週末は完敗…

先週末の金曜は、月末要因のユーロ買いか

株価の大幅下落によるドル売りか

 

いずれにしても、ドル独歩高をイメージしていた自分の真逆の動きを取られ

完敗となった。

 

強引に逆向かいをしたため、損失も大きく重ね

2020年の1月収支はまたもマイナス収支で終わってしまった。

 

米株の大幅な下落に合わせたドル売りと変わらぬ豪ドル売り、

これらが、ユーロ豪ドルやポンド豪ドルにおいても

対豪ドルでの欧州通貨買いが助長され

 

自分のエントリーしていたポジションが結局、

すべて真逆に進むという結果になってしまった。

 

ポンドドルは、欧州時間から買いが加速。

損切りを繰り返しながら、耐えたが

ロンドンフィックスの最後の午前1時の吹き上げで、

1.62タッチまで吹き上がり全損となった。

 

そしてユーロドル

ロンドン序盤まではユーロポンド売りの下落圧力で上値を重くしていたが、

突然のかいの連打が発生し

まず、1.1040アッパーで損切り

高値更新を繰り返し

そのたびに売り上がったが、

これも午前1時の寸前に、1.1080アッパーまでの吹き上げで、これも結局全損となった。

 

ドル円についても、

108.95アンダーの損切りにかかり早々に消滅。

108.70アンダー、108.50アンダーを底に買い下がったが、いずれもサポートを割り込みこちらは自ら全決裁し、スクエアとした。

 

そんななか、最も最悪だったのは、欧州時間からエントリーしたポンド豪ドルである。

 

ポンド豪ドルは、長期チャネルゾーンを形成しており

1.9540アッパーのゾーンは上限にあたり、

欧州序盤、1.9550に迫るあたりから

売りに入った。しかし、上昇は止まらず、

結局、午前1時あたりまでで1.9700まで上昇され、すべてのショートが損切となった。

 

この長期チャネルゾーンは、

2016年から形成されているラインで、

これまで超過の上ヒゲで突破したことはあっても、明確に上抜いたことは一度もなく、

あの英選挙での東京恥さらしトレードでのポンドドル1.65越えの局面ですら

結局、このチャネルゾーンは守られた。

 

先週は、そこをやすやすと突破したのみならず、

さらにそこから200pipsあまりもの上昇である。

 

木曜、すでに200pips超の上昇を見せていたのに、

その翌日の週末かつ月末の先週金曜、

さらに200pips以上の上昇をするとは

想像もしていなかった。

 

完全逆張りでロンドン時間から保有したこのポンド豪ドルのショートが、最も損失を作ってしまった通貨ペアとなった。

 

先週末は月末という日柄のなか、

ポンドの上昇においてもついてこなかったユーロも

NY参入直前からは特にユーロ買いを中心としたフローが激しくなってしまった。

 

そのことごとく逆側にいたことから、

先週末は、完敗となってしまった。

 

東京時間からポジションをホールドしていたことが本当に無駄だった。

 

しかし、まさかポンド豪ドルが1.97を突き抜けるまでも上昇するとは想像外である。

 

そんなポンド豪ドルも、週明けの本日、下窓を開け

欧州参入までの間に、すでに100pipsあまり下落調整している。

 

月末にやりたい放題やったあと

月が替わって、こんどはトップアウト気味というのがなんともやるせない。

 

先週末、自分が損切りしたポンド豪ドル、ポンドドル、ユーロドルなどは

その最高値あたりですべて損切りされたことになる。

 

今月は値動きのない相場ばかりにかかわってきたため

少しなめていたところがあるが

最後の最後で200pips超上昇するポンド豪ドルに売り向かって大損したのにくわえ

ポンドドルはもちろん、ユーロドルでもショートはことごとく完敗だったので、どうしようもない。

 

本日は、週末突っ込みに突っ込んだ米株も、

米債利回りも持ち直してきており

 

108.30アッパーまで突っ込んだドル円も、108ミドル越えまでショートカバーが入ってきている。

 

先週末のドル円ロング、ユーロドルショート、ポンドドルショート

ポンド豪ドルショートは

 

ロンドン時間中盤、

いずれも逃げるチャンスも何度もあったのに

そこでショートをそのままホールドし、すべて刈られたわけだから自業自得である。

 

週末、ポンド豪ドルだけは、クローズの間際に再度ショートをしようかとも考えたが、

 

それまでの一方的なドル売りと豪ドル売り

さらにはロンドンフィックスからそれらのさらなる加速による

ポンド、ユーロの欧州通貨のすさまじい上昇に耐えきれず、

その選択はできなかったが、

今週の窓開けの下落を見れば、ショートはやはり綾狙いであっても

最後の最後に仕込んでもよかった。

 

ポンド豪ドルは、週末時点で高値の超超過領域に到達しており

いつ反落してもおかしくはない売られすぎの水準にあった。

 

ただ、本日の東京時間に先週末のドル売りからの巻き戻しがあったとしても

これがまたドル売り相場の調整で終わる可能性は残っている。

 

 

現状のポンド豪ドルの水準はあまりにも高すぎる、と思っているが、

その超過の超過をさらに突っ切った先週末を思うと

現状の押しのところから売りでエントリーすることはできない。

 

ユーロ豪ドルもまた、1.6550越えという

これまでと比べるとかなりの高値水準にはあるが

 

1.63を超えてしまった段階で、

ユーロ豪ドルには残念ながら1.67あたりまで上値余地がある。

 

 

とにかく、現在は、先週末に惨敗を食らってノーポジションである。

 

先週末の相場がドル安相場の戻り天井であったとするなら

自分は、その最高値ですべてのポジションを切られたこととなる。

 

そうなれば、先月は最後の最後につくづく無様な負けを食らったということである。

 

週明けは、早々に先週の豪ドル安ドル安相場の巻き返しがはじまっている。

ドルカナダは、先週末に自分が戻りターゲットと考えていた1.6250アッパーでぴったり上値が抑えられ、本日は下押し始めている。

 

先月は結局、ドル売り豪ドル売り相場の月となったが

2月相場が、その真逆の動きとなるのか

それとも、1月の流れを継続させるのかはまだわからない。

 

ただし、ライントレード的には、先週末の強烈なドル売りは

その限界域まで突っ込んでいったのは間違いない。

 

価格領域の各レンジを俯瞰すれば

先週までのドル売りはドルのあまりもの売られすぎ、のようにしか見えないが、

 

トレンドに従うならば、この超過領域にあっても、いまさらであっても、

目線は豪ドル売り、ドル売りで見ざるを得ない。

 

いずれにしても、東京時間の動きは、

やはり大局の流れのなかでは、まったく参考にならない。

 

先週末の大敗で、あらためてそれを思い知った。

 

今月、また1から出直しである。