ユーロドル買い
本日は朝方から東京恥さらしトレードが炸裂したようだ。
東京時間早朝、イランが米軍を爆撃したとの報道で、急速なドル売り。
ドル円は108も割れ、107.60アッパーまで突っ込んだ。
その後急速に巻き返して、ロンドン時間になると、また108円ミドルも抜け
ドル円の戻りめどとみられる108.80アンダーまで上昇が突っ込んだ。
自分は、早朝の急速なドル売りを眺めつつ仮眠をとっていたが
目を覚ますと、ドル円は急速に戻していた。
よくよく考えればこの東京勢のみが勝手にパニくる恥さらしトレードの流れで、1.63にまで届こうとしてたユーロ豪ドルが絶好の戻り売りのタイミングだったが、
あの急激な巻き返しのなか売りを打ち込む勇気がなく、そのまま見逃し仮眠をとってしまった。
それを逃してしまった段階で、もう本日はユーロ豪ドルを今日は取引しずらい。
結局、行ってこい行ってこいで、
どれもこれもが昨夜の境界に近いところに戻っており、いずれの通貨ペアについてももはや優位性を感じない状況であるように見える。
そんななか本日はユーロドル買いを試すことにした。
ユーロドルは自分が年末1.1130アッパーからの売りを踏みあげ続けてきた流れからふたたび、同値水準にまで押してきている。
ほんと、年末のユーロドルの上げはなんだったんだ…という怒りしかわかないが、
昨日、1.1130あたりまで突っ込んだ時、そこでの反発は、ロールリバーサルを確認した形となることから、実は次なる買い場を探していた。
そんななか、本日は早朝のドル売りからの急速な巻き返しのなか
ユーロドルはふたたび1.1130割れを試そうとしている。
本日はユーロ円をのぞき
ユーロドル、ユーロポンド、ユーロ豪ドル、ユーロカナダなどなど
ユーロが全面的に弱含む状況となっている。
ただ、これは逆に言えば
ポンドや豪ドルカナダドルなどが強含んでいるということになり
実際、対ドルでみたとき
本日のドルは必ずしもドル独歩高というわけではない。
逆に言えば、現状の相場において、ユーロが独歩安になることも考え難い。
ユーロはここ何年もその他通貨の受け皿であり、消去法で売り買いされてきており
自らの自律性は皆無に等しいと思っている。
本日のロンドンのドル買いは
東京時間のパニック相場で突っ込んで売ってしまったドル円の売り豚どもを刈るがためのドル買いとみており
その目的も、108.80アンダーまでの跳ねでほぼロンアニの東京刈りは終了したように思う。
と思って、1.1130アッパーから売りを入れたが、日通し安値を狙われ損切の束とともに損切り…。
ほんと…くそロンアニ。
下に損切りが溜まっているであろうユーロドルは下に突っ込まれた形である。
いずれにしても、本日の相場は明確なトレンドが出たとはいえず、
あったのは、東京早朝の東京ドル売り恥さらしトレードと、それを刈っていったロンアニという構図のみである。
再三述べるが、年末のドル売り相場はアルゴやAIといった非人間のトレーディングが主であったと思うが
年が明けて人間が帰ってきた後
これら人工トレードを粉砕し続けた極みが本日であろうと思う。
つまり本日の動きによってドル売りトレンドが終わったとは思えず
むしろ本日のドル買いの動きは、
突っ込んでドルを売った東京勢を刈るための格好の巻き戻しのドル買いであり、
本来の方向ではないように思う。
ということで、現状、ユーロドルの買い。
ポジション
EUR/USD L 1.11232 1.11234 1.11261