ドルカナダ売り

昨日は週明けでさらに月初ということもあり、

様子見でノートレードとしたが、

12月スタートはドル円の下落から始まった。

 

ISMの結果がまた悪く、トランプがブラジルあたりに関税をかけるとかなんとかで、ドル円が投げられたかたちである。

 

豪ドルは0.78に回帰し、ユーロドル他ドルストレートも堅調。

 

12月はドル安相場になるのか、と思わせる12月のスタートである。

 

そんななか相変わらずしぶといのがドルカナダ。

 

先月のドル高相場において、ドルカナダは上値を追ったが、昨夜のドル安相場においても、リスクオフぎみにカナダドルが売られ、ドルカナダは上昇。

 

ドル高ドル安と相場が変わるたび、ドル円やユーロドルなどは、ドル相場に応じた動きを見せているが、カナダドルのみどちらにころんでも売られるというありさまで、現状、最弱なのではないかと思わせるほどの弱さである。

 

しかし、現在の地合いにおいて、カナダドルのみが一方的に売られる理由が見出せず、

いまの流れは、モメンタム的なカナダドルの弱さ、ありていにいえば、プチ逆バブルのような状態がカナダドルの現在、であるようにしか見えない。

 

現在、ドルカナダはゆるやかな下落チャネルを完成しつつあり、この下落圧力がダマシでないなら、

そこにモメンタムな買い(つまり、カナダドル売り)が生じるたびに、

ドルカナダ相場は歪みある、買いの超過がポジション積み上がっていくように思う。

 

現在のドルカナダにいおいては、今月の相場がドル高であろうがドル安であろうが関係がない。

 

カナダドルという通貨は、ドル高であろうがドル安であろうが買われるときは買われ売られる時は売られるからだ。

 

先月からの相場はどちらにころんでもカナダドルは売られる相場もとなったが、

それがピークアウトさえすれば、

以後は、カナダドルはドル高ドル安関係なく売られることとなるだろう。

 

そのきっかけをそろそろ本格化してほしいと願いつつ、またものカナダドル売り。

 

ポジション

USD/CAD  S 1.33057 1.33056 1.33047 1.33040