戻り天井狙いで、あえての逆張りドルカナダ売り。
ドルカナダは本日も続伸で、
自分がドルカナダロングを、1.3280あたりで利食いしてからも30pips以上上値を伸ばすほどの買い解熱感が半端ない。
ユーロカナダもついに日足レンジを上抜けしてしまい、
カナダドルは目下、史上最悪?のユーロにすら劣るという、全通貨のなかで最弱の烙印を押されているような状況である。
ちょっと待て…
最弱、ということは
カナダドルは最悪の通貨ということになる。
いまの市場はどう考えても冷静でなくなっている。
ドルカナダの売り豚たちはロンアニの狂気的な買い仕掛けに損切りを繰り返し、売り豚自体が、さらなる上値追いに貢献しているような状況だが、
ここまで売りを握っていた豚がいるとすれば、ロンアニのこれほどふざけた投機買いに惑わされて、こんな高値で損切りなどすべきではない、と思う。
ロンアニもまともな神経があれば、いまの買いがかなりの無理筋であることは承知の上であろうと思う。
しかし、現状のトレンドの強さから、ありえない高さからさらに買うことで、売り豚の恐怖と損切りを誘発し、よりあり得ない高値を作り、売り豚に恐怖を与え、さらなる損切りの連鎖を狙っているようにしか見えない。
ただ、現在のドルカナダは長期足で見た時に、これ以上にない売り場である。
週足レベルでの1.3315あたりは強烈なレジスタンスであるとともに
昨日からの戻りからするとすさまじい買い超過ゾーンにある。
ドルカナダは、数日前に1.3270をトップに下値を掘った時、中期足レベルの上昇チャネルラインを下割れ、下落を強める流れを作っていた。
それがひっくり返されるダマシとなったことから、これほどまでに値が伸びたわけだが、
1.3315あたりは、このいったん割り込んだ中期上昇チャネルゾーンのミドルラインに下からぶつかってくる境界にもあたり
長期足のレジスタンス、日足レベルのチャネルミドルという、2つの強力な抵抗帯に阻まれる位置になる。
中期上方チャネルを下抜けたわけだから、本来は、日足レベルでもう少し下落してよいような波動形成が、昨日のモメンタムの爆発により
大きく上にねじれてしまった状態がいまであり、
現在のドルカナダは、すでにまともな価格形成など皆無なような状況となっている。
だから、買いか…とも思うが、
にしても、やりすぎである。
ロンドンの鬼畜どもの発想にやりすぎ、などという概念など存在しないのかもしれないが、
ここでさらに買い進むなどという発想は、
頭がどうかしているとしか思えない。
カナダ中銀は、利下げを今後の選択肢にありえると示唆したのみで、利下げを示唆しているわけでもなんでもない。
それを利下げの可能性として織り込むとしても、まだ織り込み以前の段階であり、そんな予断や思惑のみで、これ以上買い進めるのは、さすがに想像の羽を広げすぎているし、強引が過ぎるように思う。
先月末までの下落もかなり人を食ったような、強引かつふざけたものだったが、現在の上昇は、それをはるかに上回る異常さで、ここは利食い場でこそあれども、決して買い場ではない。
こんなところからも買いを進めるロンアニは、あいかわらず狂っているとしか思えない強欲っぷりである。
米中懸念があるとはいえ
まだ絶望の結論が出ているとはいえず、
そんな思惑のみでここまで買い進めるグリードどもの狂乱っぷりには軽蔑の念すら覚える。
ということで、ドルカナダ売り。
損切りを1.3315越えのところに置くことで、損切幅をかなり狭く置けているため
全力に近いポジションで売りを入れる。
ポジション
USD/CAD S 1.33126 1.33115 1.33112 1.33109 1.33107