雇用統計を前に、ドル円ロングはスクエアに ドルカナダも一部利食いしポジションを軽くする
ドル円は、ロンドン時間108.05を抜けたが、結局、ロンアニが取れたのは、本日の東京勢の売り豚の損切りがせいぜいで
やはり上値が重い。
ということで、ドル円ロングはいったんスクエアに。
USD/JPY L 107.945 → 108.00 利食い
ドル円は現状、戻るとしても、107.50あたりまでは下値余地があり
ドルカナダのショートポジションを大量にホールドしている状況を考えると
ドル円すら押しに耐えるという余力はない。
ドル円が下押す瞬間、それはドル売りに作用するだろうから、ドルカナダも下押すとは思うが
そこから戻りが入った時には、ドルカナダもドル買いから連れ高に走られる可能性も高い。
ドルカナダが現レートから大きく戻せば
またも証拠金維持率がきつくなるが
ドル円のポジションをスクエアにし、
ドルカナダのポジションも一部利食いした。
ポジション
USD/CAD S 1.31935 1.31675 1.31674 → 1.3163 利食い
これで、ドルカナダにもう一二段戻りがきたといしても
売りを追加する余力は作れた。
雇用統計の初動は、前日までの流れを引き継ぐことが多く
昨日、あれだけの陰線をつけたあとがゆえに
どこかのタイミングで、もう一段下押しする可能性は高い。
想定となるのが、いきなりの上昇だが、
この場合はドル円のロングを捨てたことによる、利益の取りこぼしとはなるが、
ドルカナダの売り追加の契機とはできそうに思う。
本日の相場はできればドル円が上昇してほしい。
雇用統計は米ドル主体の動きとなるため
ドル円上昇なら、米ドル買いでドルカナダも上昇とはなるが
最終的には、ドル買い相場において、ドルカナダは逆相関を描きやすい。
その意味で、今夜、もっとも最悪のシナリオは
ドル円が上がろうが下がろうが
結果的にドル売り相場で決着がつくことである。
ドル売り相場は初動こそ、ドルカナダに有利に働くが、最終的には、ドル売り相場は、逆相関的にドルカナダの上昇をうながしていく。
カナダドルは、ドル売り相場では、
米ドル以上に売られやすくなるのだ。
これがその他、ドルストレート通貨と異なるドルカナダの特徴である。
通常、ドル売り、だと
ユーロドルやポンドドルなどは
ユーロ買い、ポンド買い、となるのだが
カナダドルだけは、ドル売りのときに
よりカナダドル売り、となりやすい。
ポジション
USD/CAD S 1.32032 1.31979 1.30959 1.30657 1.30651 1.30570 1.30560 1.30554 1.30575 1.30567 1.30552 1.30527 1.30518 1.30515 1.30510 1.30509