ドルカナダロング、完敗 あらためてドルカナダ、ユーロカナダ買い
ドルカナダドルは損切ライン1.3220を割れ、ほぼすべてのポジションが損切された。
10月以降、ドルカナダの取引は、ほぼ全敗である。
売りをすれば強烈な上げを食らい負け続け、買いを選べば下げを食らって負け。
ここまで相場と真逆な取引ばかりになることが自分でも信じがたい状況である。
本日のドルカナダも昨日に続く続落で
ついに、雇用統計での急騰を全戻しする下げまで落ちてきた。
ほんと、週末の上昇はなんだったんだ…。
あのとき売り向かったショートは結果としてはすべて間違いではなく、そのままホールドしていれば、大きな利益とできていた。
そもそもここまで下落するなら、週末の急騰などまったくいらなかっただろ…としか思えない。
そんなことをいまさら悔いても仕方なく、
本日の相場を眺めてみれば、
1.6250~1.6230の値幅のなかで、再三にわたって下値が狙われた結果、結局、底割れである。
FOMCを前にしたドル売り圧力が、格好の追い風となり、ドルカナダの下値割れの売り豚のたくらみは、結局、成功することとなった。
ドルカナダのこのレンジは40時間にも及ぶものだったが、この小幅レンジの下限を、本日までで1時間足レベルで都合20回以上もアタックしていた。
レンジ期間のほぼ半分以上の時間が下値割れのアタックに費やされたのは
この結末を狙ってのものだったということか…。
結局、ドルカナダは1.32割れ、1.8180アッパーまで。
結局、先週末の雇用統計の急騰を全戻しするような下げである。
3日間維持していたレンジゾーンは上抜けるどころか下割れし、1.3220~1.3200のレンジゾーンに突入したあと、NY勢にそのレンジの下限すら割り込まれたわけである。
ここでドルカナダを売り込んでいる連中は、先週末、ドルカナダを買いまくっていいた連中と同一であるはずだ。
先週末のドルカナダの上昇も買いの超過水準を大幅に超えていくような無茶苦茶なものだったが、
本日の下落もまた、売りの超過水準を大幅に下回る滅茶苦茶なレベルにまで下落してきた。
先週まで自分は売り目線でいたが、この水準は先週時点でもあまりにも下方に乖離しすぎており、まともな戻りを待たねば売りにはとても入れない水準だった。
そこにふたたび到達するNY勢…
ほんと、おまえらすごいわ。
週末、あれだけ買い倒してきたドルカナダを、今週はこれだけ売り倒せるわけだから
その切り替えっぷりはとにかくすごいの一言である。
自分は週末、ショートがあれほど全否定されたことから
今週、またあらためてショートで入ることなどできなかった。
先週段階で、戻り売りのゾーンを1.6250アッパーに見据えていたが、
雇用統計での急騰という戻り方があまりにも尋常でなく、
これま戻り売りというよりは、下落トレンドの早期の終了さえ予感させる上昇だった。
先週の木曜、カナダ中銀の政策金利発表での下落は、
その下落が下方乖離しすぎている状況で
これもまた一方的な下落だったが、
その下落は先月までの戻り相場を考えればトレンド転換の下落としては十分にありえるものであったのに対して
先週末のそれを一気に打ち消すような上昇はきわめて異例で、
下落トレンドのさなかであれば起こりえないような急騰だった。
結果、戻り売りを待っていた自分としては
そのあまりにも急激な戻りの状況から
戻り売りどころか、むしろ買い目線にあらためることになった。
今週は買いでやられまくってはいるものの、その買い目線はいまも変わっていない。
少なくとも1.3150を割れない限りは、下落トレンドの継続性を担保することにはならない、と思っている。
もちろん、1.3150すら割れれば、さすがに現在の買い目線を改めようとは思う。
話を先週末に戻せば
週末の急騰によって、ドルカナダはいったんは大きく下放れしていた下方チャネルのなかにふたたび収まったわけだが、
本日までの下落で下落チャネルを大幅に下回った状況に回帰し、
またも売られすぎの極致のような状況となってしまっている。
金曜の急騰にしても、本日の下落にしても、どちらにしてもやりすぎである。
ドル売り相場であるにせよ
さすがにここまでの売りがドルカナダのみに徹底的にかまされるのは
先週末からのカナダの各経済指標を踏まえたときに違和感しか感じない。
カナダドルに強さを確信できるなら、
この下落も納得がいくところはあるが
先週末の雇用統計の結果
そして、今週、次々発表されたカナダの経済指標がいずれも事前予想を下回ったものばかりだったことを考え合わせると、
ここまでの一方的な売りは、カナダドルの強さではなくドルの弱さに起因しており、これもまたどこかで大きく修正されるように思えてならない。
そしてそのタイミングが今夜のFOMCになるのではないか、と思っている。
これは、豪ドルにもいえることで
豪ドルドルは本日、異常なまでに高値を追っているが、これもまた豪ドルの状況がなんら好転したわけではない。
米中交渉も合意の決定の報はなく、米株も下げている状況のなかで
豪ドルが買われる理由はなく、これもまた極端なドル売りによる上昇である。
ということは、豪ドルドルもFOMCの後、この戻り相場を一気に終えるリスクを抱えていると思っている。
今週のドルカナダは、レンジ形成からの下割れ、さらに次のレンジ形成からの下割れ…と
ドル安相場の流れに乗って、
完全にダウントレンドを作り下げ幅を広げつづけてきたのはたしかである。
そしてその下げは、すべてNY勢が作ってきた。
現状のドルカナダがダウントレンドかアップトレンドかはともかく
30PIPS以上もアゲインストを取り、結果、損切りされたわけなので、結局、自分の、見立ては完全にはずれた結果となった。
株価は軟調ながら、ドル売り相場のみにより
豪ドルドルが上値追いを繰り返し
ユーロ豪ドルは下値追いするという、
この流れも異常な状況ではあるが、
それであっても、結果、豪ドルドルの買い戻しによりユーロ豪ドルが下押ししたのは間違いないわけなので、
硬直したドルカナダではなく、素直に、1.63アンダーからユーロ豪ドルを売っていれば、先週から何度でも利幅が取れていたような状況だった。
しかもその利幅はここ数日だけで数100PIPSは軽く取れていたであろう。
そういう意味では
今週は通貨ペアの選択においても、完全に誤ったものだったということである。
膠着感と下割れを繰り返すドルカナダに対して、延々ロングをホールドしていたことは
ドルカナダの負けのみならず、その間、ほかの取引をいっさい行っていなかったことから、多大な機会損失も生んでおり、
それで勝てるならまだしも、
ドルカナダの取引に執着を繰り返し、しかもじりじりと負けを繰り返しているのだから、どうしようもない。
FOMCを前にドルカナダにわずかでも戻りを期待し、微益であってもFOMC前に撤退するつもりだったが、
ドルカナダが上げるどころか
今週初めからの売り豚どもに利するような下げを一気に取られたことには、悔しさしかない。
別に相場の上げ下げは自然現象のようなものではなく、それぞれの人為的な取引によってもたらされるものであるから
今夜の豚どもは、FOMCを前にドルカナダを下にブレイクして、最後の(?)利益をむさぼろうとしたのではないか、と思っている。
つまり、ドルカナダの下押しは、FOMCまでで、そこで一気に買い戻される、と自分はいまだ考えている。
ドルカナダは先週末の急騰の上げ幅をほぼすべて失うかのような下落をこの3日間で完成させたが、
週末の急騰となった起点レベルは割り込んでいない。
ドルカナダの下落はドル売り地合いがそうさせており、
それもFOMCまで、であると思っている。
今回のFOMCは金利据え置きが織り込まれており、おそらく今後の利下げの示唆も行われない。
となれば、ドルが売られる理由はなく、むしろ買われることとなる。
そうなれば、本日下落している米債利回りも急騰することとなり、
金利差を考えても、ドルカナダがさらに売り込まれる理由は失われる。
そうなれば、ドルカナダなど一気に買い戻しが発生するのは必至で
そのドル買い相場が示現するまでに、
ドルカナダをできるだけ売り倒し、バジェットを抜こうとした結果が、
NY時間以降の発生している極端なドルカナダの下落ではないかと思っている。
ここまで徹底的にドルカナダの売りが継続させるため、売り豚どもは、ユーロカナダですらカナダドル買いを仕掛けてきた。
先週末の雇用統計の結果以降、
カナダの経済指標はほぼすべてが事前予想を下回っており、
週末の雇用統計があれだけ悪かった結果を裏付けるような流れがずっと続いているにもかかわらず、
カナダドル買いだけ徹底して行われてきたのが、FOMCを寸前に控えた現在までの欲豚どものオペレーションである。
ドルカナダが3日にもわたって売られ続けてきたすべては、FOMC前にしたドル安相場がなせる技である。
本日中にドルカナダの1.3220の水準を割り込ませることをNY勢は全力で仕掛けてきた。
ここは今週なんどもサポートしてきた水準なので
ここを破れば買い豚のさらなる損切りが誘発されると考えられたのは間違いなく
その到達を狙い、徹底的に売り込むことに決めたのだろう。
ドルカナダの戻り相場は、既述した通り、中期的には1.3150を割れない限り有効であるという考えはいまも変わらないが
中期狙いのポジション量ではないため
1.3220以下の水準で損切りを置かざるをえなかった。
そしてそこが割られた結果、相場が走ったので3日にも及ぶしつこいくらいの売り豚どもの仕掛けは、本日結実した形である。
1.3220を割ってから、1.3180アッパーまで下げ幅を取っているので、
この売り仕掛けは教科書的なまでに大成功したブレイクアウトである。
いまさらの話となるが
週末の雇用統計での急騰は
かっこう戻り売りの場とされた形となり
週末、1.3230アッパーから1.3260アッパーまで売り上がっていたポジションを耐えていれば
月曜早々にすべてが利益となっていた結果となった。
週末にすべて損切りした自分は、もっとも高いところで損切りしたわけで、
今週は買い向かい、そこでも損失を奪われた形である。
ドルカナダは下方チャネルをまたも大幅に下抜けし、強烈なまでの売られすぎ水準に突入している。
今週に入って、売り豚どもの1.3250割れからの戻り売りが奏功して以降、
豚どもは徹底的にドルカナダを売り続けている。
何度反発しても、執拗なまでにドルカナダを売り倒していたのは
このブレイクを狙ってのことだったのだろう。
そしてそのブレイクは成功した。
おとといに引き続き、カナダの経済指標の結果が事前予想を下回ったにもかからず、ドルカナダ売りである。
売り豚どもは経済指標の結果での動きこそ警戒していたものの、そこで大きな急騰を回避できた流れから、それ以前のロンドン時間にすでに流れとしてあったドル売り相場を頼りに、強烈なドルカナダ売りを開始。
阿吽の呼吸であらゆる豚がドルカナダ売りに集結し、
指標結果とはまったく真逆な方向で、ドルカナダの下落が進み、
ついにレンジを下にブレイクされた。
月曜と同じ流れである…。
この売り一択で攻め続けるNY勢の狙いが奏功しまくることには、
悔しさしかないが、
今週守っていた1.3220水準を下抜けされてしまったことは事実で、自分の完敗である。
1.3220割れから値が走らないことから、一部い売り豚の買い戻しも入ったが
こんなところで、売り豚どもがその手を緩めないことはあきらかで、さらなる売りが積まれた。
本日の売り豚は時間との勝負である。
というのも、本日のFOMCは据え置きが確実視されており、
その流れでドル売りの可能性は低い。
ドル買いに相場が走りそうであることから
現状続くドル売り相場が続くいま、レンジブレイクしたドルカナダの相場をできるかぎり売り倒し、そこでバジェットを稼ごうとしてるのであろうと思う。
真相はともかく、
ドルカナダのレンジ下割れは、月曜に次いで本日も成功し、
そこで自分のポジションは全損となった。
ドル売り相場の流れで、豪ドルドルこそ本日は大きく値幅を伸ばしているが、
ドル円はそれほど下押ししておらず
ユーロドルもまたそれほど上値を追えていない。
そうした流れのなかドル売り相場の流れで異彩を放っているのがユーロカナダで
ユーロカナダは大きく反落している。
本日、カナダドルがここまで一方的に買われる理由は見当たらず、
FOMC前のひと稼ぎとして、カナダドルが投機取引の標的になっているのは明らかである。
カナダの経済指標の結果が堅調でないなかで、ドル売り地合いのなか、カナダドルを一方的に買い倒せば
ドルカナダが大きく下落するのは明らかで、その思惑のままドルカナダは大きく下落した。
本日はカナダドルが積極的に取引される必然性などないのに、結果としてNY時間以降の取引においては
ドルカナダやユーロカナダなど
カナダドルがらみの通貨ペアが最も値幅を作っているといってもよい。
ドルカナダはドル売り地合いから売られるのはともかくとして、
ユーロカナダまでもが大きく下落するというのは、明らかに不自然である。
ドル売り相場であるが、ドル円はそれほど落ちない。
ユーロドル、豪ドルドルはすでにあらかた上値を追っており値幅がこれ以上取れない。
ということで、狙われたのがカナダドル、であったのではなかったかと思う。
いずれにしても、こうした短期的な値幅取りの欲求から値を崩されたことによって、3日間にわたってホールドし続けたドルカナダロングのポジションが結局決壊させられたことには脱力感しかない。
今週のカナダの経済指標は
ほぼすべて事前予想を下回っているにもかかわらず、
そのたびごとにドルカナダは売られていった。
雇用統計の結果ほど悪ければさすがに売るが、
軽微な予想比悪ならば、カナダドルはまだまだ強いという判断か。
真相はともかく、ドルカナダは本日もまた下値試しされた。
本日まで延々試された1.3230より下は、40時間以上続くレンジの下限となるが
1時間足レベルで見た時
この下抜けは、およそ20回試されており、
そのしつこさはまともではなかった。
大雑把に言えば、このレンジが形成されてから
その半分以上の間、売りにさらされたということである。
もう偏執的なまでの売りで、
22時半の指標発表後に、なおも、1.3230割れの下値を試されたことで、ついにその下が決壊した。
これだけ執拗にドルカナダが売られ続けてきたということは、そんなにカナダドルは強いのか、といえば、決してそうとは思えない。
要するに、カナダドルが強いのではなく、米ドルが売られているのである。
実際、本日の豪ドルドルの堅調さはもちろんのこと
本日軟調気味のユーロドルやポンドドルも下げ幅は限定的である。
要するにドル独歩安の状況で
どんな通貨ペアであっても、対ドルで買っていく、というような相場圧力が現在あり
対ドルで劣っている通貨を探す方が困難なのが現状である。
そんなドル独歩安の流れに
カナダドル買いの投機的買いをまぶすことで
ドルカナダに最も下げ幅を作れる投機にさらされているような状況である。
ドルカナダが本日、ターゲットとされたのは、ユーロカナダをみても明らかで
カナダドル相場でもなんでもない本日の地合いに対して
ユーロカナダも一方的な下げを続けている。
繰り返しとなるが、本日、カナダドルが買われる理由はない。
カナダの経済指標も事前予想を下回り
先週末の雇用統計から本日まで、カナダに関する経済指標で良好だったものはほとんどない。
だからこそ、ここまでカナダドルが買われているともいえる。
通常、これだけカナダにとって向かい風の経済指標が繰りかえされるなら、カナダドルは売られてしかるべきである。
だから実際、カナダドルは売られているのだろうが、そこに投機のカナダドル買いが繰り出されることで、
想定外のカナダドル買い圧力によって、カナダドルの売り方は次々に損切りを食らう。
現在のドルカナダやユーロカナダの一方的な下落は、
こうした想定外の売りにさらされた買い豚どもの損切りの連鎖である。
ただ、なんの売り圧力もないなかで、ドルカナダやユーロカナダを買い持ちしている豚が損切りするはずもない。
その損切を誘発させるだけの売り仕掛けをNYどもは延々仕掛けているのである。
現在のドルカナダの売りは
カナダドルの強さに裏付けられたものではなく、ドル安相場に便乗したものであるが、
理由はどうあれ、ドル売りの流れに便乗した投機がドルカナダを売り倒せば、
買い豚は次次と損切りを余儀なくされる。
この投機の売り豚どもは、本日はとにかくめいっぱい売り続けたいと思っているのだろう。
というのも、今夜はFOMCがあるからだ。
FOMCによって潮目が変われば、
ドル売り相場というドルカナダを売り倒す口実は失われ、ドルカナダの売りの継続は困難となる。
3日にわたって保持していたドルカナダのロングは結局、損切りされ、大敗を喫したが、
FOMCを前に、あらためてロングを積みなおしている。
さらに、今回は、無関係(?)に売られ倒したユーロカナダのロングも追加している。
ポジション
USD/CAD L 1.31892 1.31883 1.31879 1.31850 1.31846
EUR/CAD L 1.46259