戻り高値=天井はやはり東京がつけるか…ユーロ豪ドル、またも売り
報告がかなり時間差となってしまったが、
東京時間から、またあらためてユーロ豪ドル売りをしている。
結局、昨夜のユーロ豪ドルは、またも損切りの憂き目となった。
切られたのは東京勢に…。
戻り売りのフィナーレはやはり東京勢か??
昨日の戻り売りは、東京高値をロンドン以降に超えられた段階で、やはり?死ぬ運命にあった…。
先週末、NY様が底買いを神の手とでも言わんばかりに、週明けの月曜は東京勢がユーロ豪ドルの買いに動いた。
しかし、そこでいったん天井をつけたところで、下押ししたものの、その後のロンアニが東京高値を更新。
この段階で、戻り高値終了の目は消えていたのだった。
ロンアニが高値を更新させるときは、自分が天井になるつもりなどない。
先高感を持っており、その後にさらに高値を買うバカを確信しているからこそ、ど高めにあってもさらなる買いを入れる。
昨日のNYは休場で、
利食いの売りで押されるリスクは低く、
この仕掛け買いを邪魔する勢力はいない。
NYが休場の時は、たいてい、相場を転換させるような材料はほぼもたらされない。
金融市場はNYとともにあり、彼らが相場の方向を決めていくため、彼らの準備が取れない、休場時は、報道機関も現状の方向を転換するような報道は避ける。というか、それら報道機関も同じように祝日モードで動きたいのもあるから、よりそれら報道が行われなくなる。
昨日までのムードとは何か。
そのムードを転換させるような材料とは何か。
前者についていえば、米中貿易交渉の楽観、ではない。
その楽観の後退ムードである。
そして、そのムードを転換させるような材料とはなにか。楽観の後退ムードを打ち消す、再度の楽観ムードである。
NYが週末に準備を終えていたシフトは、
楽観ムードの後退に合わせた、リスクオンの減退、である。
つまり、豪ドル中心に言えば、豪ドルのやわらかな売り、である。
その準備を終えて、月曜の祝日を迎えたため、
ここで、再度の楽観ムードが高まってしまうと、
せっかくの豪ドル売りが一気に転換され、強烈な豪ドル買いが起こる。
そういうときが起こった場合、NY勢が置いておいた豪ドル売りが切り崩されることとなるが、
NY勢が望まないのは、そういう切り崩しでやられることではない。
豪ドルの反騰を取れないことである。
切り崩しでやられる=豪ドルの反騰、ということだが、
この2つは意味が異なる。
自分はNY勢は豪ドルの強烈な買いを主導したいのだと考えている。
つまり豪ドルを強烈に買いたいのだ。
がゆえに、自分たちがいないときに、豪ドルの強烈な買いが起こって欲しくない。
だから、週末、豪ドルに反転の売りをかけ、
それ以上の買いをやめた。
買いまくり高値で張り付かせてしまうと、その翌東京勢にさらなる買いをされて
自分が買える火曜は、週末よりさらなる高値で買いを入れなければならなくなる。
それゆえの豪ドル売り、だったと思うが、
それを底打ち?と考えたのか、東京勢はまんまとひっかかってきた。
月曜は午前は東京勢も豪ドル売りで、ユーロ豪ドルの上値を伸ばし、NYのつけた安値から80pipsも上に上げてきた。
ほんと、NYに従順な奴隷どもである…。
まあ、昨日はNYが休場であることを考慮?し、米中問題のポジティブ報道は、兆しどころか絶無であったため、豪ドルを買う理由を作ることが出来なかったのだとは思うが、
だからと言って、売ればいいというものか…という疑問がわくが、東京勢は、とにかくNY様についていきさえすればいいと思っている、狂信者たちなので仕方ない。
しかし、あまりにもまともでない上昇にそこから午後に入り戻り売りがでてきたが、
そこでの売り玉の損切りがロンアニに狙われて高値更新。
東京狂信者たちに花を持たせてやる高値更新である。
こういうとき、まともな目線を持つものは根こそぎ殺される。
自分は、昨日の戻り売りは、冷静なスタンスでは普通のやり方だったと思うが、
そんなまともな判断は為替相場では往々にして無力と化す、ということが昨日もまた起こった。
先週末のNY勢のユーロ豪ドルの底値買いは、
長期目線で見た時は、売り超過からの買い戻しによる自律反発、もしくは、その売り超過の綾戻しを狙う値頃感の逆張り買い、でしかないと思うが、
それをNYがやってきたとなれば、東京勢は底打ちを確信して、馬鹿みたいに買いを続け、ロンアニはそのウブさを悪用する。
この段階で、ロンアニは戻り高値の天井つかみとなるのだが、ロンアニがこれをやってきたのは、自分より高値を買うバカ、つまりは東京に天井を掴ませる自信があったからであろうと思う。
そして本日、案の定、午前の東京勢は、またもの高値更新で、ユーロ豪ドルは、直近高値を抜けて、1.6120を超えて1.6140 アンダーまで。
1.6130を損切りとしていた自分の昨夜のユーロ豪ドルショートは、この熱狂の東京勢の高値追いに全滅させられた。
ここでようやく買い玉を握らせまくったと考えたのか、欧米勢の売りが入る。
4時間足レベルで直近高値を抜いているため、ダウ理論的に見ても上げ転換の形となるため、
にわかの買い豚も大量に入ってくる。
つまり、本当の戻り売りを仕掛けたい豚にしてみれば、格好の売り場である。
売ってレートを下げても、それを押し目と見て買ってくる豚がいるわけなので、どんどん売れる。
このときがグリードどものあらたな売りが構築された瞬間であったのではないかと推測している。
ただし、一本調子な売りを続けていくと、
その異変を察知して、売りに便乗してくる小口どもがいる。
チャートパターンは4時間足でレジサポ転換となっているわけなので、ここでの売りは逆張り勢であるが、逆張り勢の逃げ足は速い。
そんな連中をここから再度起こる下落にそのままついてこさせるほど、欧米グリードはやさしくない。
そこで、グリードの先兵である、ロンアニが、
いきなりの全戻し級の買いをしかける。
1.6140アンダーから、1.6080アッパーまで50pips余りも下落したところから、ほぼ、日通高値寸前まで全戻し級で買ってこられると、
途中から入ってきたにわかの逆張り勢は根こそぎやられることになる。
しかし、ロンアニも、東京正午あたりにつけた日通し高値を超えるまでは買わない。
これ自分の見立てからすれば当然の話で、
本日の東京勢がつけた日通した高値は、
戻り高値の最後のバカに仕立て上げるため、
欧米グリードが売り再開のポジションを積みはじめたこところであり、
ここを超えることは、買いでつかまっている東京勢を逃すことにもなり、
また、さらなる戻り高値を誰かにつかませる必要が出てくることとなる。
本日よりNY勢が戻ってくることから、
もう楽観相場を懸念させる必要はなく、
そろそろ、各報道機関や当局も、楽観イメージ再開のシグナルを再開させる頃合いで、
そんなゲーム再開のムードがはじまると、
いかに東京勢であっても、
明日以降、バカ丸出しで、豪ドルを売ってくる、という可能性は下がる。
つまり、ロンアニは本日は天井をつけてはならないのである。
本日が東京勢に天井をつかませるラストチャンスであり、
それは昨日などではなかった。
米休場の日に、戻りが終了し、下落が再開すると考えていた自分が甘かった。
しかし、本日のユーロ豪ドルは結局、
戻りレンジゾーンの高値1.6125を超えられず、
本日は下押ししている。
1.6125の買い超過限界ラインを超えてすら買いまくった東京勢の熱狂に、
昨日のショートはすべて損切りとなってしまったが、
あらためて、このあたりから売りを仕掛け直した。
昨日今日のユーロ豪ドルは、
1.6080-1.6125のレンジを守るかのように、
下を超過すれば買いが、上を超過すれば売りが入るような状況で、
機動的に利食いを繰り返していれば、
20pipsくらいの利益は何度も取れたが、
自分はユーロ豪ドルにおいては、そうした利幅は狙っていない。
最低でも1.59割れ。
順当に見て、1.5350あたり、
理想としては、1.38-1.37割れあたりまでを狙っている。
午前3時現在のユーロ豪ドルのレートは、
1.6080あたり。
つまり、自分の狙うターゲットは、
最低ラインでも現在値から180pips。
順当ラインで700pips以上。
理想ラインで言えば2000pips以上の値幅を狙っている。
ただ、ハイレバレッジで損切りを浅くおいているため、いまはノイジーな戻りに切られまくるため、ポジション量とターゲットバランスが悪すぎて、損失を重ねまくってしまっているのが問題である。
自分が狙う動きをユーロ豪ドルが実現するためには、
豪ドルの見直しが進み、暴騰することと、
ユーロのいまも継続的な弱気のピークを抜けた、そこからさらに加速する暴落という名の絶望。
この両者が必要にはなってくるため、一朝一夕に事が進むとは思っていないが、
少なくとも、いまの現状では、
ユーロが暴騰し、豪ドルが暴落する、という展開が生じる可能性はかぎりなく低いと思っている。
むしろ、いまは豪ドルが過小評価されすぎていると思うことはもちろん、
ユーロがいま弱気とはいえども、
いまのレートはまだまだ高すぎるくらいで、
まだ弱気と言うには早すぎるほどだ、と思っている。
自分は昨日からユーロ豪ドルを売り続けているが、
安値を目指すたびに売り増ししていることから、高値を更新するたびに損切りがかなりの大きさになってしまっている。
これは戻り高値を更新されるたびに続く負けで、もう仕方ないと諦めているが、
今年も終わると言うところで、
ユーロ豪ドルの損失に次ぐ損失で、
今年の勝ち額はすべて失ったどころか、
年間収支も完全にマイナスに沈んでしまった。
今年最も負けたのがユーロ豪ドルの5月の売りで、年を終えようとしている現在、
またもユーロ豪ドルで大勝負することになるのもまた因縁である。
豪ドルは、長期的上昇トレンドへの転換シグナルを、これまで3度裏切ってきた。
ざっくりいえば、
時期は、最初は2017年の1月ごろ、
次が2018年1月ごろ
最後が2018年4月ごろである。
そこからは長期下落トレンドとなり、
今年の1月にはフラッシュクラッシュでさらに安値を更新し、
同8月には、その安値すら更新した。
これは豪州中銀の利下げなどの弱気姿勢と
米中貿易問題の懸念、
これら2つの要因によってもたらされたことだが、
豪州中銀はこれ以上の利下げを望んでいないムードで、
また、米中貿易問題についても、市場のメイン材料とされ続ける時期も終わりに近づいているように思える(とはいえ、米中の摩擦は今後もずっと続くとは思う)。
つまり、いまは豪ドルが売られ続けると言う長期のグランドサイクルがいよいよ終わりの時期が来るように思っている。
とはいえ、自分はもともと米ドルは構造的な弱さを持っており、今後も折に触れ売られることになるとは思ってはいる。
別に豪ドルが売られなくなるからと言って、米ドルも売られなくなる、とは思っていない。
米ドル売りと豪ドル売りというセットの見方が終わるように思っている。
今後、折に触れ、さまざまな売り材料にさらされるであろう米ドル
今後も売られ続けるであろうユーロ。
この2つを除き、今後も売られ続ける公算の高い通貨は、現状見当たらない。
ポンドはもちろんブレグジッド問題で上下に乱高下はあろうが、ブレグジッド問題以外で、ポンドが継続的に売られる材料はない。
それに対して、ユーロは、特別な材料によって売られているわけではなく、経済状態や金利など基礎的なファンダメンタルズが、根本的に買われるべき理由を何も持ち得ていない。
今後の為替市場は、
ドル安とユーロ安の綱引きで、
その時々の材料で、その他通貨が振り回される、ということが続いていくように思っているが、
本質的には、ドル、ユーロ以外のあらゆる通貨が、対ドル、対ユーロに対して買われていく流れであろうと思っている。
その筆頭として、現在自分が最も可能性があると思っている動きが、
売られすぎてきた豪ドルの反撃であり、
つまりは、その結果起こる、豪ドルドルの暴騰と、ユーロ豪ドルの暴落である。
ポジション
EUR/AUD S 1.61261 1.61251 1.61162 1.61148 1.61139 1.61251 1.61066 1.60937 1.60924 1.60886 1.60877 1.60869 1.60864