やはりドルカナダの買いは入れておく
NY時間のいまいちどの下値試しで
昨日のドルカナダロングは切られたが、
あえていまから買いなおすことにした。
結局、週末からもっていた1.3030アッパーのロングも
1.3060で利食いし、スクエアとしてしまったが、
ドルカナダは昨日の1日を明けたあとでもいまだ短期上昇トレンドを維持している。
昨夜東京時間午前3時のNYどもの1.3050割れの試しが、本格上昇の最後の教えとなた可能性も高い。
結局、切られたロングを再度持つことには抵抗感しかないが、
為替相場はこういうストレスある買い直しを繰り返すことでトレンドに乗ることができることも多い。
できれば、1.3050代でのロングを持ちたかったが
1.3050代を通過した時間は東京深夜3時4時で、就寝していた自分であとてももてるタイミングではなかった。
NY時間にああもドルカナダが売られたのは、原油相場が上げ幅を作ってしまったからであろうと思う。
いまいちど、ドルカナダが1.3050を割れてしまうようなら、さすがにドルカナダの戻りを期待し続けることはできないが、
やはり、ドルカナダはまだ買いである。
買いであるなら、東京時間のノイジー相場がどうあれ、どこからでもロングは取れるということで、
本日午後からは時間も取れそうもないため、いまからロングをエントリーしておこうと思う。
しかし、昨日のドルカナダは
戻り過程の押しからのラウンドトップが
東京深夜0時にいきなり下に切り崩されるとは思っていなかった
これによって短期の買い豚の損切りが誘発され、1.3050割れまで突っ込んでしまったのだろう。
材料としては、米国が中国との第二合意締結まで関税を継続するとかなんとかいヘッドラインにドル売りに相場に走ってしまったようだ。
ちなみにこんな流れで、ドル円は110.20アッパーの東京高値がまたもの現状天井掴みとされている感じがする。
昨日の東京高値更新にはロンドンもNYもついてきていない。
ほんと、この欧米グリードどもは、自分たちだけで結託し、東京勢に足並みを合わせることをほとんどしてこない。
欧米主体の為替市場でハブにされ続けながらも、週明けロンドンの109.80ブレイクからはじまったトレンドもどき(?)、はしゃいで
昨日の東京序盤に連続陽線から110.20アッパーまで買い上げてきた東京勢の欧米勢への追随とへつらいには、つくづく哀れである。
今後、ドル円がトップアウトするかどうかはともかく、現状のドル独歩高の相場付きに変化が生じるとすれば
ドルカナダも下落か、というと、そうは思わず、むしろ逆である。
これまでのドルカナダの戻りは米中貿易や米イラン問題の楽観からのドル買いが主導していたが
今後、これがリスクオフ気味に転換したとき、今度はリスク回避的なドル買いに状況が変わってくる。
ユーロドル他、ドルストレート通貨は
これまでのリスクオンムードでありながらもドル買いという妙な圧力により上値を重くしていたが
株高などのリスクオンムードから、ドル以外の通貨も買われることで、その値動きは膠着したものとなっていた。
ここからリスクオフムードになったとしても、そこでもドル買いは生じる。
これまでのリスクオンのドル買いからリスクオフのドル買いに変わると言ことで
同じドル買いであっても、このドル買いは、ドルストレートにはリスクオフ的なユーロ売りやポンド売りを促したののとなりかねず、
これらドルストレート通貨のドル買いがむしろ強まっていくような気もしている。
ドルカナダは本来、リスクオンでは上昇しにくく、
リスクオフのドル買い相場によってこそ、より上値を追いやすいところがある。
ただ、年初からのリスクオンは、上記要因からドル買いを伴ったリスクオン相場となってしまっていて
結果、ドルカナダはリスクオン相場にありながら、底堅く推移してこれたところがある。
今後、リスクオフに相場が傾いたとしても
ドル円については、ドル買いと円買いに挟まれて動きが取りにくい状況が続くように思える。
むしろ、今後、リスクが高いのは、クロス円通貨の下落なのではないかと思える。
例えば、ドルカナダの上昇についても、
対ドルでのカナダドル売りということなので
円買いをともなえば、円買いカナダドル売りで、カナダドル円は下落することになる。
以前にも述べた通り本日、水曜と明日木曜は、金曜のポジション調整のお献立相場を前にしての、ドルカナダにとっての投機タイムとなる。
ドルカナダは現状、上下に幾重にもレンジブロック帯を形成している。先週、1.3100の上抜けを失敗したが
ドルカナダは1.3100を抜けた後は、1.3120までレンジゾーンの真空地帯となっており、
そのまま上に浮動する可能性が高い。
これが先週木曜に上値が抑えられたのは、その翌日金曜のカナダ雇用統計の結果良好を見越したインサイダー売りがNYに持ち込まれたからだと自分は考えており、
このインサイダー売りによって、真空父からふたたび膠着のレンジゾーンに戻ってい待ったドルカナダは、
テクニカル的な戻り売りを考え出した、フェアな売り豚(つまりインサイダー情報などを掴んでいない筋)に売り意欲を与えることとなり、結果、相場に強固な膠着をもたらしてしまい、
日足レベルで4日にもおよぶ小幅レンジ状況を作ってしまったように思っている。
自分は先週木曜、1.3050あたりから売り続け踏みあげられていたので、結果的にインチキかつチートなくそ豚が、1.3100アッパーから売りに転じてくれたことで、難を逃れることができたが、
本来は、1.3100を抜けてしまったあの段階で、ドルカナダは上方への真空地帯への突入が決定づけられ、1.32越えまで突き進んでいた可能性もあった。
その意味で、ずるい奴らのインチキトレード(?)によって、先週はひととき救われた面もあるが、にしても、金融相場に蠢く連中は汚い。
まあ、上記はすべて自分の被害妄想のようなものばかりであるが、
実際のチャートは、それを裏付けるような動きばかりしているのだから、そうした疑念もわかざるを得ない。
しかし、昨夜の損切りはつくづくなんだったんだ…という脱力感である。
損切幅をあとわずか2PIPS下に下げていれば、損切りにヒットせず全値戻しとなっていたのである。
こういう理不尽を食らうたびに、損切りを置きたくない、という強烈な思いと抗わねばならなくなる。
ポジション
USD/CAD L 1.30645 1.30683 130686 1.30687