ドルカナダ、一部利食いし、ユーロドル売り
USD/CAD S 1.32921 1.32894 → 1.3273 利食い
ドルカナダを一部利食いし、ユーロドルのショートでエントリーすることとした。
大口の都合にいちゃもんをつけるわけではないが
先月末のロンドンフィックスにかけてのユーロドルの買い上げは、まったく無意味で
今月はその上げをすでに全否定して下降方向に向かっている。
先月末に描いていたドル高相場はやはり健在で、ドル円の上昇とともに、ユーロドル、ポンドドルは上値が重く推移している。
ドル高相場となると
ドルカナダの売り、というのはドル売り方向のため、真逆の動きとなるが
ドルカナダは中期目線で見たときに
あきらかに上げのピークアウトを示唆しており
ドル高相場であっても、ユーロ安の流れによるユーロカナダの下落が、ドルカナダをカナダ買い方向で瓦解させるのではないか、と思っている。
ドルカナダショートとユーロドルのショートを持つというのは
要するに、ユーロカナダショートを持っているのと同じである。
ユーロカナダは、現状、短期ダウントレンドに入っており
下げ余地がまだある中で、買いが入ってきている。
ただユーロカナダは、下値余地がまだ150pips以上あり
この下げ波形を強めるための組み合わせは
ドルカナダ、ユーロドルともに下落することが、もっとも合理的である。
ユーロドルは1.0990アッパーの下値が堅めのサポートとしてイメージされるが、
このラインを背中に買いを入れることは
値ごろ感の買いで、
一方的に相場が進みやすい為替相場においては、甘いロングであろうとみている。
週足を見た時に、年初から始まったユーロドルのトップアウトを否定した週は
月末のロンドンフィックスのユーロ買いが起こった先週の足だけであり、
この先週の陽線が長期目線の流れが長期の下落路線に水を差す一時のノイズだとすれば、
先週の陽線を今週は否定すべきにあるように思う。
その勝負を決するサポートは1.0990割れ。
この値ごろ感的なラインが
ロンアニどもにサポートされたことが気にはなるが、
逆の見方をすれば
ロンアニすらもがこのラインを背中に見て買い戻するというこてゃ
ここが破られたときのユーロの投げはそれなりの大きさになるように思う。
自身のチャート分析において
現在のユーロドルは、1.1080~1.1030のレンジソーンを下抜け、下に1.0940~1.0860あたりのレンジゾーンを見据えた状況にある。
下にレンジが控えてはいるが、現状のレートは
どのレンジゾーンからも離れている状況で、真空状況のなかにある。
その意味で現在のユーロドルは、少なくとも、1.0940あたりまでは下落余地があり、
より順当に見れば、レンジゾーンのなかに突っ込いんでいけば1.0910あたりまでは下値余地があり、さらに下落が加速するようなら、1.0880あたりまでは下値余地がある。
この下落がドル買い主導で進んでしまった場合は、ドルカナダがなおも底堅く推移してしまう可能性が高まってしまうが
ユーロ安主導で進んだ場合は
ドルカナダにも下落の目はある。
ということで、本日は、ドルカナダのショートに加えて、ユーロドルのショートもエントリー。
ドルカナダの下崩れは、いったいいつになったら起こるんだ、という感じだが
割れないサポートはない。
しかし、ドルカナダはなかなか崩れない。
ドルカナダのトレンドが崩れるのはいつもかなり時間がかかる。
前回が8営業日ほど、前々回が6営業日ほど、上昇トレンドが崩れる前には時間を要した。
ドルカナダを取引する豚たちは、いったんトレンドが発生するとそこに安住したがる傾向がある。
今回もそんな感じで進むようなら
ドルカナダのショートエントリーは早まってしまったかもしれない。
本日、すでにやられているが
ドルカナダショートは日をまたぐごとにマイナススワップが発生するため
高値圏のレンジが長引くと
どんどん利益が削られていく。
ドルカナダの買いに執着している豚たちが、ポジションを投げざるを得ない売り仕掛けを、今夜のNYに期待したい。
ポジション
USD/CAD S 1.32925 1.32777 1.32748 1.32738
EUR/USD S 1.10012 1.10010