。
本日のドルカナダの戻りは、この哀れな子豚たちが燃料となって、その損切で上げていっただけであろうと思う。
昨夜のドルカナダの売り仕掛けにしても
本日のドルカナダの買い仕掛けにしても
すべて短期の投機が行っているものであろうと思う。
で、その本日の短期のロンアニどもだが
本日の東京勢のドルカナダの売りを潰したとはいえ
その戻りは限定的であろうと思う。
なぜなら、これ以上上に戻せば
昨日のロンアニの売り豚も殺すことになることはもちろん、
昨日ドルカナダを買っていた東京勢に利益をもたらすことになるからだ。
昨日の下げ程度では、昨日の東京勢のドルカナダの買い豚は、ポジションを投げ切ってはいない。
ロンアニはともに運命共同体で、NYどもも、結局はこいつらとグルである。
こいつらの目的は、主に東京勢をエサにして相場を動かすことで
その東京勢のドルカナダのポジションボリュームは、あきらかに売りよりも買いの方が多い。
この買いポジションを一掃しないことには
中期の買い豚どもについても、ドルカナダを買いに転じることはないように思う。
いま、ドルカナダが底打ちすれば
その底値を買いでつかめた筆頭格は東京勢となり、
ロンアニ、NYともども、東京勢に最も利益をもたらしながら、ドルカナダの上値を追うということになる。
そうなると、売りの損切りもまた、ロンアニ、NYどもがメインとなり、
東京勢は無傷である。
グリードどもが本格的に買いに転じる可能性があるのは、現状2つ
ひとつは、今週あるカナダ中銀の政策金利発表において、今後の緩和期待や利下げ期待などが浮上し、現在のドルカナダの売り持ちが一気に解消される場合。
そして、もうひとつが、ドルカナダが安値を完全にブレイクし、東京勢も半狂乱となって下値追いに追随し、ど底当たりまで東京勢が売り込んでしまうこと。
このどちらかであろうと現在の自分は考えており
テクニカル的なトレンド転換のみによって
ドルカナダが現在のダウントレンドがアップトレンドに転換する可能性はかなり低いように考えている。
昨日、短期のロンアニが東京勢を売り崩すまではよかったが、
中期の買い豚が、1.3050アンダーで抑えたことで、
それ以上の下げが進まなかった。
しかし、では、ドルカナダはやはり戻るか、と言えば
現状、ドルカナダに底値イメージを共有し買いについてくる中期的な買い豚が現れている気配はない。
もしも、そうした大玉が登場していたとすれば
ドルカナダはもっと上に跳ねてもおかしくはないのだ。
現在のドルカナダは中期レベルでは完全に売り優勢で、底割れのリスクがある状況である。
ここでノイジーな短期筋が、東京勢を刈るがために売ったり買ったりしているが、
やはり、ドルカナダに戻り目はないように思える。
中期的に形成されていたディセンディングトライアングルを本日のロンアニは上抜いてきたが
このテクニカル的な短期トレンド転換が、ここまで追い込まれたドルカナダの情勢をひっくり返せるとは思えない。
本日のドルカナダの戻りは、
東京勢の売りを潰すだけの買いであるとしか思えないからである。
この17時からの短期ロンアニのみのドルカナダ買いは、ダマシの上げとなって、ふたたび、ディセンディングトライアングルのなかにレートが戻っていくのではないかと思っている。
本日はドルカナダは様子見しようと思っていたが
ロンアニが、またふざけた買いを仕掛けてくるのをみて
売ることにした。
こういうふざけた買いは、ドルカナダの現状の適正レート(それが為替レートにあるかどうかはともかくとして)から、あきらかに買われすぎの水準に上げてきたことになり、
高値を売って安値で買い戻す、とういう意味では
絶好の売り場と考える。
最後に、ドル円買い。
これについては、もうドル円は、買いさえすればあとは上がるというお花畑モードに入ってしまったように思えて、
本日の押し目らしきところでただ買った。
いまのドル円は、上昇トレンドを鮮明化させつつあり、もうどこで買っても同じようなものであるので、現在の買い持ちのレートにさしたる意味はない。
こういう上げ地合いになったときは、
東京勢のドルラブ円ファックトレードもワークしやすく
東京勢がそんな動向開きっぱみたいな状況となった時のドル円は強い。
こういうときに安易なドル円の売りは厳禁で
このドル円のお花畑状態が終了するタイミングは
たいてい、こういうときに安易な売り持ちを繰りかえし、焼かれ続けた値ごろ感トレーダーが
相場観をドル円買いへと切り替えたころとなろう。
そのタイミングがいつになるか、
というのは、なかなか難しいが、
メディアを含めて、世間がドル円上昇上昇
みたいなムードを囃し始めたあたりは
まずは、そのシグナルとなってくるように思う。
ということで、本日はドル円買い、ユーロドル買い、ドルカナダ売り。
昨日は違ったけれど
本日こそが底打ちでしたー
といわんばかりに、NYが本日、ロンアニのドルカナダ買いに追随してきたら、
これまでドルカナダを買い続けてきた自分は、
本当に何をやってたんだ…
ということになる。
先週から延々、ドルカナダを買っていって
売りに転じたところが転換だった、
となると、もう自分としてはどうしようもない。
テクニカル的に見て、どうみても買い転換だと考えたところが、すべてダマシとなり、
これ以上売られようがない、
と何度も何度も考えて
ほぼ確信に近いイメージで買いを続けたのが
それをことごとく裏切られたのだ。
これだけテクニカルパターンを裏切り続けてきたドルカナダが、本日、短期テクニカルパターンがいきなり機能しましたーとなれば仕方ない。
本日は、東京勢を潰すにはうってつかの原油続落状況で、ドルカナダの買い仕掛けには絶好の追い風だろう。
しかし、それでありながら、1.3070すらいまだ超えられないドルカナダに、戻りの目はもうない、と自分は考える。
相場は最後の最後は運である。
あらゆる天才的な頭脳を持つトレーダーたちが
売り買いにしのぎを削り
相場はどんな高値安値にあろうが、その時点ではどちらの方向にも常に優位性のない均衡点にあるようなものが相場である。
ときに一部のインサイダーや不正を働くインチキどもが、相場から富をかっさらっていくことはあっても
それは相場の流れの一部の断片を奪い取っているにすぎず、
その不正が継続的な富を生みようなものであるなら
そんな相場には誰も参加するものなどいなくなり
あらゆる相場が成立することはできなくなる。
大局的には、相場は1秒先すら読めない、世界で
そこで売り買いする者たちの生き残りと死をわかつものは、最後の最後は、やはり運であるように思う。
ポジション
EUR/USD L 1.10763 1.10794 1.10815 1.10819 1.10827 1.10831 1.10838 1.10839 1.10841 1.10849 1.10855 1.10857 1.10866 1.10868
USD/CAD S 1.30679 1.30655 1.030647 1.30639 1.30638 1.30626 1.30619 1.30611
USD/JPY L108.896 108.897