朝方ドル円が損切りされていた。残りポジションをいったん全決済、スクエア

未明に入れていたドル円のショートが仮眠してる間に損切りにかかり消滅していた。

 

USD/JPY  S 108.527 108.520 → 108.59 損切り

 

108.60手前に損切りを置いていたので、わずか1pipsも差がない損切りである。

 

しかも、朝のスプレッド差でやられており、そもそもビットレート損切りに届いておらず、

またもシステム差でやられた感じである…。

 

なんだかFX会社のプチストップ狩りにやられた感じもして、納得のいかない負けである。

 

豪ドルドルは深めの損切りとしていたので、損切りにかからず利を伸ばせた。

 

東京午前を終えて、ドル円はいつもながらの東京勢のNY様追随の投げ売りで安値を更新し、108.40割れまでいったが、

ここら安値圏では、ことごとくチャートを見逃しており、自分が見たときには、すでに108.40を超えており

下値を追いきれずいたので、もう利食いすることにした。

 

ドルカナダも高値追いで、前日高値も更新したが、日足でダイバージェンスも起こしていて、過熱感も感じているため、利食いでスクエア。

 

豪ドルドルについても、もう利食いでやめることにした。

 

USD/JPY  S 108.759 → 108.46利食い

USD/CAD  L 1.31936 1.31941 → 1.3280利食い

AUD/USD  S 0.68323 0.68298 0.68285 0.68277 0.68261  0.68238 → 0.6817 利食い

 

昨日はドルカナダの急騰に乗って全体収支をプラスにしたものの、

ドルカナダの急騰はテクニカル的な損切りを抜くために、カナダ中銀の利下げ余地発言を最大の口実としたところが多く、かなり投機的である。

 

もう一段、バイイングクライマックスが来るかもしれないが、東京時間での高値更新から、本日のロンアニがそのまま高値追いに付き合うかは、未知数で、いったんの押しが来た場合、現状の含み益を減らすこととなるので、いったん東京時間でスクエアにしておくことにした。

 

この上昇で、ユーロカナダもふたたび、日足レンジ上限までふたたび戻るほどの急騰はみせたものの、

これがまだレンジを守っているところがカナダドルの継続的な売りを躊躇しているところでもある。

 

豪ドルドルは東京時間こそ下押ししてはいるもののなんとも下押しが弱い。

現在自分としては豪ドルの買い期待をついに失った感じではあるが、日足で見たときに、豪ドルドルには、やはり底打ちムードもあり、ユーロ豪ドルの高値過熱感もあって、これ以上の売りを持つのには抵抗がある。

 

そもそもそれまでは殺意を覚えるほどに豪ドル売りの仕掛けばかりを講じていたロンアニが、昨日はいきなり豪ドル買いの仕掛けに転じてきたことが、かなり気になる。

 

自分は豪ドルについては、米ドルよりもはるかに評価していて、買い目線が捨てきれないが、それを昨日の東京がさらに安売り(ほんとこいつらもどうしようもない…)、それをいきなり担ぎ上げたロンアニに怒りが沸騰し、ロンアニの買いをこそ、こそ投機とみなし、であるなら、ロンアニの逆目線、つまりは豪ドルは売り、と考えたが、これはかなり意地になっての解釈とも取れ、やや冷静さに欠けているところもある。

 

ただ、実際、この豪ドルはもう売り、と考えたことで、同じような資源通貨でもあるカナダドルをいよいよ売り目線と見られたわけで、結果、昨日はドルカナダのロングを大きく取れたところとあり、その判断もあながち間違っていたととも言えない感じもする。

 

ドル円についていえば、昨日のロンアニのドル円の買い仕掛けはやなりダマシとなり(ほんとお前ら地獄に落ちろ…)、昨夜は結局下落し、ついに本日は4時間足200SMAを割り込んだが、それでも、まだまだ買い意欲も失われていないことから、テクニカルに応じて下値を追い続けるかどうかは、やはりロンアニやNY参入を待たねばならないように思える。

 

現状は、ドル円、豪ドルドルなどは弱く、ドルカナダが強い、といった地合いに大きな変化はないが、

特に、豪ドルやカナダドルなどの資源通貨においては、米中問題を材料視して売られている面がかなり大きく、この進展次第では、いつでも大きく買い戻されるリスクを孕んでいる。

 

豪ドルやカナダドルに、利下げだなんだので、ファンダメンタルズ的に売られやすい個別要素はそれぞれ抱えてはいるものの、結局は米中問題がこれら通貨を下押ししている最大の要素で、もし、それに関係なく、売られているとしたなら、今般のこの手の問題がブースト効果となって、豪ドルドルはもっと安くてよく、ドルカナダはもっと高くていいはずである。

 

であるのに豪ドルの押しが限定的で、ドルカナダにおいては巨大なレンジを未だ脱しきれてないことを考えると、これら通貨に、いくら金利先安感や景気鈍化の兆しがあるとはいえ、だからといって、米ドルやユーロにこれら通貨が劣るというロジックには強烈な違和感しかない。

 

つまり、カナダドルや豪ドルが各国のファンダメンタルズ要因から売られているにしても、もうその下落はすでに限界まできているとも取れ、それよりはるかにファンダメンタルズ的な意味から劣悪としか思えないユーロや米ドルに劣る感じがしない。

それにもかかわはず、反騰できない理由は、その理由は米中問題が唯一の理由で、それが豪ドルやカナダドルの売りの限界を限界とさせなくしているだけのように思える。

 

現状、各通貨ペアはそれぞれの臨界点に達している感じもし、これが完全にメルトダウンするかどうかは、現在の米中貿易の合意云々の問題がはっきりするまではわからないように思う。

 

もし米中の今回の件がまたも合意から遠ざかり破談ともなれば、

 

瞬間的には強烈なリスクオフが発生し、ドル円、豪ドルドルなどは急落し、ユーロ豪ドルやドルカナダなどは急騰するだろうが、

そこから持続的なリスクオフが継続するかどうかはわからない。

 

材料出尽くしで、そこでリスクオフからリスクオンに切り替わる可能性も捨てきれない。

 

ただ、現在史上最高値を更新し続ける米株が、そんなような状況となっても持続的な高値を追い続けられるかは疑問で、となれば、やはりリスクオフの勢いはやまない公算のほうが高い。

 

逆に、米中交渉が一部であっても合意となった場合、

ドル円は豪ドルドルなどは上昇、ドルカナダやユーロ豪ドルは下落するというリスクオン相場への転換は起こるとは思うが、

 

これもまた、この材料出尽くしのあと、そのリスクオン相場が継続するかどうかはわからない。

 

株価は史上最高値をさらに更新するようには思うが、ここで持続的な買いが続くかは疑問である。

 

なぜなら、今回の一部合意があったとしても、米中貿易問題はこれで終わりとはならないからだ。

 

現在の相場はあまりにも米中問題に振り回されすぎており、

少し前のブレグジッド問題ではないが、またも報道ゲームような状況となりつつある。

 

米中問題にポジティブ報道があればリスクオンとなり、ネガティブ報道となればリスクオフになる。

 

そのムードの早押し合戦のような状況がいまであり、こんな状況では、ポジションをスイングホールドすることなどとてもできない。

 

現在、あらゆる通貨がリスクオス気味ながら気迷ったような動きとなっているのは、

結局、今回の部分合意の問題が合意で決着するのか、またも破談となるのかはっきりしないならである。

 

現状、自分としては豪ドルやカナダドルの買いというシナリオを破棄しているよう状況で、これら通貨は売り目線で見るようになっており、つまりは、自分が売りしか考えていないユーロ豪ドルにおいては、もう手を出したくない(買いは絶対したくないので)状況ではあるが

 

本日のロンアニやNYの動き次第によっては、また上記の見立てが変更となるかもしれない。