ユーロ豪ドル売り、またも損切り、3度目の売り直し
ポジション
EUR/AUD S 1.63895 1.63882 1.63862 → 1.32944
また損切りされた…。
1.3270アッパーからの買いなど、短期トレンドから逆行する完全な逆張りにしか見えないが、
それが通用するのが東京勢…。
この期に及んで、またも1.64を試す買いか…
ほんと…こいつらだけは。。。。
このおかしな動きは、シンガポールや香港あたりの東京勢を代表する養分どもがテクニカルムーブを無視する逆張りを繰り返す東京時間がゆえに起こりえる為替市場における最も奇異な動きである。
短期的には意味のない薄いサポートを背中に見てのディールである。
この高値追いに、週末のユーロ買いドル売りのトレンドディールを東京勢は試みているのかもしれないが(そう、前NYの方向を追う、という意味では、東京勢の変な押し目買いも順張りとなはなる)、
豪ドルの弱さはともかく、ユーロ豪ドルの上昇には自ずと限界があるように思う。
それはユーロの弱さである。
豪ドルがコロナウイルス問題や米中問題などのファンダメンタルズから売られるとは言っても、
これは豪ドルが中国元の代替え通貨、中国の弱さの写し鏡となる間接的な弱含みの派生から売られているのに対して、
ユーロの場合は、欧州圏そのものの弱さ、極限的にはユーロという実験通貨の限界を示唆する弱さである。
豪ドルが地政学的リスクが遠のくにつれ、本来の価値から過小評価されていることに気づかれる可能性があるのに対して、
ユーロはまだまだいまでも過大評価されているほどであり、そもそも通貨の信認性すらあやういのがユーロである、と考えれば、
ユーロ豪ドルが上値を追い続けることが、いかに無謀なことかということがわかろうというものである。
ポジション
EUR/AUD S 1.63911 1.63908 1.63865