だめだ…ドルカナダ、買えない…ユーロ豪ドル売り増し

ドルカナダは自分が利食いでスクエアにした途端、上値を伸ばす…。

 

まあ、またものいつも通りである。

 

ドルカナダは1.3270、1.3280とレジスタンスを抜いて、高値を更新中である。

 

しかし…買えない。

 

なぜなら、このブレイクが取引通貨の厚みのない東京時間になされているからだ。

 

ドルカナダは短期ボリンジャーバンドも拡大したままで、上下に流動性があり、

 

このボラティリティの高さが、

このままの上昇が担保されていながら、

東京勢の買い玉をいったんは振り落とす、欧米投機どものふざけたダマシ売りが発生する可能性を高めているように思う。

 

そういうことを平気でしでかしてくるのが、ロンアニでありNYである。

 

こいつらは自分たちのトレンドが発生し始めると、騙し合いから手を引き、馴れ合いの同方向へのディールを始め出す。

 

その意味で、ドルカナダを買うとすれば、NY時間以後か、もしくは、本日は見送り、今夜のNYの出方を見た後、明日以降に考えようと思う。

 

変わって講じたのが、ユーロ豪ドルの売り。

 

本日の東京勢は、自国通貨域にあるオセアニア通貨豪ドルを、ユーロ以上に売り倒す、という愚行(?)を繰り返している。

 

ドル高相場ゆえに、豪ドルドルもユーロドルとともに下落リスクは高いにしても、

 

株安、コロナウイルス拡大懸念という、リスクオフ要因を材料として過剰に織り込みすぎである。

 

そうした行為は、対米ドルに対して、豪ドルが不当に売られすぎることとなり、これは対米ドルに対するユーロの売りを逆に必要以上に抑制する効果を生んだ。

 

ただ、昔のイメージの脊髄反射で、リスクオンでは豪ドル買い、リスクオフでは豪ドル売りという習い性が今も続いているが、

 

いまや高金利通貨でもなく経済もかつてほどの好況感もない豪ドルは、かつてのように株高で買われ株安で売られるというようなリスク通貨ではなくなっていると思う。

 

昨年より一貫して史上最高値を更新し続ける米株に比べて一方的な下落トレンドを続ける豪ドルの状況を見れば、株価と豪ドルに相関性が失われていることは明らかであろう。

 

その意味で株安だから豪ドルを売ってきた東京勢の本日のオペレーションはすでに時代錯誤な的はずれな行為である可能性は高い。

 

このあとロンアニもNYもリスクオフのドル買い方向で進むとしたら、

売られすぎた豪ドルと売られすぎていないユーロとの格差は縮まっていく可能性は高まったこととなり、

 

となれば、たとえドル買いで豪ドルドルが下落したとしても、ユーロ豪ドルは下落する可能性は高い。

 

となれば、ここからさらにドル高が強まったとき、東京と異なり、いくら株安が進行しようとも、本日の欧米はユーロが豪ドル以上に売る可能性が高い。

 

逆に、突如相場がリスクオフとなり、ドル売り地合いが高まったとして、ユーロドルが上昇したとしても、その場合は相関性が薄くなってるとはいえ、東京で売られすぎた豪ドルドルはユーロより強い戻りをみせる可能性がある。

 

その場合においても売られすぎた豪ドルの上昇が、ユーロ豪ドルの上昇を阻む可能性がでる。

 

つまり、本日の東京勢が豪ドルを売りすぎたことにより、

 

ここからのユーロ豪ドルは、相場がドル買いドル売り、どちらに転ぼうが、下落する可能性が高まったように思う。

 

ということで、ユーロ豪ドルを売り増し。

 

ユーロ豪ドルは一時、1.64をまたも超えてこられたことで、

 

1.6405アッパーに置いてあった損切りにかかりショートポジションの25%を損切りしたが、そこから再度売り玉を追加した。

 

ポジション

EUR/AUD  S 1.64023 1.63911 1.63865 1.63826